TOPライフスタイル子育てレールの外の幸福論ラジオ#129 「高望みしないことだよ」〜子どもの進路に、つい高望みしてしまう親の心理〜12:03 9月24日 643再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次母の一言『高望みしないことだよ』親が高望みする4つの心理的背景不安、見栄、同一視、条件付きの愛高望みしない=現在地を受け入れる母の穏やかさの秘訣と自己受容の心AI文字起こし(β版) # チャプター1 みなさんこんにちは、編集者・不動産投資家の加藤ひろ子です。 今日のテーマは、子供の進路についたかのずみしてしまう親の心理です。 夏休みに久しぶりに実家に帰省した時、母から不意にかけられたある言葉がずっと胸に残っています。 子育て真っ最中の方も、もうお子さんが大きくなられた方も、それからご自分のお母さんやお父さんのことをふと思い出す方も、よかったら聞いてみてください。 うちの息子は小学校5年生と6年生の時に最初の不登校になったのですが、6年生から週に2回個別塾に通って、大学まで続く付属の中学校に入りました。 自分で行きたい学校を選んだこと、同じ小学校から来る子が少なくて環境が大きく変わったことなどから、中学生になると登校できるようになって親子でほっとしました。 進学という意味でも、よっぽどのことがなければ系列の大学に入れる学校だったので、この子の将来はひとまず安心かな、子育てが半分終わったというような気持ちさえありました。 ただ、中学2年生の冬くらいから息子はまた学校に行けなくなりました。 2度目の不登校です。担任の先生は息子のことを気にかけてくれる優しい先生でしたが、ダメでした。 そこからは本当にいろいろなことがありました。 2度目ということで、1度目の時ほど動揺はしませんでしたが、せっかく入った中学を辞めるときは、息子より私の方が後ろ髪を惹かれるような気持ちでした。 そして今、息子は大学生になっています。 息子が自分で調べてここが良いと決めた小さな大学で今2年生です。 なんだかんだ言いながらも休まず通っています。 今年はサークルを立ち上げて、サークル長として毎月イベントを開催しているそうです。 今年の8月、私は久しぶりに1週間くらい実家に滞在したんですが、母とおしゃべりをしていたときに息子についてこんなことを話したんです。 確か、いとこたちの大学の話になったときだったと思うんですが、 あの中学を辞めていけなければ、うちの子ももっと良い大学に行けたのになって、少し残念な気持ちになることがあるんだよね。 こういう気持ちを外に出すことは普段はないんですが、母とは話しやすいので、つい出てしまう言葉でした。 なんか、いとこたちが良い大学に行っているとか聞いたら、ちょっと比べてしまったんですよね。 そしたら母が、いつもの穏やかな調子でこう言ったんです。 気持ちはわかるよ。でも、たかのぞみしないことだよ。 たかのぞみなんて他の人に言われたら、もうすごく恥ずかしくなってムカッとしそうですが、このときは心の底から本当にそうだよなと思いました。 そして私はそこに、母の愛情と母がいつでも穏やかにいられる秘訣を見た気がしました。 今日はこのたかのぞみについて少し掘り下げて考えてみたいと思います。 そもそも、どうして親は子供の進路にたかのぞみをしてしまうんでしょうか。 全員じゃないですけどね、私のお友達でも本当に子供が元気でいてくれたらそれがいいって心の底から言っている方もいます。 でもそうは言っても、やっぱり多いのは親と同じ、親以上の進学先を選んでほしいという方が多いような気がします。 この親のたかのぞみについて少し調べてみると、心理学的にはいくつかの背景があるそうです。 今日はそれを4つ、私自身のことに重ねながら紹介してみようと思います。 1つ目は将来への不安です。今の社会って先が見えないですよね。 良い学校に行っておかないとこの子が苦労するんじゃないか。 そういう不安があるからこそ少しでも安全な道を歩いてほしいと願う。 これは子供を守りたいという気持ちの裏返しでもあると思います。 だから決して悪い気持ちではないんですよね。 ただ不安が大きすぎるとその分期待のハードルもどんどん上がっていってしまい、気がついたらそれがたかのぞみになっているということがあるんですね。 2つ目は自分の夢や悔しさを子供に重ねてしまうという心理です。 