TOPトーク専門家毎朝の思考「プライバシー切り売り」文章の限界とは07:02 20時間前 2,449再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次プライバシー切り売り文章の限界経験と哲学を繋ぐ文章の真価AIが紡ぐ個人体験コンテンツAIが欠く統一的視点と当事者性ミクロとマクロを結ぶ思考の深化AI文字起こし(β版) # 「プライバシー切り売り」文章の限界とは おはようございます。砂木としなおです。 文章を書く仕事をしていると 自分自身のことを書くのか、それとももっとマクロの視点で概念を書くのか 割に二つの方向性があるんですよね。 僕はその二つをきちんと結びつけるのが大事だなと思っていて どっちか片方だけに勝てよってしまっても面白くないなと思うんですよ。 やっぱり概念だけを書いていると AIの時代になってますますそこの説得力がなくなっていくというか 概念だけだったらAIに書かせればいいじゃんって話になっちゃうと思うんですよね。 そこに生身の人間としての様々な経験とか 地に足について感じたこととかを組み合わせることによって 初めて人間としての信頼が生まれ説得力が生まれてくるというのはあるんじゃないのかな。 一方でマクロの話、自分ごとの話だけ書いていく。 これはやっぱり共感やすいし いわゆるパトス感情に訴えかける部分が多いから 割に多く読まれるんですよね。 でもこれもやりすぎるとどんどんプライバシーの切り売りになっていっちゃう可能性がある。 割に落とし穴にはまる書き手っていうのは僕は多いなと思っていて 例えば自分の夫の話を書くとか家族の話を書くとか子供の話を書くとか そうすると次々プライバシーの切り売り的に面白いことが起きないかなみたいな それこそ極端に言えば 嫌いになっていないのに離婚してみてその離婚の話を書いたりとか そういう事だってできちゃうわけですよ。 実際そういう方向に突っ走っていっちゃうライターっていうのは結構いる。 こういう事を言うとジェンダー的に問題があるかもしれないけど 女性ライターにそういう人は多いという印象はありますよね。 もちろん面白いと言う人もいるかもしれないけど 僕は自分の書く文章としては 体験とかプライバシーの話とかを書きつつ そこからどうやって何かをすくい上げて概念に結びつけていくのかっていう その哲学や思想との橋渡しをする部分にこそ実は価値があるんじゃないかなと思っています。 演劇と機能みたいなものですよね。 演劇だけだと説得力がない。 だから機能的な具体的な話から持っていく必要があるんだけど 具体的な話だけで終わってはダメで 機能的にそこから一つの統一した世界観とか哲学とかに ぐっと修練されていくというか そういう形の文章がいいなとは思うんですよ。 しばらく前にエヴェックスの代表の松浦雅人さんが ノートの記事を書いてすごいバズっていて 過去の自分の体験した壮絶な話とか面白い話がいっぱい書かれてるんだけど 途中で実はこれ私が書いたのではなくて全部AIに書かせましたというふうに 曝露されてみんなが驚いたという感じがあった。 実際AIはそこまで書けるようになっている。 自分が過去に経験したこと あるいはそれをメールの中から勝手にピックアップしてくれる。 gmailとかとチャットGPTを接続しておけば 勝手にチャットGPTが自分の過去のメールの中から面白いエピソードを拾ってくるみたいなのができる。 あるいはその様々なSNSを接続しておけば SNSの自分の投稿の中から面白い話を引っ張ってくるということができる。 そうするととにかく自分の様々な体験、経験みたいなものを AIに食わせていけばいいじゃんっていうね。 そうすると自分の経験したことの中から面白い話をどんどん コンテンツとして生成してくれてそれをバズらせることができるんだ。 それでページ量が増えるなら嬉しいって人もいるだろうから そこは決して僕は否定しないんだけど でもそうやってプライバシーの切り入れだけをしていくと もうひたすら、さっきのわざと離婚するみたいな話じゃないんだけど 面白い経験を探しまくってですね AIにそれを食わせることだけが生き甲斐になっちゃうみたいなのは あんまり健全じゃないかなっていうね。 自分の経験の中から、ある意味絞り取るより 自分の人生哲学なり世界観なりを 紡ぎ出していくっていうね。 