TOPトーク専門家毎朝の思考農水大臣辞任と美人投票の共通点08:43 一昨日 4,523再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次柳野農水大臣辞任 発言の真意は?昭和の利益誘導政治と現代の変容政治家の「力」と美人投票の共通点株式市場と新聞に潜む「幻想の力」美人投票が示す「時代の残滓」と未来AI文字起こし(β版) # 農水大臣辞任と美人投票の共通点 おはようございます。 佐々木敏直です。 1ヶ月ぶりぐらいに長野軽井沢の拠点に来ていて まあそろそろ紅葉が始まるかなっていう感じなんだけど この標高1000メートルのあたりでは まだまだ緑が濃い感じですね。 意外にね、平日だっていうのに観光客の人がすごく多くて 何なんでしょう、まだ時期早いんじゃないかと思うんだけど でも9月ね、1ヶ月ずっと首都圏あたりは雨が続いて 割にうつうつとした感じだったので 10月に入っていい天気が続いてるから 気持ちよく旅に出たいっていう人が増えてるのかなっていう そういう要因もありそうな感じがしますよね。 さてここ数日の政治の話題っていうと 柳野農水大臣が辞表を出してついにお辞めになった。 最初のニュースの文春新調か 自分が予算を増やしたり減らしたりとかして 市町村がもらえるはずだった予算を減らしたんだ みたいな話をして 今時そんなことをやってる人がいるのかって 多分政界の現状に詳しい人ほど そんなこと誰もやってないだろうっていう反応が多かったんじゃないかな 野党は一斉にそんなひどいことするなんて反発してたんだけど そう言ってる人たちだって今時そんなこと政治家やらないだろうって 思ってたんじゃないかなとは思うんですよね ひょっとしたらやってたのかもしれないんだけど それはかなりあったとしたらレアケースだし 驚くべき話である ただ実際には高市総理がですね 国会で答弁されてたように なんかやってもないことをやったって言って 自分を大きく見せようとしたんじゃないかと そういう出現だった可能性は僕も極めて高いなというか そっちの方が納得できる感じはありますよね こういう公共工事の予算とかを誘導するっていうのは 本当に1970年代田中角栄総理大臣の時代に わーっと盛り上がって あの頃は太平洋ベルト地帯って言われる 太平洋側の工業地帯に予算がかなり重点的に配分されていて 日本海側割に屋台にされていた高度経済成長の中でね 田中角栄新潟出身のお彼は いやいや新潟を始めるとしたら日本海側を盛り上げないといけないんだと だから太平洋側の予算だけではなくて 日本海側にも橋や道路のようなインフラをちゃんと作るべきだと 言って予算を振り向けようとしたんですね その構想自体は正しかったと思うんだけど 一方でそれによって 地元の自分の息のかかった土権業者に利益誘導をするっていう構図が生まれてきて これが政治の腐敗につながっていったわけですよ だから70年代80年代ってのはそういう政治の腐敗が盛んに行って 利益誘導政治がもう日常惨事だった 80年代ぐらいに入るとそれに対する反省から 公共工事を減らして利益誘導をやめようという急になり 2000年代のコンクリートから人へというようなダムとか公共工事を減らそうという流れになり 今はだから地方逆に公共工事が減りすぎていてですね インフラ整備もままならないという状況になっている 実際以前よりもそういう予算の配分や使い道への透明化とか 監視みたいのはすごく進んでいてですね そんなに恣意的な利益誘導はできないよねっていう常識ではあるわけなんですよね だから結局今回の柳田さんの言ったことというのは何なのかっていうと その高橋さんが言った通りにやってないものがないことをやったといって 自分に力があるように見せようとしたと もともと柳田さんというのはですね あの栃木県の渡辺王国って言われたね 渡辺一郎さんってほら我に口の悪いような有名な昭和の政治家がいて その息子さんはみんなの党を作った渡辺義美さんでですね 2代続いて非常に強い選挙で強い力を持っていたですね 渡辺王国だったんだけどそこに柳田さんが挑んで 30代の若さで渡辺義美さんを下してですね 精神な空気を吹き込んだみたいな感じの構図になってたんですよね だからある意味昭和の政治を打ち破った若い政治家っていう役回りだったんだけど