心理学では同一視と呼ばれているそうなんですが、親が子供をまるで自分の一部のように感じてしまうことがあるんですね。 自分が学歴やキャリアで悔しい思いをしたから子供には同じ思いをさせたくない。 あるいは子供の成功を自分の子育ての成果のように、トロフィーのように感じてしまう。 これを聞いてドキッとする人って意外といるんじゃないかなと思います。 私も小学校で不登校になった息子が受験して希望の中学に入れたとき、よかったねという気持ちのほかに、私ちゃんと子育てできているよねという自分を讃えるような気持ちがあったことは否定できません。 3つ目は周りからどう見られるかという気持ちです。 親戚の集まりやママともとの会話でお子さんどちらの学校と聞かれたときにどう答えるか。 子供のためと言いながら実は自分が周りからどう評価されるのかを気にしている。 これも多くの親が心のどこかに持っている気持ちなんじゃないかなと思います。 これ面白いことに札幌にいると正直このプレッシャーは全くと言ってほど感じないんです。 ただ東京に行くと意識する場面が間違いなく多くあります。 息子さんきっと伊良学に行かれたんでしょう?どちら?と真正面から聞かれたことも何度もありました。 家は不登校を経験しているし元気でいてくれれば十分。 普段はそう思っているのにそういった空気の中に入るとなんとなく片目が狭いような気持ちになることもありました。 そして4つ目は条件付きの愛と呼ばれるものです。 良い学校に行くからあなたには価値がある。 そんなふうに無意識のうちに成果を条件にして子供を見てしまう心理が親の中にある場合があるそうです。 私はもちろん息子を条件付きで愛しているつもりはありません。 でも少し残念という言葉の奥にそういう物差しが自分の中に残っていたことに気づきました。 さてここで母の言葉に戻りたいと思います。 たかのぞみしないことだよ。 この言葉はともするとあきらめなさいという意味に聞こえるかもしれませんが私にはそんなふうには聞こえませんでした。 私が受け取ったのは目の前の息子をそのまま見てあげなさいというメッセージでした。 たかのぞみというのは心理学的に言うと現在地と向き合わずに結果だけを求めてしまうことなんだそうです。 一方で向上心というのは今の自分の現在地を認めた上で一歩ずつ進んでいくことです。 そう考えると私が少し残念と感じたのは息子の現在地ではなく私が勝手に思い描いていたこうなるはずだった息子と比べていたからなんですよね。 二度も学校に行けなくなって苦しい時間を過ごしてそれでも自分で調べて決めて選んだ大学に休まず通っている。 自分でサークルを立ち上げて毎月イベントを開いている。 息子の現在地をちゃんと見てみたらそれは残念なことなんかじゃなくてむしろよくここまで来たねと言ってあげたいものでした。 # チャプター2 少し話が変わりますが、私の母はいつも明るくて穏やかな人です。 どうしていつも機嫌よくいられるんだろうと不思議に思っていました。 でも、高望みしないことだよという言葉を聞いて、それを少し理解できたような気がしたんです。 母は母子家庭で育って子供の頃はなかなか大変な思いをしたそうです。 だから、今の暮らしを理想の誰かと比べるのではなくて、子供の頃の自分と比べているのかもしれません。 そうすると、足りないものよりも既にあるもの、恵まれているものの方が自然と目に入ってくる。 いらないや不満って多くの場合、こうあるべきという理想と現実とのギャップから生まれますよね。 でも、母はきっと苦しかった経験の中で、目の前にあるものの中から良いことを探すという考え方を身に付けてきたんだと思います。 それが母の穏やかさの秘訣なのかなと思いました。 もちろん子供に願いを持つことは悪いことではありません。 幸せになってほしい、健やかでいてほしい、それは親として自然な気持ちですよね。 大事なのは、その願いが子供のためのものなのか、それとも自分の不安や見栄を埋めるためのものなのか、そこに時々立ち止まって気づいてあげることなのかなと思います。 今日は、母から言われた高望みしないことだよという一言をきっかけに、子供の進路に高望みしてしまう親の心理についてお話ししてみました。 もし今、お子さんの進路のことで心がざわざわしている方がいたら、深呼吸して、私はこの子のどこを見ているんだろうと自分に問いかけてみてはいかがでしょうか。 