TOPトーク専門家毎朝の思考図書館に人生を助けられた少年期の話08:46 17時間前 2,605再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次少年期の苦境、唯一の逃げ場父に禁じられた読書と秘密『赤毛のアン』に見た希望とは書籍は唯一の親友、心の友AIと書籍、心の拠り所の変遷AI文字起こし(β版) # 図書館に人生を助けられた少年期の話 おはようございます。 沢木敏直です。 軽井沢の我が家は 浅間山の山陸にあって、だいたい標高1000メートルちょっとぐらいかな 1100メートルぐらいでしょうか。 すぐ小川、小さな小川が流れていて、結構ね 小川っていうよりも沢ですよね。 浅間山の中腹からずっとここに繋がってきてて 湯川っていう川に流れ込んでいる。 小さな沢なんだけど 土砂災害の危険があるっていう 指定はされていてですね、結局浅間山が噴火したら 噴火にせき止められた水が流れ込んで土石流になる可能性があるっていうことなんですよね。 だから最近噴火はあまりしてないんだけど この静かな土地も常に浅間山がいつ噴火するんだろうってことを 警戒しながら生活していかなきゃいけない。 日本全国はそういう警戒しなきゃいけないところはいたるところになるなと思います。 だいぶ秋も深まってきて 4,5日いるだけなんだけども、紅葉が根強に進んできてるな。 同時にこの時期って夏の間は軽井沢って工事しないっていう 自粛性的なルールがあるので9月10月ぐらいから一気にいろんな工事が始まって 今日もずっと1日どこかで、これチェーン草ですよね。 多分宅地に別荘を建てるので 立木を切り倒して整地している工事をどこかでしてるんじゃないかなと思う。 今日話そうと思うのは図書館の話です。 今日紹介した記事で あなたが自殺をしようと思うならまず図書館へみたいなね、そういう 言葉があって 図書館ってのは救われる場所だよねって話。 でも実は、あなたが自殺を考えているなら図書館へっていう言葉の語源が全然違うかったっていう そういう解き明かしの話なんだけど でもやっぱり図書館に救われるってのはあると思うんだよね。 すごい昔の話、僕は小学生の頃なんだけど 学校で結構いじめられてて 家でもですね、母親が再婚して 僕の両夫ですよね。義理の父親になった人は結構乱暴な人ですね。 よく殴られたりとかして、もう本当に逃げ場がなかった。 唯一逃げ場があったのがやっぱり書籍だったんですよ。 でもかといって自分で本を買うお金なんか小学生には到底ないので 最初は学校の図書室。 でも小さな図書室じゃなくて、読めたそうな本はそんなにたくさんないから そのうち世の中には私立図書館ってものがあるってのを知って 当時愛知県の豊田市っていう豊田自動車の本社がある町に住んでたんだけど そこの近所の私立図書館の文室に通うようになったんですよ。 しょっちゅう本ばっかり読んでるもんだからそのうち父親が怒り出して お前そんな大人ならんぞ本ばっかり読んでたら と言って本を読むのを禁止された。というか図書館に行くの禁止されたんですよね。 これはとても悲しくてどうしていいかわかんない。 でもやっぱり本が読みたいので 当時ちょっとだけ友達に誘われて釣りとかしてたから 自転車の荷台に釣り道具をくりつけて 今日は釣りに行ってきますって言って 家から自転車で走り出してこっそりその私立図書館の文室に行って 釣り道具は自転車にくりつけたまま置いて本をずっと読んでた。 どんな本を読んでたのかもう忘れたりしたんだけど 例えば人参っていうねフランスの小説 いじめられる子供の話とかを読んで 同じ境遇だなあっていうふうにちょっと涙を流したりとか あるいはこれもうちょっと経って中学生ぐらいになってからなんだけど カナダの赤毛の庵っていうね 普通だったら少女小説と言われる部類なんだけど これがね男の子の僕にものすごく心に刺さって 何が刺さったのかっていうと こんなにいい人たちがいっぱいいる世界はこの世にあるんだっていうね もちろん小説の中の世界なんだけど やっぱり赤毛の庵って世界的なベストセラーになるだけあって すごく筆地が巧みでですね 美しくて素晴らしい文章なんですよね 翻訳で読んでも だからもう一気に引き込まれて 本当に庵の中に出てくる主人公の庵だけじゃなくて 様々な人たちに心惹かれですね こんな人たちの中で暮らしたらきっといいだろうなと 静かで豊かな生活を送れるだろうなっていう憧れの思いと そして今自分が置かれている状況に対する苦痛みたいなものと それらのものが混ざり合って本当に何とも言えない 共鳴するものがありました 以来ずっと書籍ってのは本当に 小学校の後半から中学そして高校に至るまで 自分にとっては唯一とも言えるぐらいの親友で