TOPライフスタイルメンタル・心理学僧侶邦元の「すわらない坐禅」谷川俊太郎さんが亡くなり考えたこと09:57 2024年11月26日 126再生 問題を報告する 再生する シェアする 谷川俊太郎さんの詩から学べることAI目次谷川俊太郎さんの訃報に寄せて詩に込められた「言葉」の真意とは「幸せ」の真実は言葉では語れない言葉の限界と体験の大切さ仏教的視点から見た言葉と体験AI文字起こし(β版) # 初めのあいさつ 僧侶方言の座らない座禅。私は遠通じ住職方言と申します。 学校の先生もやっています。この番組は人生における様々な悩み、問題、苦しみを解決するためのヒントを伝えする番組です。 また子育てや教育、人育てについて仏教的視点からお話ししています。 # 谷川俊太郎さんの詩 先日ですね、谷川俊太郎さんがお亡くなりになられたというニュースを耳にしました。 私にとってはですね、そんなにこう、谷川さんをなんか特別に見ていたという記憶はないんですけれども、 小学校の教科書にたくさん出ている名前で、よく知っている名前でありました。 特に詩人というよりも、どちらかといえば翻訳をしている人というようなイメージが強かった。 みなさんも知っているようなお話、多分多くの方が知っている、スイミーというお話の翻訳をしているということで、 その印象が私の中では強かったんですけれども、有名な詩人の一人であったということで、 そういう方が亡くなられたというニュースがあったわけです。 それをきっかけにというか、どんな詩があったのかななんてことで見返していた中で、 幸せについて書いてある短い詩がありました。 ちょっと読んでみます。 幸せについて、一度でも生で幸せを体験していれば、言葉の幸せの嘘に騙されることはない。 たったこの短い言葉、これ詩と言えるのかわからないですけれども、そういうものを見つけました。 この幸せを生で体験していれば、言葉の嘘に騙されることはない。 言葉の幸せの嘘に騙されることはない。 なんかこれすごく真をついているというか、そんな気がしました。 言葉というのは、私よくこのボイシーでもお話ししているんですけど、道具でしかないんですよね。 何かを表現するための道具。 詩人で言葉を巧みに操って詩を書いている方が、言葉の幸せの嘘ということを言われている。 言葉というのはどこまでも道具でしかないということをちゃんとわかった上で使っていられる。 まあそういうことなんでしょうね。 あるニュースの中で扱われていたインタビュー。 亡くなられるちょっと前ぐらいの、多分昨年の映像だと思うんですけど、 2022年か、昨年、一昨年なのか、2022年だと。 亡くなられる前に書かれた詩、国営という詩集ですかね。 その中についてお話をされているインタビューがあって、 どういう気持ちでその詩を書いたかと、詩集を作られたかっていう話の中で、 できるだけ言葉を少なく使わないようにというのかな、 言葉をたくさん使わないようにして表現したっていうようなことを言われていたんですよ。 今の時代、本当に言葉に溢れていて、嘘もたくさんあるし、 本当のことか嘘のことかわからないほど情報が溢れていて、 そういう世の中に対して、あえて言葉を少なくして表現したいというようなことを言われていた。 そういうインタビューを見たんですけど、まさに言葉っていうのは、 私自身も今こういうふうに言葉を使って表現してるんですけど、伝えようとしてるんですけど、 幸せっていうこともそうだし、リアル、事実、本物っていうのも言葉では表現できないんですよね。 その感じた幸せっていうのは、どう足掻いても体験でしかないんですよね。 例えば、食べ物の味、食べたものの味を表現するっていったって、 なんとなく相手に想像させるような言葉使いで、できるだけ相手に伝わるように表現するんでしょうね、言葉で。 食レポとかね。 だけどどこまで行っても、それはその味がしてくるようなことはないんですよね。 その言葉を聞いていいだって。 それほど体験とずれているんですね、言葉っていうのは。 だからそこのことをよくわかってられる方なんだなっていうふうに思いました。 ですから、あえて詩人といってそれを言葉で表現し続ける。最後の最後まで言葉で表現し続ける。 けれどもそれは事実とは違うってことをちゃんとわかっている。 けれども、どうにかそのニュアンスを近づけるようと最後までされていたんじゃないかなと。 そこで最終的にできるだけ言葉を少なくするっていう方法を取られた。 これはですね、大事なことというかですね、 たくさん人に伝えるためには、たくさんたくさん言葉を重ねてしまうのが我々なんですけど、 そうじゃないのかもしれないと。 やはり言葉は少なく、実際に自分で体験してもらうっていうことが、 本当の学びとか幸せとか救いとかっていうことになるんだろうなっていうふうに思うんですね。 物を買ったりとか、言葉で表現したことではどこまで行っても救われない。 本人が体験しない限り救いはないわけじゃないですか。 そういうことですよね。 仏道修行っていうのは、本人が自分で修行して自分を救う道じゃないですか。 人に救ってもらう道じゃなくて、自分自身で自分自身を救う、そういう道なんですよ。 だから確実だし、間違いのない道なんですよね。 言葉ではない、不流文字って言われたように、言葉を学ぶんじゃないと。 自分で体験して、体感して、そして気づいていく、そういう道なんですよね。 まさに谷川俊太郎さんが感じてきた、人生の中で気づいてきたことそのものなんじゃないかなって、そんなような気がしました。 今日はですね、そんなところでですね、言葉少なく短めの配信ということで放送させていただきます。 その言葉からですね、自分なりにどう体験していくか、何を見つけていくか、そういう工夫が必要なんでしょうね。 ぜひそんなつもりでですね、今日聞いていただけたらというふうに思います。 # 終わりのあいさつ それでは今日も聞いていただきましてありがとうございます。 何か皆さんも考えたこと、思ったこと、それから谷川さんの死のことでですね、 何かご感想などありましたらですね、ぜひお寄せいただけたらと思います。 私自身も勉強になりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 それではまた次回お会いしましょう。さよなら。 もっと見る #禅 #仏教 #詩 #谷川俊太郎 #お坊さん #虚空 #邦元 僧侶邦元の「すわらない坐禅」プレミアム放送配信中!00:281.初めのあいさつ09:012.谷川俊太郎さんの詩00:293.終わりのあいさつコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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