TOPトーク専門家細野豪志の今日も元気に!「同性婚を認めないのは違憲」という札幌高裁判決の重大な意義を解説します16:23 2024年3月18日 9,277再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次札幌高裁の判決、その重大な意義とは同性婚訴訟、地裁判決との違いは憲法24条1項と2項、解釈の転換点憲法14条1項「法の下の平等」との関連性今後の展望と、私たちへの問いかけAI文字起こし(β版) # 同性婚に関する地裁レベルの判決の解説は↓ おはようございます。細野剛史です。 昨日は自民党大会がありました。これまで私も何度か出てきましたけれども、 今年の大会は今までになく完走でしたね。 これまではやはり結構目立つ人がゲストに来たり、様々な演出があったりしたんですけれども、 今年は基本的には一切なしと。 もちろん党大会ですので、いろいろ決めなければならないことがあるのでね、 それはしっかりとやっていましたけれども、もうそれ以外はなしというですね、裏側の問題を汎用して簡素な大会になっていたかなというふうに思います。 これは昨日ですね、プレミア妄想で話していますので、できればそちらで聞いていただきたいと思うんですけれども、 全体の印象で言うとですね、岸田総裁は全く気持ちが折れていないと、このことだけは確認できたかなというふうに思いますね。 最後に演説をしたんですけれども、その中身というのはですね、自民党総裁の演説というよりは岸田文雄さんというですね、 政治家としての思いをそこに込めたという、こういう感じでしたね。 これよしよしいろいろ評価があると思うんですけれども、その気持ちをやはり岸田総理は、総裁はですね、 党員の皆さん、国民の皆さんに伝えたいということだったと思うんですよね。 したがって、今年の秋には総裁選挙があるので、そこで交代なんじゃないか、みたいな声もですね、 ちらほら聞こえたんですけれども、そういう気持ちは岸田総裁の中には、みじんもないということだと思います。 場合によってはですね、早い時期の解散総選挙も視野に入れているのではないかと、自分が政権を立て直し、裏金問題を乗り越えてですね、 そして解散総選挙を打つということで、腹を決めてんじゃないかなと、そんな印象もありましたね。 いろいろ皆さんの評価は分かれるところだというふうに思うんですけれどもね、政治家っていうのはこれぐらいの鈍感力はなければならないのかなと思いながらですね、 昨日はこの党大会に参加をしてまいりました。 今日ですね、皆さんにお話をしたいと思いますのは、先週出ました札幌公裁の判決なんですね。 同性婚を認めていないことは憲法違反だという、非常に注目すべき判決が出ました。 昨年もですね、私この話題で話してまして、地方裁判所のレベルではですね、昨年いろんな判決が出まして、かなり波紋を読んだんですね。 ただ今回は公裁ということでですね、地裁のレベルとはずいぶん意味合いが異なります。 地裁というのはですね、それぞれ裁判官の個人の個性が結構出るものなんですね。 ですから、通常の例えば判例とは異なる判例というのは、結構地裁レベルでは出るんです。 ただ公裁となってくると、全国でもそれぞれ地域に一つしかありませんから、地方に一つしかありませんから、 そこで出る判決というのは、今の裁判所、さらに司法ということに関しての基本的にオーソドックスな判決が出るんですよね。 そこでこの同選考の問題について、これが認められていないことは憲法違反だという判決が出たと、この意味合いは決して小さくない。 そしてその中身もですね、極めて注目すべきものですので、今日はその解説をしたいというふうに思います。 # 札幌高裁の判決のどこが画期的なのか 今回の札幌交際の判決なんですけれども、交際の判決ということですのでね、これまでの地裁レベルと比べても非常に重たいということはもちろん大前提なんですけれども、 この判決の中身そのものもですね、かなり踏み込んでるんですね。2つの面で地裁レベルからさらに踏み込んだというふうに言えると思います。 まず、違憲だと判断をした憲法の条文がありまして、その範囲が拡大したんですね。 具体的に説明をさせていただきますと、まず24条の1項、ここは公因の自由について定めた条文ですけれども、憲法にはこう書かれてるんですね。 公因は、両性の合意のみに基づいて成立する。