思い描いていた理想の子供の姿ではなく、今目の前にいるその子を、この子はこういう子なんだと受け止められているでしょうか。 足りないように見えていた子供の姿も、よく見ると見落としていた頑張りや成長がちゃんとあると思います。 それから、もしかしたら、こんな母親でダメなんじゃないかと自分を責めてしまう方もいるかもしれません。 そういう方は、自分自身に対して高望みをしているということはないでしょうか。 理想の子供ではなく、今の子供を見てあげるのと同じように、理想の母親像と自分を比べるのではなく、毎日よくやっている自分のことも、ちゃんと認めてあげてほしいなと思います。 皆さんは、親からかけられた言葉で、心に残っているものはありますか。よかったらコメントで教えてください。 加藤ひろ子のレールの外の幸福論、今日はこの辺で。 スマホのアプリがうまく動かなくなってしまって、今日はパソコンから撮ってみました。 こういうの苦手だったはずなんですが、必要に迫られるとできるものですね。 音声とかうまく撮れているといいんですが、もしちょっと聞き苦しいところがあったらすみません。 また、音声のパソコンで編集するアプリとかを今研究しているので、改善していこうと思います。 最後まで聞いてくださりありがとうございました。ではまた。 もっと見る #子育て #不登校 #私なりの幸福論 レールの外の幸福論ラジオ加藤ヒロコ08:251.チャプター103:392.チャプター2コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Rin9月29日いつもありがとうございます☺️「高望みしないことだよ」という言葉、耳が痛いです…私は息子のことになると、どうしても不安が大きくなってしまい…毎日、深呼吸します。息子さん、サークルを立ち上げていてカッコいい!!充実した大学生活を送っているようで、とっても嬉しいです☺️ヒロコさんの穏やかなお母様も素敵で、憧れます。私は母からは「大好き」とよく言われて育ちました。そんなふうに愛情を伝えてもらえたことは、今思うとありがたいことだったなと思います。1返信 加藤ヒロコ10月1日皆、同じですよ。それが子供の為って親は考えますもんね。だけど、Rinさんのお子さんは自分の気持ちをちゃんと口に出せるし、父母もそういう環境を作っているのだから心配ないと思います。それにしてもRinさんのお母さん、アメリカ人みたいですね。素敵♪ AZ9月24日ヒロコさん、音声全くもって大丈夫でしたよ🎵👍お母さまのお人柄に包まれました☺️幼少期の苦労していた時にご自身を保ちながら過ごしていく魔法の言葉だったのではないかな、と思いました。いつも励ましていただくお話をありがとうございます💓1返信 加藤ヒロコ9月27日AZさん、パソコンからでもなんとかなりそうで安心しました。私の方こそ、暖かいコメントをありがとうございます。1 よしえ9月24日音声バッチリでしたいつも素敵な配信をありがとうございます3返信 加藤ヒロコ9月24日よしえさん、ありがとうございます。スマホアプリの不調が続いているので、しばらくパソコンで録音してみます。1
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「高望みしないことだよ」という
言葉、耳が痛いです…
私は息子のことになると、どうしても不安が大きくなってしまい…
毎日、深呼吸します。
息子さん、サークルを立ち上げていてカッコいい!!
充実した大学生活を送っているようで、とっても嬉しいです☺️
ヒロコさんの穏やかなお母様も素敵で、憧れます。
私は母からは「大好き」とよく言われて育ちました。
そんなふうに愛情を伝えてもらえたことは、今思うとありがたいことだったなと思います。
だけど、Rinさんのお子さんは自分の気持ちをちゃんと口に出せるし、父母もそういう環境を作っているのだから心配ないと思います。
それにしてもRinさんのお母さん、アメリカ人みたいですね。素敵♪
音声全くもって大丈夫でしたよ🎵👍
お母さまのお人柄に包まれました☺️
幼少期の苦労していた時に
ご自身を保ちながら過ごしていく
魔法の言葉だったのではないかな、
と思いました。
いつも励ましていただくお話をありがとうございます💓
私の方こそ、暖かいコメントをありがとうございます。
いつも素敵な配信をありがとうございます
スマホアプリの不調が続いているので、しばらくパソコンで録音してみます。