TOPトーク専門家毎朝の思考「戦争反対」は普遍だが、その道程は単一ではない09:41 昨日 3,903再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「戦争反対」普遍論の盲点ウクライナ侵攻が示す抵抗の価値抑止力と巻き込まれるリスクの均衡憲法9条が果たすべき役割とは?多角的視点から導く平和への道AI文字起こし(β版) # 「戦争反対」は普遍だが、その道程は単一ではない おはようございます。 沢木敏夫です。 ここ数ヶ月、 戦争反対という言葉がものすごくインターネット上で飛び交っていて 戦争反対なら 高市政権をやめさせるのが当然だろうみたいな、そういう感じで 訴えている人たちが結構たくさんいるんですけれど そうすると高市政権を支持している人は 戦争に賛成なんじゃないか みたいな、そういうロジックになるわけなんですよね。 実際今の日本で 世論調査はいろいろ数字を出ているんだけど だいたい前世代平均すると60%ぐらいが高市政権を支持している。 20代とかに限ると下手すぎると90%とか相当高い支持率を維持していて 若干の増減はあるんですよね。 ちょっと前だと高市政権の改正問題で 女性天皇を認めるかどうかというので少し支持率が下がったりとか 今回の農水省の公鉄で若干下がったりとかいろいろあるんだけど まあまあ高止まりしているという状況なんだろうなと。 さっきのロジックでいうと、日本人の6割は戦争に賛成しているのか 20代の9割は戦争に賛成しているのかというと そんなわけはないわけなんですよね。 今の日本でそもそも戦争に賛成している人なんて いなくはないだろうけどすごい少ないんじゃないかなという そういう世論調査は見ないですよね。あまりにも自明のことすぎて。 戦争してはいけないというのは基本的には非常に普遍的な原理である。 それに意を唱える人はほとんどいないということだと思います。 ただしそこに理由法はいくつかあって 例えばウクライナ振興のように 攻めてこられたら戦う必要があるんじゃないかと。 そうするとそこではある意味戦うということは肯定しなきゃいけない。 戦争は反対するんだけれども 侵略戦争には抵抗する必要があるというふうに考えている人は 多分ウクライナ振興以降では相当多いんじゃないかなと思うんですよね。 実際にそれで降伏したらどうなるのか。 日本は一度だけ降伏している。 つまり太平洋戦争が終わった時にアメリカ軍に降伏したんだけど やっぱりあの当時のアメリカは非常に理念に燃えた若い国だったので 日本を良き国にしようというので日本軍機構を作り 農地解放だったりとかいろんなことをやって 日本民主国家に変えていくということをここで見た。 だから我々日本人にとっては戦争が終わってやってきた新中軍ですよね。 征服してきた軍隊に対してあまり悪いイメージは持ってない。 でも実際にそんな風に征服され侵略されたことによって良かったことなんて 過去の人類歴史でいうと非常に稀であって 大抵は悲惨な虐殺だったり抑圧だったりとかいろんなことが行われるわけですよね。 実際ウクライナでもロシアに奪われた領土では ウクライナの子どもたちがロシア寮に連れ去られて愛好教育を受けさせられたりとか あるいはプチャの虐殺みたいなことが起きたりとか そういうようなことも起きているわけだから 抵抗する戦い、反撃することについては賛成である。 つまり反戦だけどそこは留保付きだよねっていうことがあると思うんです。 もう一個重要なポイントとして、戦争をしないためにどうすればいいのか。 反戦という言葉、戦争は嫌っていうことはすごく普遍的な理念であるとしても どう戦争を止めるのかっていうある種戦術レベルの話。 そこに行く道のりについての議論は、実はそこは多様なんですよね。 必ずしも一本の道のりだけがあるわけではない。 一つの考え方としては抑止が必要だよね。 もし日本が日米安全保障条約がなくなって アメリカ軍が日本列島から撤退してしまって米軍基地がなくなったらどうなるか。 そうすると自衛隊だけで日本は守れるのか。 アメリカが大きな軍隊を日本の国土に置いているからこそ 誰も攻めてこないんじゃないのというのが基本的に翼主力の考え方。 アメリカの核の重ね守られているというのもそうですよね。 一方で米軍基地があることによって 例えばもし仮に米中間で戦争が起きたら 中国は当然米軍基地を狙うであろうと そうすると米軍基地の周囲にある日本の領土は巻き込まれるんじゃないかという議論も当然出てくる。 これも決して可能性がないわけではない。 そこは両方ともあり得るよね。 翼主力にもなり得るし巻き込まれることもあり得るよね。 ではそこをどこでバランスを取るのかということが必要な議論であって どっちかが正しいわけではないと思うんですよね。 翼主力が全てを救うというか 翼主力があれば戦争しないで済むというふうに言い切れるかどうかは非常に難しいところである。 