この両性というところが1つの争点になってくるんですけれども、 この考え方というのは、戦前戦中の家制度というのがありましたので、この家制度に基づいて親が判断した相手と結婚するという考え方ではなくて、 それぞれの個人の考えを尊重するということなんですよね。ただ、個人の考えを尊重するということなんだけれども、 両性の合意ということで書いてますので、これは男女の間での結婚ということを前提としていて、 同性同士、ゲイであるとかレズビアンの人たちのことを想定をしていないということで、この条文に反していけんということではないと、 逆入ならば合憲だというふうに、これまでの地裁レベルでは言われてきたんですね。ところが、今回の札幌公裁ではですね、これにも反しているということなんですよね。 その背景としては、こうした性的少数者に対する社会的な理解が進んでいるということを踏まえた条文になっています。 そうした状況を考えるとですね、ここの両性というのはあくまでそれぞれ個人ということを言っているのであって、男女ということを意味しているのではなくて、 男性同士、女性同士であっても、この二人が合意をしているのであれば婚姻は成立するという考え方を取ったんですね。 おそらく今回の札幌公裁が最も画期的なのは、24条1項にも反する、違憲の状態が続いている、違憲だということを言ったということが、まず一つ挙げられるというふうに思います。 そうなりますと、他の条文ですね、二つ目の条文としてご紹介したいのは、24条の2項なんですけれども、これは個人の尊厳について定めている条文です。 憲法にはこう書かれています。婚姻や家族などの事項は、法律は個人の尊厳と両性の平等にして立脚して、無平等に立脚して制定するとされているんですね。 婚姻というのは非常に重要な個人の決定ですよね。それは個人の尊厳と両性の平等に立脚して制定するとされていて、これについても札幌公裁は違憲だという判断をしています。 これまでの地裁レベルの判決はここは分かれていましてね、名古屋地裁なんかは違憲だという判決をしてきたんですけれども、 他の裁判所では合憲であるとか、違憲状態だということで、ここまで言い切ってないんですけれども、今回の札幌公裁はこれについても違憲ということで判断をしました。 考えてみたら、これは当然といえば当然で、婚姻の自由に反しているということで言っているんだから、その婚姻を選択する個人の尊厳に反することも明確だということで、 24条1項2項両方のこの条文に反して、憲法の条文に反して、今の状態は違憲だということを言い切ったわけですね。 ここはですね、名古屋公裁の判決の一つの大きな特徴だと思います。そしてもう一つ14条の1項、これは法のもとの平等について定めた条文ですけれども、 国民は法のもとに平等で、信条や性別などで差別されない。これは憲法の基本原理の条文なんですね。これまでも札幌地裁や名古屋地裁では、この部分が違憲だという判決が下されてきたんですけれども、 今回の札幌公裁でも、ここも違憲だという判決がされました。24条というですね、個人の尊厳や婚姻に関しても違憲。そして14条の1項の法のもとの平等というですね、極めて重大な憲法原理に対しても違憲ということですので、 さあ、これはですね、我々も本当に真剣に考えなければならないところだというふうに思います。今日は解説ここで止めたいと思うんですけれども、今このLGBTをめぐる問題についてはですね、性同一性障害、いわゆるトランスジェンダーのこの違憲判決が既に出てますのでね、それについての対応ということで、自民党内でもかなりですね、検討が進んできてるんです。 政府内でも法務省が主に対応することになるんですが、頭を悩なしながらですね、男性から女性に先転換する場合、女性から男性に先転換する場合もですね、生殖機能を除去しなくても先転換を認めると、戸籍上ですね、そういうもうこれは最高裁判決が出ましたから、対応しなければならないという状態なんですね。 それに加えて同性婚の問題が今回非常に大きくクローズアップされてきたということなんですね。この2つはですね、無関係なようで極めて密接に関係をしていまして、そしてこれからのですね、同性婚をめぐる判決というのも非常に注目されるところなんですよね。 この辺りはですね、非常に込み合ったところで、説明も若干時間がかかりますし、あとはですね、是非踏み込んで知りたい方々に聞いていただきたいというふうに思いますので、明日のですね、プレミア放送で解説をしていきたいというふうに思います。 個人の尊厳という意味でもですね、法の下の平等という意味でも大変重要な論点ですし、皆さんもしかしたら気が付いていないかもしれませんけれども、必ず皆さんの周りにはゲイとかレズビアンの人がいます。