もう本が読めるさえすればあとはもう何もいらないや 高校の頃になるとだんだんだんだん政治的に傾斜してきてですね あんまり小説は読まなくなり 一方で当時70年代の半ばぐらいなんだけど 1970年前後にベトナムの平和を市民連合 略してベヘーレンという活動をしていた小田誠さんの本をすごい読みださったりとか あるいは当時からかなり南海で有名だった大井健三郎さんの本を読んだりとかね これは小説ですけどね 思想的な本を結構読むようになって なんかある意味今の時代におけるAIと同じような立ち位置なのかなという書籍には 本当に単なる入門書とか実用書とかではなくてちゃんとその世界観が書かれている その世界観を描いている本であればやっぱり一つの人格みたいなものを持っていて 人と人のコミュニケーションがあるように 人と一冊の本の間にも豊かなコミュニケーションってあるんだなっていうね 本が友達っていうのは単なる抽象的な概念として言ってるだけじゃなくて 本当にこの一冊の本があれば今の自分の苦境も耐えていけるって思えるぐらいの 心の友としての存在の意味っていうのはすごくあるなぁと そんな難しい言葉遣いしなくても当時本当に自分にとっては心の拠り所だったなと思うんですよね だからAIも同じように今やっぱり書籍よりもさらに全面に出てきて 人々の拠り所になっている部分がある それをAIに耐えるなんていうかねAIに支配されているっていうのは簡単なんだけど でも様々な苦境に陥ってる人にとっては AIの存在ってのはとってもとっても心強いものだろうなと思うんですよ それはかつて僕が10代の頃本を心の拠り所にしてたのと全く同じことだなと思う だからコミュニケーションというのは人と人の間にあるだけじゃない 人とAIの間にもあるし人と本の間にもあるよねと 日本のヤオルズの神の感覚で言えば 本との関係もAIとの関係も人との関係も同じフロットな地平につながっている感じっていうのは あるんですよね そうやって本を読み続けてきて今でもやっぱり 良い本に出会うとね 本当にこれは心の友になる本だっていうふうにつくづくと思ったりするわけです 今日は本の話でした。ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:461.図書館に人生を助けられた少年期の話コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 回鍋肉5時間前私の出身地はまあど田舎ですが、図書館は、この言い方は適切かどうかは分かりませんが、田舎にしては充実している図書館でしたふと思うと、図書館は、私が実感した、初めての身内以外の社会だと思いますその図書館の一角に、昔、耳の不自由な人が働く喫茶スペースがありました小学校の授業でその方から話を聞く機会もありましたその上で、語彙が増えた今でも、「弱者」と人を呼ぶ感覚が分かりませんだってその人は家庭を築き幸せだから「皆違うがそれが何?」という私の考えの源泉です1返信 Ryokonbu14時間前図書館施設に少し関わってるものとして、襟がしまる話でした。図書館の存在意義など、現在改めて方向性を模索している時期ですが、やはり人を救える場所なんだな、と気持ちを新たにできました。ありがとうございます。7返信 yuka miyagawa15時間前佐々木さんの個人的なお話を伺って勝手に距離感が縮まった気がしました。図書館や映画館は周りに人がいても自分だけの世界に入れる場所ですよね。没入感。それでいて世間からも孤立していない空間。誰とも言葉を交わさなかったとしても、そっと見守られている感じがします。10返信
図書館に人生を助けられた少年期の話 9分・17時間前・ 2,605再生AI目次少年期の苦境、唯一の逃げ場父に禁じられた読書と秘密『赤毛のアン』に見た希望とは書籍は唯一の親友、心の友AIと書籍、心の拠り所の変遷
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ふと思うと、図書館は、私が実感した、初めての身内以外の社会だと思います
その図書館の一角に、昔、耳の不自由な人が働く喫茶スペースがありました
小学校の授業でその方から話を聞く機会もありました
その上で、語彙が増えた今でも、「弱者」と人を呼ぶ感覚が分かりません
だってその人は家庭を築き幸せだから
「皆違うがそれが何?」という私の考えの源泉です
図書館の存在意義など、現在改めて方向性を模索している時期ですが、やはり人を救える場所なんだな、と気持ちを新たにできました。ありがとうございます。
図書館や映画館は周りに人がいても自分だけの世界に入れる場所ですよね。
没入感。それでいて世間からも孤立していない空間。誰とも言葉を交わさなかったとしても、そっと見守られている感じがします。