TOPトーク専門家毎朝の思考現実世界の課題に求められるUIはこれだ08:35 10月8日 5,135再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次日本が抱える「課題先進国」の真意高齢者の生活を支える最新テックの可能性猛暑を克服する「暑さ対策テック」の進化常識を覆すデバイスUI「カナリアプラス」現実世界の課題を解決するUIの要件とはAI文字起こし(β版) # 現実世界の課題に求められるUIはこれだ おはようございます。佐々木としなおです。 日本は課題先進国ってよく言われますよね。 高齢化が進んでいる、少子化が進んでいる、同時に地方の加速化が進んでいて 様々な課題がたくさんある。 それをネガティブなこととして捉えればそうなんだけど 一方でそういう課題を乗り越えていくというのは 日本は先んじてやっていけるという可能性があるんじゃないか。 だから課題の先進国でもあるので、その課題がたくさんあることを盛り上げて これを解決する手段を日本が技術開発していこうというのが 課題先進国という言葉の意味なわけですよね。 例えば高齢化が進んでいるんだったら 今までだったら家族が高齢者をお世話をする みたいなのが昭和の時代の当たり前だとすると 今後は多くの高齢者が単身というか一人暮らしになっていくだろう。 だったらそれをどうやって見守りするか。 突然倒れたりとか病気になったりした時に。 そこに技術の開剤する余地があって 例えば今だったらアップロッチみたいなスマートウォッチをみんなが装着することで 常時心拍なんかを測定し 今後は血圧だったりとかどんな風に食事をとっているのか 栄養状態はどうなのかということをあらゆるセンサーで測定し それをクラウドに集約することによって それぞれの個人が今どんな健康状態かをテックで把握する みたいなことも可能になってくる。 もう一つの可能性としては気候変動があると思っていて 近年猛暑がすごいじゃないですか。 今年は東日本、東京はわりに涼しくて過ごしやすかったんだけど 西日本はひどい猛暑で 熊本も地震の後被災されている人々が本当に熱くて大変だったって話がありますよね。 来年以降もどうなるかわからない。 おそらく猛暑の季節は今後も続くであろうと言われている。 そうするとこの猛暑にどう対応するか。 ヨーロッパなんかはもともと暑くなかったので いきなり猛暑がやってきて本当にエアコンも普及しなくて大変だと。 一方で日本は早くから夏の暑い季節にどう対応するかって 長年かけて考えてきたところがあるのでエアコンも普及しているよね。 とはいえ屋外で働く人にとってはエアコンがないからどうするか。 近年は空冷服とか水冷服とか いろんな体を冷やす装備が出てきたりとか ある意味暑さに耐える対処テックみたいな 猛暑テックというかそういう分野の技術もますます進化していき 様々な技術開発が行われていくだろうなって期待できると思うんですね。 その一つに今回お仕事で試す機会があった 暑さに対するテックのデバイスで カナリアプラスという手首装着型のデバイスがあるんですね。 これについての記事をノートに書いてみたので よろしければ読んでみてほしいんだけど かなり面白いです。このカナリアプラス。 基本的には温度を測定するセンサーが 手首型の非常に軽いデバイスの中に内蔵されていて 体の深部体温、つまり体内の体温を測って それによって熱中症になるかどうかというところを 事前にアラートを出してくれるという非常にシンプルな機能のデバイスなんですが これの一番感動したのはUIの作り方なんですよね。 従来我々が考えていた、例えばスマートフォンだったりスマートウォッチだったりという そういうテックのデバイスってやはり使いこなすのはかなり難しいですよね。 アップルウォッチを長年使っていていつも思うんだけど これって誰にでも使えるものじゃないよね。 時計として使うだけなら誰でも使われるんだけど いろんなアプリをインストールしてどうやって使うかって考えだすと 結構リテラシーが必要だよなと思う。 スマートフォンとかもそうですよね。 単に電話をかけるだけだったら簡単なんだけど LINEとかメッセンジャーとかを入れるだけでも多分一苦労するだろう。 そういうリテラシーが必要なデバイスっていうのは テックの世界に慣れている人であれば全然気にならないだろうけれど それが現実世界、課題先進国日本では 別にテックに詳しい人だけが課題に巻き込まれているわけではないわけだから そこには老若男女、若い人からお年寄り、さらには子供、そして外国人の人まで あらゆる人がそこに関与してくる っていうところを考えなきゃいけないなと思うんですよね。 