TOPトーク専門家「住まいと人生の経営ラジオ」高知城に行ってきました。昔の職人の技術に感嘆05:39 5月14日 2再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次高知城で体感した職人たちの技電動工具なき時代の偉大な技術本来の職人像と知恵の重要性無垢材を扱えぬ現代建築の現実伝統技術を住宅へ残す未来とはAI文字起こし(β版) # 樹齢何百年の木材を使いこなす技術。なんとか残せないのだろうか こんばんは。人生から住まいを考える建築士、田口です。 工地に来ています。 今日午前中で研修が終わったので、午後、工事場に行きました。 一緒に来ている会社の竹さんという、もともとは大工さんなんですけど、 今はもう現場の監督さんもやるし、営業もやるしという方と一緒に工事場に行ったんですけど、 階段がいっぱいあってね、いや大変でした。 面白いんですよね。たくさん現場で毎日体を動かしているような人なんですよ。 職人さんにお願いしているんだけど、やっぱり現場に出るとね、体を動かす。 なのにね、もう足がパンパンだよ、もう階段嫌だというくらいにヘトヘトになっていました。 やっぱり二人とも建築系のものなので、そういうところを見てしまうんですね。 そういうところというのはどういうところかなというと、職人さんの技とか苦労とか、 あるいはすごい材料を使っているなとか、どんだけ苦労してこれを作っているんだなとか、 そんなところに驚愕、ああすごいというような、そんな感想ばかりで、 はしごのような階段をいくつも登って、店主に行って、工事市内を一望してまいりました。 それにしてもね、これ作った時って電動工具なんかないです。 劣化車なんかもないです。足場だって竹ですよね。 なのに、ものすごい材木、太い材木、樹齢何百年という材木をこんなところにまで運び上げて、 手で持ち上げて柱の上に乗っけるんですよ。 これすごいなあって。しかも金具なんかないですからね。 釘一本ですら貴重な時代でしょうから。今のような構造金具なんてもちろんない。 木と木を組み合わせて手作業で削って作っていく。 削るといっても、のこぎりだってのみだって今のようなものじゃないはずです。 一体どれだけの人が何年かかって作ったんだろう。 それ以上にどんだけの知恵を集めたんだろう。 そんなですね、昔の人の努力とか知恵とか、そんなことを考えるとですね、本当に頭が下がる。 それに比べてって言っちゃったら怒られるけれども、 今の職人さんっていうのは、道具を使うことがいい職人になっちゃってるんですね。 本来はそこじゃないんだろうなって。知恵を出す、工夫をする。 そんなね、ことをやるための道具が電動工具なんでしょうね。 昨日の晩、懇親会があって、こういう勉強会ですから結構固い話題にもなっていくわけです。 そうすると、今の林業の現実っていう話になったんですね。 で、なんで林業って家が建っているのに、なんで林業って若者が盛んにならないんだ、とかね、いう話題になって。 で、私が言ったのは、今の新築、まあ新築だけじゃない、住宅で使われているのは修正柱という工場で作った柱なんですよ。 無垢の柱はあまり使われてないんですね。 それはなぜかっていうと、無垢の柱を使いこなすって難しいんです。 木ってこう反ったりね、それは癖があるんですよ。 その一本一本の柱の癖っていうものを見極めて、これは家のどこに使えばいいんだろうか。 どっち向きで柱を建てたらいいんだろうか。 そんなことまで全部考えながら家を作っていくんですよ。 これって結構ね、難しいというか経験がいるんです。 そんなのね、まあそうだね、50代、60代の大工さん、60代以上かな、大工さんにとってはそんなもん当たり前だと。 大工にとってのいろはのいだと言われるかもしれないんですけど、それがわからない職人さんが多い。 だから工場で作った均一な性質、どっちに反ったりも曲がったりもしない、そういう材料で家作りになっちゃって。 その結果、無垢の木っていうものの価値が、価値というのがあっても需要がないんですよね。 だから林業がなかなか盛んにならないという現実があるねっていう話をしました。 そんな話を思い出しながら高知のお城を見ると、まあ素晴らしいわって。 こういう伝統の技術っていうのはどこかで残していかなきゃいけないな、文化財として残すんじゃなくて、 一般の住宅の中にも活かせないものかな、なんてことも考えていました。 もっと見る #職人 #高知城 #未来幸福の逆算リフォーム #人生の主人公リフォーム #田口さんのリフォーム相談 「住まいと人生の経営ラジオ」田口寛英/人生を設計する建築士05:391.樹齢何百年の木材を使いこなす技術。なんとか残せないのだろうかコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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