まあちょっとそこから先は推測でしかないんだけど そうはやっぱり時間がないところで結構苦労されてですね なんとか自分の力の強さを見せつけようと思って 逆にそういう発言をしてしまったのかなっていうふうにも感じるんですよね 実際には政治力なんかないのに自分には力があるぞと見せつけることによって 周りの例えば土権業の人たちとか行政の人たちは 山さんにはそんな力があるのかというふうに怯える なんかこれって経済学でいう美人投票の話にちょっと似てるなぁと思ったりした 美人投票っていうのは 美人コンテストをやると自分が美しいと思った女性に票を入れるんじゃなくて おそらくみんなが一番選びそうな人に票を入れるっていうそういう心理が働く そうするとなんとなくこの人が一位になりそうだっていう幻想が その人を本当に一位にしてしまうっていうような そういうことが起きるわけなんですよね これが株式市場にも当てはまるよね 本来株式市場の株価っていうのはファンダメンタルズだったりとか いろんな業績あるいは発明アイデアみたいなものに投票しなきゃいけない それに買いを入れなきゃいけないんだけども なんかこの企業の株は上がりそうだって多分みんな考えてるだろうなと思ったら そこにみんな入れてしまう だから根拠がなくても実態がなくても株価上がってしまうっていうのは そういう美人投票的なもののおかげであるっていうような話が起きます 実態がなくてもそこに幻想があればそれが力を持っているに見えてしまう っていうのが美人投票 これまさに柳川和夫氏の政治力みたいなものと同じ構図なんじゃないのかなと思う さらに言うと今の新聞が置かれている立場も結構美人投票だなと思うんですよ 新聞って2000年頃の一番前世紀の頃は全国で5000万部以上読まれてて ほとんどの家庭が取っていると言っても過言ではなかったんだけど 今や総部数は3000万部を切っていて取ってないうちも非常に多い だから社会の影響力で言うとものすごく低下している SNSの方がよっぽど影響力強いと思うんだけど でも長田町とか霞が関つまり政治家とか官僚の世界では普通に新聞はバンバン読まれている そうすると国民への影響力があるかどうかっていうよりも あの狭い長田町霞が関する世界の中では なんとなく新聞が影響力があるように見えてしまう 有権者の影響力よりもその狭い圏域の中での影響力があるんじゃないかという 幻想の方が力を持ってしまう構図になってしまっていて だからまさに今の新聞の影響力というのも美人投票っぽいなって感じはするんです いずれにしろ新聞の力にしろ利益誘導の政治家の力にしろ どちらも昭和の時代のある種の残渉というか残り火というかそういうものであって 時間とともにやがてそういう利益誘導なんてものは忘れ去られ 新聞もいずれ滅んでいく状況の中では 新聞の力も実態とともに消えていくだろうと 幻想も消滅していくだろうなというふうには思います 美人投票の幻想という話でした ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:431.農水大臣辞任と美人投票の共通点コメント感想・質問・応援メッセージを書こう fuk35一昨日毎日Voicyを楽しみにして聴いています。今回のお話も興味深く拝聴しました。政治家、特に野党の方達はマスメディアが騒いでいるものが有権者が一番優先して欲しい事だと思っているのではと感じています。でも実際は優先順位としては下の方であることが多いのではないでしょうか。福島原発事故の後の国政選挙で元県知事が代表が立ち上げた政党が原発廃止のワンイシューで戦って惨敗しだのがいい例ですね。最近なら裏金問題より経済問題が最優先というのを野党がわかっていないことです。返信
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政治家、特に野党の方達はマスメディアが騒いでいるものが有権者が一番優先して欲しい事だと思っているのではと感じています。
でも実際は優先順位としては下の方であることが多いのではないでしょうか。
福島原発事故の後の国政選挙で元県知事が代表が立ち上げた政党が原発廃止のワンイシューで戦って惨敗しだのがいい例ですね。
最近なら裏金問題より経済問題が最優先というのを野党がわかっていないことです。