TOPトーク教師全力バトン、つなぎます!#038 避難訓練の指導。「おはしも」だけでは育たない。08:30 10月20日 198再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次避難訓練指導の隠された課題実話で育む子どもの当事者意識「おはしも」の真の意味を問う指導「もしも」で広がる思考と行動力訓練がもたらす子どもの総合的な力AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。全力バトン繋ぎます。 この番組は普段子育てや教育に関わっている皆さんが、 誰かから受け取ったバトンを次の誰かに繋いでほしい。 そんなことを願う番組です。 パーソナリティは全力先生こと、私福田俊也が務めております。 いやー、秋ですね。もう一気になんか今年寒くなったような、 もう今は長袖で当たり前のような季節になっちゃいましたね。 あの、うちの娘は、あの、今タオルケットが大好きで、 小さい頃からタオルとか服とかについているタグが大好きなんですよ。 で、もう寝る時にこのタグをずっと触ってないと寝れないっていう子で、 あの、皆さんの子供とか、自分の子供時代にもそんなものありましたか? 僕は小さい頃ボタンが大好きだったらしくて、 とにかくずっとボタンを触ってないと落ち着かないと。 なので実家にはですね、僕専用に作られた大きなハンカチに、 いろんな大きさとか種類のボタンが縫われた、 僕専用のハンカチが今も残っています。 うちの娘はね、タオルケットのタグをずっと毎日夜今も触ってるんですけど、 毎日触るからもうボロボロなんです、そのタグが。 で、タオルケットなので、夏の終わりになったらもう使わなくなるでしょ。 だから寒くなったらこのタオルケットはもう使わないからね、ずっと予告していたので、 うちの娘は日々寒くなることに最近恐怖を覚えていて、 パパ、このタグはもう使えなくなるの? 冬になって寒くなったら新しいタグを買ってこい、みたいな話を日々しています。 今日はね、避難訓練の指導みたいな話をしようかなと思っていて、 というのも避難訓練でどんな事前指導と自己指導をするかなんて教えてくれないでしょ、あんまり。 僕教えてもらった記憶がないので、何が正解というわけではなく、 僕はこんなことを大切に避難訓練の指導をしていますということを話そうと思います。 それでは今日の放送もスタートです。 # チャプター 2 避難訓練って訓練なんですよ。つまり、もしもの時に備えた訓練なわけですよね。 この訓練の重要さとか、どれだけ大事かっていうのは、教員ならもちろんわかっていること。 ですが、子どもにとってはなかなかそれが自分ごとに落ちないわけです。 ちょっと言い方を変えると、当事者意識がないから、なかなかその訓練に身が入らないわけですよ。 じゃあこの当事者意識をどうやって持たせるか。僕がやっていることのまず一つ目は、 実際にあったことをきちんと事実として話してあげるということですね。 これは別に子どもに恐怖感を与えろっていうわけではありません。 子どもに事実を話すときには、やっぱりそうやって心の傷を負っている子とか、そこでショックを受ける子もいるので、 かなりオブラートに包んで話す内容とか、何を提示するかとかいうことは、精査しなければいけないんだけども、 やっぱり本当にあった事実っていうのを理解することで、子どもの意識は明らかに変わってきます。 例えば火災の避難訓練であれば、皆さんも東京の小学校で去年火災があって、 音楽室の窓から避難した子どもたちの様子をニュースでご覧になった方も多いんじゃないでしょうか。 つまりこれって本当に起こることなんですよ。避難訓練って子どもたちにとってもはや空想の世界すぎて、 自分ごとにならないわけです。だから実際にこうやって火災が起こっているんだ、そしてこうやって避難している子たちがいるんだ、 この子たちの命が助かったのは訓練があったおかげなんだっていうことをきちんと話をしてあげる。 まずはこれが大前提として大切だと思っています。 # チャプター 3 そしてね、よく避難訓練で、特に火災の避難訓練で言われることが おはしもを守りましょうという話ですね。 多分皆さんが小さい頃から言われていることじゃないかな。 押さない、走らない、喋らない、戻らないですよね。 僕が小さい頃はおはしなんて言われていましたが、 戻らないってことでおはしもっていうのが、 どこの小学校でも一度は言われる話じゃないでしょうか。 ただね、このおはしもを指導するだけじゃ何にもなりませんよっていうことです。 大切なのは、その意味を子どもたちと一緒にしっかり考えるということです。 例えば、避難訓練が始まりました。