多くの方々はカミングアウトできていなくてですね、自分の中で情報を伏せていると、こういうケースがほとんどですね。是非皆さんにですね、自分事として考えていただいて、明日のプレミア放送を聞いていただきたいというふうに思います。 # プレミアム放送で同性婚について更に深堀り↓ 先週からですね、多くの皆さんからコメントを頂いておりますので、その中で何人かご紹介したいと思います。 まず、コウイチ・オノさん。この方は去年の6月のですね、同性婚を認めないと憲法違反ということで、 地裁レベルの判決を説明をしたこの放送に対して頂いたコメントです。 ホソンさん、ありがとうございました。僕はゲイの当事者で、いつか結婚したいと考えていました。 ホソンさんの説明を聞いて、とっても嬉しい気持ちになりました。いろんな意見があって、僕も良いし共感しました。 全員と仲良くはできませんが、その中で尊重し合えるといいなと感じています。 素晴らしい投稿をありがとうございましたということですね。この方はゲイをカミングアウトされてるんですね。 ここでね、非常に皆さんに注目をして頂きたい部分があるので、それをご紹介をしたいと思いますね。 全員と仲良くはできませんが、これポイントなんですよね。 よくですね、このLGBTの問題、ゲイとかレジビアンの皆さんの問題なんかをですね、こうやって議論すると、私には理解できませんとか、 私はそういう人とは仲良くなりたくありませんという人がいるんですよね。 誤解を恐れずに言うと、私それでもいいと思うんですよ。 この方もですね、ゲイの当事者なんだけども、全員と仲良くできないとおっしゃってるじゃないですか。 でも考えてみたらね、全員と仲良くできる人なんていないでしょう。 当然性格が合わない人もいるしですね、例えば共通点がない人とはですね、なかなか大人になったら、そこまで無理やり話さなくていいでしょうと。 これは別に悪いことじゃないんですよね。 例えばゲイやレジビアンの人に対しても、そういうふうに思う人がいること自体はですね、私は否定できないと思うんです。 私は友人いますけど、別にみんなに友達になってもらいたいとは、私もそれほど思わないんですね。 ただ、例えば差別的な言動をするとか、それを口に出すとかですね、それはやはり個人の尊厳に反しますよね。 ですからみんなで仲良くしましょうなんてですね、そんな理想的なことを言ってるのではなくて、 ゲイとかレジビアンの方々が、この校長の寒いと言われますけれども、いつか結婚したいと。 これは誰しもですね、結婚したくないという方もいらっしゃると思いますけど、多くの方々が思うことなわけじゃないですか。 それをゲイの人は選択できない、そういうことが法的にできない。 そしてそのことによってですね、これ6月の放送で言ったんですけれども、 税制の様々な優遇措置ですよね、扶養控除であるとかですね、第3号扶保険者であるとか、 あとは企業によっては扶養手当ありますよね、そういうの一切受けられないっていうのは、あまりにおかしいのではないかと。 こういう部分についてのみコンセンサスがですね、取れないだろうかというふうに思うんですよね。 ですから、この小市小野さんがおっしゃっている部分というのは、この問題をめぐる大きなポイントだというふうに思いましたのでね、私の方で説明をさせていただきました。 その他、原発事故の不の遺産ということで、日本の食品の安全基準の問題を説明しましたら、 多くのプレミアムリスナーの皆さんからコメントをいただいております、アゴヒゲさん、フネコンさん。 フネコンさんはね、妊婦健診にもコメントをいただいていましてね、お金がかかるので躊躇する人がいるって言うんですよね。 そしたら産経づいちゃって、危なかったというような話をされていまして、これまずいですよね。 妊婦健診、これね負担軽減、私もう一度チャレンジをしてみたいというふうに思います。 そしてウエジさんからもコメントをいただいてましてね、この方は救急医さんなのかな。 高齢者への高度医療に課題を感じている市も多いですが、家族希望、病院収益、年齢の適応基準がないため、疑問を持ちつつ実施のケースが多いです。 英国のような医療の費用対効果評価が十分でないのが原因の一つですが、そのためのデータも個人の紐づきがなく、予後や経過が終えません。 マイナ保健所に期待しています。 NDBデータは使用可能ですが、ハードルが高く普通の研究者では手が出せません。 