この作業にこそ 実は人間の AI時代にも残る人間の書き手としての価値があるんじゃないかなとは思うんですよね。 うん。 AIってのは割に断片的なものなわけですよ。 膨大な世界中のデータから学習し、そのデータの中から 様々な傾向や特徴みたいなものを抽出してそれを出してくれる。 自分の過去の人生の中から面白そうな話をピックアップしてくれる。 でもそうやってピックアップされたものを どうやって自分の当事者性みたいなものと結びつけて だから自分はここに生きているんだっていう 自分自身の人間としての生きている姿みたいなものに結びつけるというのは やっぱり人間しかできないことで そこに統一性があるのが人間だと思うんですよね。 AIはバラバラのものからバラバラのデータを拾い上げて そこに何らかの意味を作るんだけど そこには当事者性はない。AIは生きていないからね。 でも人間はそのバラバラの人生の中から紡いであげた一つの世界観 しかもその世界観は自分の身体によって獲得されたものである。 そういう統一感がすごく大きいんじゃないかなと思う。 だからやっぱりどこまで行っても ミクロとマクロを結びつけて ミクロとマクロを結ばれることによって 初めて自分がそこにいるんだという 統一性が生まれるという話になっていくんじゃないかなと思うんですよね。 自分で言っても概念的すぎて分かりにくい話だったかもしれないけど プライバシーの切り売りと純粋な概念との間のブリッジ 橋渡しみたいなものこそが実は大事だという話を 最近とても考えています。 この話はまだ消化不良なところもあるので もう少し考えてまた喋りたいと思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:021.「プライバシー切り売り」文章の限界とはコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 回鍋肉14時間前聞いていて思ったのが、プライバシーと言いつつ切り売りしているの「『自身』ではない」な、と例えば、ヒロミさん松本伊代さん、さんまさん大竹しのぶさんはお互いがお互いをネタにしているのは知っていますし、周りもその関係性を知っていますその塩梅がミクロとマクロを繋ぐということでしょうか先日のアベプラでのマイナンバーの件、佐々木さんの「自分が不要だからといって社会の不要にしてはいけない」という言葉身内と自身を判別出来ない歪さが、却って社会と自身を判別出来なくしてしまった結果なのでは返信 yuka miyagawa17時間前投稿のために虚偽の離婚。虚しいですね。いつか辻褄が合わなくなって自分が苦しくなるような気がしますね。2返信 武井義勇(たけいきゆう)18時間前先日の佐々木さんのVoicyを聴いて、知と知を結びつけることが大切なのだと改めて感じました。具体化と一般化を繰り返しながら、自分を掘り下げていきたいですね。1返信 daigo19時間前手段の目的化みたいな話ですかね。友達同士の話題のネタに欲しくもないもの買う人とか、配信のために毎日ラーメン食べ続けるYouTuberとか、各個人がどう思ってるかは知りようもないですが、もしかして本来の目的見失ってる?とふと思う場面は多いですね。つまんないAIドラマのCMもきっとすごい速度で進歩していくだろうし、無理に切り売りする創作活動には見切りをつけて、程々の自己顕示欲で生きていきたいです。4返信
「プライバシー切り売り」文章の限界とは 8分・20時間前・ 2,449再生AI目次プライバシー切り売り文章の限界経験と哲学を繋ぐ文章の真価AIが紡ぐ個人体験コンテンツAIが欠く統一的視点と当事者性ミクロとマクロを結ぶ思考の深化
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その塩梅がミクロとマクロを繋ぐということでしょうか
先日のアベプラでのマイナンバーの件、佐々木さんの「自分が不要だからといって社会の不要にしてはいけない」という言葉
身内と自身を判別出来ない歪さが、却って社会と自身を判別出来なくしてしまった結果なのでは
いつか辻褄が合わなくなって自分が苦しくなるような気がしますね。
具体化と一般化を繰り返しながら、自分を掘り下げていきたいですね。
つまんないAIドラマのCMもきっとすごい速度で進歩していくだろうし、無理に切り売りする創作活動には見切りをつけて、程々の自己顕示欲で生きていきたいです。