167.暑い! この気持ちを言語化してくれている夏の俳句をご紹介
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水曜日のテーマは季節の和歌・俳句です。俳句から暑い夏を詠んだ句をご紹介!
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万太郎 またしても愚痴を言ふなり汗拭ひ、立子 暫くはあつき風くる団扇かな、青畝 乱心のごとき真夏の蝶を見よ、安住敦 世にも暑にも寡黙をもつて抗しけり、楸邨 炎天の一隅松となりて立つ、相生垣瓜人 この家を侵しなれたる西日なり、蕪村 夏河を越す嬉しさよ手に草履
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三鷹駅前のびのび句会やってます!
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明日は恋の古典文学です。
コメント

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夏のあつ〜い情景を詠んだ句、どれも共感できます。
私は、まだ浄化が進んでいない、昭和50年代に、多摩川のそばで育ちました。
ヘドロだらけの川には、学校から「入ってはいけません」とお達しが出ていましたが、構わずに、クラスメート20人ぐらいと連れだって、よく川遊びに行ったものです。
蕪村さんの句が、懐かしさを蘇らせてくださいました。
安住敦さんのように、世にも暑にも「寡黙をもつて 抗うしけり」の境地には至らず、ヘッドフォン型のファンを首にかけ、日々移動しています。
夏の暑さの詠まれることはほとんどないかと思いますが、
俳句では(俳諧も? )そうした部分が緩和されたのか、暑い夏を「暑い」と詠むものも多いのですね。
立ちのぼり南のはてに雲はあれど照る日くまなき頃の大空
行きなやむ牛のあゆみにたつ塵の風さへあつき夏の小車(をぐるま)
どちらも『玉葉集』入集ですが、当時異端的とされた京極派の和歌集のこと、主流だった二条派に
「撰者の為兼は歌がわかっていない。過去の大歌人の歌であっても撰んでよい歌といけない歌があるのに」
と「牛のあゆみ」の歌の入集が攻撃されたそうです。
そのくらい、暑い夏を「暑い」と詠むのは和歌文脈で珍しかったのだなあ、と。
やはり「言葉」で気持ちは持っていかれるなあ、と思いました。
与謝蕪村の俳句は、蕪村からの施しのようですね。
夏河を 越す嬉しさよ 手に草履