もっとデータがオープンになり、客観的研究が蓄積されれば、社会が納得する基準ができると思います。 少しだけ解説をしますとね、結局そのデータがあれば、それは高度医療として意味がないとか、この医療はひやめて重要だということで、 全ての人に、それこそ、どんどん高度医療でお金がかかるというような状況を防ぐことができるんですよね。 それをやるのに、このマイナカードというのは、保健所というのは、ものすごく大きな効果を発するんです。 ビッグデータになりますから。 日本人全体の傾向とか、その結果とかを検証できますからね。 その意味合いというのは本当に大きいと思いますね。 その上で、家族の希望であるとか、本人のご希望であるとか、それをしっかりと踏まえて判断ができれば、ここまで、例えば高度医療にお金がかかる、 もしくは、高齢者の方だけに医療費がかかるという状況は、脱せれるのではないかなというふうに思いますね。 そしてそれが、例えば病院の収益に結びついていて、やると病院がモーカルということになると、どっちにしてもそっちに偏りますから、 そこは政治がしっかりと是正をして、適正な医療が行われるように、しっかりと制度を運用していく必要があるなというふうに思っております。 上地さん、専門的な観点からのご意見、ありがとうございます。 また茶畑さん、よぴらさん、ゆうずきさん、まんまんさんからもコメントをいただいております。 すべてのコメントをご紹介できませんけれども、いただいたコメントをしっかり読ませていただいております。 改めて感謝申し上げます。 いよいよ春らしくなってきましたね。 花粉も絶好調で飛んでおりますが、それはそれで措置をしながらですね、春を楽しんでいきたいなと、そんなふうに思っております。 それでは今週も、そして今日も元気にいってらっしゃい。 もっと見る #LGBT #同性婚 #細野豪志 #今週注目すべき政治ニュース #憲法違反 細野豪志の今日も元気に!プレミアム放送配信中!03:381.同性婚に関する地裁レベルの判決の解説は↓https://r.voicy.jp/RY91BdeyVqG06:372.札幌高裁の判決のどこが画期的なのか06:103.プレミアム放送で同性婚について更に深堀り↓https://r.voicy.jp/YQm44ldLm2Wコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ツッキー。2024年3月24日同性婚を認めないは違憲との判決でましたね。細野さんは今後どのように法律改正に動かれるのでしょうか?1返信 ツッキー。2024年3月24日聴き始めたばかりですが、BGMが大きすぎて トークが聞づらいです。1返信 NT2024年3月20日同性婚→私は恋愛対象は異性ですがそれはたまたまそうなだけ。婚姻の自由を奪う権利は誰にもないと思いますマイナ保険証→夫が勤務医ですが、救急受け入れ時病歴やアレルギーなど情報がほぼない状態で処置しているよう。マイナ保険証に反対している人たちはこの綱渡り医療の状態に賛成なのでしょうか。プライバシー保護を気にする人ほど紙にパスワードをメモするようなリテラシーが低い人が多いです妊婦健診→不妊治療を経て今妊娠中ですが、どちらも完全に保険適用にすべき。補助金を追いかけるように医療機関が医療費を上げます。2返信 ともすけ2024年3月19日今回も大変学びになりました。いつもありがとうございます。『全員と仲良くはできませんが』というお言葉、とても印象に残りました。これは不思議と私の心を軽くしてくれる言葉です。『価値観は違っていい』『あなたの価値観はそうなんだね』って自分とは違う価値観に穏やかに接することができるような気持ちになりました。5返信 秋葉ヲヲヱル2024年3月18日好きに生きたら良いと育てて貰い、ただし他人も好きに生きることを認めるんだよ、と親父の背中が語っていた気がします。自由人の親を見て、なるほど?!と思いながら40代を過ごしています。みんな違ってみんないい。他人をどうこう言う人は大概ヒマ人だと思っています。8返信 もっと見る
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『全員と仲良くはできませんが』というお言葉、とても印象に残りました。
これは不思議と私の心を軽くしてくれる言葉です。
『価値観は違っていい』『あなたの価値観はそうなんだね』って自分とは違う価値観に穏やかに接することができるような気持ちになりました。
みんな違ってみんないい。他人をどうこう言う人は大概ヒマ人だと思っています。