161.古今和歌集 恋四より、儘ならなくなった仲を嘆く恋の和歌
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木曜日は恋の古典文学。本日は古今和歌集恋四から和歌を三首ほどお届けします。
- 08:303.
紀貫之〈いにしへになほ立ち返る心かな 恋しきことに物忘れせで〉、読人しらず〈形見こそ今は仇なれこれなくは忘るる時もあらましものを〉、読人しらず〈いつはりのなき世なりせばいかばかり人の言の葉嬉しからまし〉。
- 00:134.
次回は日本古典の名言です。
コメント

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「なほ立ち返る」「形見こそ」に象徴されるような、嗚呼、あの頃の恋心はまだ残っているのに、気がつけば、想い人は遥か遠くに過ぎ去ってしまった。
そう自らの若き日を、「なほ立ち返って」裕子さんの解説を拝聴しました。
古今和歌集には、こんなきめ細やかな句が詠まれていたのですね。
でもまだ私自身、あのトキメキは忘れてはいないのです。
この恋心を秘めつつ、これからも、裕子さんの解説する「恋の古典文学」を楽しみに拝聴します。
吉田先生が「ひかるげんじが..」と
言われた瞬間、
「ここで、光GENJIぃ!?」となって、慌てました。
「それはないよな、
でもあるかもな」
と思いました。(笑)
「いつはり」と「うつろひ」を比べてこの3首目のような歌を詠んだ時期もありますが、
いま思えば理屈っぽく、だからといって京極派のように「理屈っぽいのに沁みる」ほどに洗練されてもおらず、言いたい事を言っただけの未熟な歌だったな、と思います。