第519回:見つけた人の名を、つけなかった梨――二十世紀梨
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「名前」をめぐる連作の最終回。明治のなかば、13歳の松戸覚之助が、親戚のごみ捨て場から芽を出した梨の苗を見つけます。10年かけて育てた末に実った新しい梨は、やがて「二十世紀」と名づけられました。見つけた人の名前でも、育てた人の名前でもなく、まだ誰も生きたことのない時代の名前です。自分の名を残さず、未来へ名前を差し出すこと。7回の連作のしめくくりに、手渡す利他を見つめます。
利他ラジオ
松島靖朗@おやつのおぼうさん
- 01:101.
オープニング
- 04:352.
自分の名ではなく、これから来る時代の名をつける
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