そういう時にこのカナヤプラスが面白いのは 例えば一つ、これ記事にも書いたんですけど 電源スイッチがオンしかない。つまり電源オフにできないんですよね。 なぜかというと、電源オンオフとかやると オフにしたまま忘れちゃう人が出てくる可能性がある。 だから一旦夏の季節が始まる、例えば6月ぐらいにスイッチをオンにしたら もうその季節が終わるまでずっとそのまま電源を入れっぱなし 電池がちゃんと夏を終わりまで持つようなことになっていて それ以上何もしなくていい。 つまりオンオフとかしなくていい。充電もしなくていい。内蔵のボタン電池だけ。 普通にコンシューマー向けの製品だったらやっぱり充電できた方がいいよね。 USB-Cのジャックが欲しいとか 非接触で充電できたとかいろいろ考えるんだけど これも例えば現場仕事、どこかの工場で 1000人ぐらいの人が使うとする。 じゃあ毎朝みんなで充電しましょうとかなったら 1000人の人がUSB-Cの電源をみんなで共有すると考えただけで 充電は無理だよねって分かりますよね。 だったらもう一層夏の間だけ電源オンにしっぱなしにして 使い切りにした方がいいっていうね。 考えてみればそりゃそうなんだけど言われてみないとわからない。 これもUIなわけですよね。電源オンのみでオフもない、充電もない。 アラートも音と光とバイブレーションだけで画面も何もないんですよ。 でも変に文字を出そうとすると、日本語だけではダメだよね。 今、日本の様々な現場には外国人の人もたくさんいらっしゃるから そういう人たちに若いようにすると多言語対応しなきゃいけない。 多言語対応するとどうやって切り替えるんだ。 そしたらそこにスイッチとか必要じゃないかみたいな面倒なことになってくるから だったらもう言葉のいらない音と光とバイブレーションだけでいいじゃない。 というふうにシンプルに考えていく。 こういう我々が生きている物理空間で誰もが使うデバイス それによって課題先進国である日本の様々な課題を解決していくためには どんな人でも使えるようにしなきゃいけない。 という前提でデバイスを開発しなきゃいけないんだなという。 テックの世界にどっぷり浸っている僕みたいな人間から見ると そういう作り方があったんだ。 UIの根幹を揺さぶれるような面白さがこのカナリアプラスにはありました。 その辺の話を含めて、カナリアプラスの開発企業の代表にもいろいろ話を聞いているので よかったらこのノートの記事を読んでみてください。 こういうのが日本の企業から出てくる、ちゃんと作れるというのは 課題先進国、日本の未来を乗り越えていくために すごい期待できるものがあるなという感じがします。 ではまた明日。 もっと見る #PR 毎朝の思考佐々木俊尚08:351.現実世界の課題に求められるUIはこれだhttps://note.com/sasakitoshinao/n/nf8ca709bdfb0コメント感想・質問・応援メッセージを書こう たけ一昨日ハードは故障を防ぎ間口を広げるためあえてシンプルに徹し、運用を支えるソフトやデータ蓄積で他社が追いつけない厚みを作る。シェアを握るほど実践データが溜まり参入障壁が高まる仕組みは、本当によく練られていると感じます。こうした先行優位のデータ資産が欲しい競合は、もはや会社ごと買収するしかありませんね。ハードの強みを活かしつつ、それを動かす現場データで唯一無二の模倣困難性を築く戦い方は、今後の日本のものづくりが目指すべき一つの方向性かと感じました。返信 ルーチ10月8日システムはハードもソフトもシンプルであるほど、壊れにくい(箇所が減る)し、ランニングコストも安く済む場合が多いと考えています。ただし、現実では市場競争のために、この考えを維持し続けるのが難しいとも感じます。シンプルであるほど、競合が出てきた時にすぐ似たような製品が出てきやすいため、価格競争に陥ります。差別化をしようとするとどんどんシンプルさから遠ざかることになります。需要がある場合、独占が早いか、競合が出てくるのが早いかでしょうか。資金力があるところが参入すると、一気に占めてしまうのが辛い。2返信 イワタイ10月8日多くの課題があるからこそデバイスなどの細かな技術力で世界と勝負できる国になれると良いと感じました!1返信
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シンプルであるほど、競合が出てきた時にすぐ似たような製品が出てきやすいため、価格競争に陥ります。差別化をしようとするとどんどんシンプルさから遠ざかることになります。
需要がある場合、独占が早いか、競合が出てくるのが早いかでしょうか。資金力があるところが参入すると、一気に占めてしまうのが辛い。