でも一方で日本には憲法9条から戦争しないで済んできたんだというロジックもあって これは確かにある意味 戦後日本が侵略戦争を起こさないという歯止めになっているのは間違いないことだったろう。 ただ一方で日本が侵略されるという想定はあまりされてこなかった。 なぜかというと日本はアメリカの核の加算に守られ 同時にかつての中国や北朝鮮はそれほど日本に対して侵略するなという意向を示すような国ではなかったんですよね。 それほど70年代80年代ぐらいのパンダ外交とかで言って 中国は非常に有効的な国だと思われていた。 北朝鮮にしても核開発を始めたのは2000年代に入ってからなわけですから だから日本にとって仮想的というのは 当時のソ連だけであり、そしてソ連はアメリカが冷戦下で退治していたので そこは日本が全面に出なくてもアメリカが守ってくれるだろうというロジックがあった。 というところで言うと侵略される心配がない状況の中で 我々は侵略しませんよというところでの救助の意味があったんだけど 侵略されることを防ぐことができるかというとこれはやっぱり無理だよね。 ただこういう国ですよと我々は戦争する気ありませんよというメッセージとして打ち出す その価値は僕はいまだにすごくあると思うんですよね。憲法救助というのは。 だからこそ自衛隊も国防軍ではなくてセルフデフェンスフォースで自らを守る部隊であると。 侵略戦争を起こすための軍隊ではないということを 名称からもずっと括弧に向かって打ち出しているわけで だから救助に価値がないわけでは僕はないと思うんですよね。 だから抑止も必要である、あるいは巻き込まれる可能性もある でも憲法救助というある種の理念みたいなものがあると。 いろんな要素が絡み合っている中で じゃあ今どうやって戦争を起こさないで済むかという道筋を あらゆる側面から議論していくということが非常に重要であると。 だからその絡みでいうと、今安全保障法制を 安倍政権の時に新しく作って その流れでずっと安倍さん、岸田さん、そして今の高市さんと 徐々に防衛費を増やし さらには原子力潜水艦を作るかどうかということも ゼロベースで議論しましょうという話になってきたりしている。 これは抑止をしていくときちんとね。 もはやアメリカは本当に耐えられるかどうかわからないから 日米関係はきちんと重視しつつ 一歩足立法ではなくて他の国、NATOとか あるいはオーストラリアとかインドとかそういうところを仲良くしつつ 日本でも独自の軍備をきちんと持っていくって方向にしていこうとするわけで 抑止の観点から言えばこれは戦争を止めるための 一つの大きな取材になっている。 ただこれが本当に戦争を止めるかどうかわからないよねって 議論はすべきなんだけど でも今高市さんがやっている 安全保障についての取り組みが イコール戦争をしようとしてるんだっていうのは ちょっとあまりにも飛躍しすぎて ついていけないなって感じはするんです。 もう一回言っておくけど、戦争反対は普遍的な理念として考えていいんだけど そこに行く道筋は抑止だったりとか理念だったり いろんなものが絡まってきているので そこは一個一個解きほぐして解像度を上げつつ どういう道がいいのかっていうのを議論していく。 つまり多様な議論が必要であって 決めつけては良くないよねっていうことだと思います。 と言ってもなかなか通じないんだけどね。反戦を欲しいな人には。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:411.「戦争反対」は普遍だが、その道程は単一ではないコメント感想・質問・応援メッセージを書こう 回鍋肉昨日佐々木さんがよく仰られるアイデンティティポリティクスの行き過ぎや金太郎飴化、戦争反対のみならずあらゆる場面で起きていると思います例えば、「多様性」についても、一概に括ってはいけないという理念で、性だったらLGBTとか、細分化した結果、細分化した枠内を一概に括るし、そもそもそれ以外を「マジョリティ」と一概に括るのの何処が多様性なのでしょうか多様性も普遍だと思いますが、だからこそ「みんな違ってどうでも良い」なわけで1返信 俊尚 佐々木5時間前多様性という人に限って多様性がない……ですね。 しゅうめい昨日安倍政権から、ずっと戦争仕掛けるのが日本からという理論に疑問で、戦争反対には同意だが、その運動には乗れないという感じです。防衛力が必要という認識はウクライナとロシアの戦闘で、多くの人が気が付いたので、余計に運動に乗れなくなったのかも。6返信 俊尚 佐々木5時間前私もそう思います。1
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例えば、「多様性」についても、一概に括ってはいけないという理念で、性だったらLGBTとか、細分化した結果、細分化した枠内を一概に括るし、そもそもそれ以外を「マジョリティ」と一概に括るのの何処が多様性なのでしょうか
多様性も普遍だと思いますが、だからこそ「みんな違ってどうでも良い」なわけで