サイレンが鳴りました。 子どもたちは廊下に整列して避難の準備を始めます。 その時に、もし浮ついた雰囲気があるのであれば、 その訓練はやっている意味がそもそもありません。 僕からすれば、それは教師の事前指導不足です。 もちろんね、学級経営とかもあるとは思います。 ここで言う浮ついているっていうのは、喋ってるわけじゃないんですよ。 子どもたちはおはしもを指導されたので、きちんと喋らずにやっているわけです。 ところが、目をちょっと合わせてクスクスと笑うような空気があったり、 並ぶのに時間がかかったり、急ごうとしてない。 これはもう全く当事者意識がないんですよ。 じゃあどうすればいいのかって、何で押してはいけないのか、 何で走ってはいけないのか、何で喋ってはいけないのか、 何で戻ってはいけないのか、それをきちんと子どもたちと考える時間を 事前指導でとってあげるべきです。 特に子どもたちに一番負に落ちないのは戻らないですね。 そんな戻るわけないじゃんって、うちのクラスの子たちも言っていました。 でもね、実際に大人の立場になって、自分の我が子が火災の火中にいるってなったら 戻りたくなるでしょ。その気持ちをちゃんと子どもたちと共有してあげるんですよ。 先生も、もし家が火事になって、お金なんてゲームなんてどうでもいい。 そんなものどんでもなる。 でも自分の大切な人が、もしこの中にいると思ったら、どうしても戻りたくなってしまう。 その気持ちってわかるっていうことをきちんと話をしてあげるわけです。 子どもたちはうんうんと頷きます。それでも戻ってはいけないんだって。 火災で亡くなる人の多くは、この戻ってしまったがために亡くなるケースが多いんだってことを きちんと話をしてあげる。これが特に大事だなというふうに個人的には思っています。 だからお箸も指導すればいいわけじゃないんです。 お箸の奥にある意味とかを一緒に考える。これが事前指導だと思っています。 # チャプター 4 じゃあ、自己指導として何をするか。 それはまず、子どもたちの避難の様子を勝ちづけてあげること。 事前指導がしっかりしていれば、子どもたちは本当に真剣に、 自分ごととして当事者意識を持って避難に臨んでいるはずです。 まずはね、十分にできたその避難訓練の様子を勝ちづけてあげる。 そしてその後は、もしこの場合はっていういろんなパターンを 子どもたちと一緒に考えることが大事だと思っています。 例えば、火災の出火元がどんなパターンがあるか。 学校という生活場面においては、給食室、家庭科室、理科室、 じゃあそれ以外にはないのか。 子どもたちは職員いつもあるって言ってましたね。 次は時間です。朝先生がいないとき、昼休み、下校中、 火災の避難のサイレンが聞こえたらどうするのか。 こんなことを一緒に子どもたちと考えます。 例えば下足箱で下校中にサイレンが聞こえたらどうするか。 子どもたちはもちろん運動場に避難するって言います。 それはきちんとこの避難訓練を通して得た理解をもとに 行動を考えているわけですね。 でも一人の子がランドセルなんてその場に捨てるかもしれないって言いました。 なんでって聞くと、もうランドセルなんてなくても 自分の命の方が大事だから。 なるほど、なるほど。 でも別の子が言いました。 みんながランドセルをそこに投げ捨てると、 後から来た人は一切避難できなくなるよって。 なるほど、なるほど。 だからこんなことって話題にしないと考えるきっかけもないんですよ。 このもしのパターンを考えている時の子どもの頭って もう実際の火事の様子が頭の中に映像として浮かんでいるはずです。 僕だったらどうするだろうって必死に考えている。 これが当事者意識です。 よく避難訓練になると誰々がしゃべってたとか 誰々がふざけてたとか そんなことばかりが目に行くけど それは事前指導できちんと防ぐことができるし 自己指導でもっと発展的に考えることができる そんな避難訓練をやる価値があるんではないかなというふうに思っています。 # チャプター 5 これは答えではなくて、今日話してきたことは僕個人の考えなので、もっといい案とか指導法があったらぜひ教えていただきたいです。 というのも、やっぱり最初に話した通り、避難訓練でどう指導するかなんて誰も教えてくれないし、 1年間の中で数少ないので、人の避難訓練の指導を見に行くことなんてないんですよ。 だからこそですね、一つ一つの避難訓練を大事にして、それを通して子どもたちを育てていけたらいいなというふうに考えています。 学力をつけることも大事だけど、そうやって子どもたちを育てていくことも僕は教師の役割じゃないかななんて思っています。 では今日の放送もここまで。さようなら。 もっと見る #教師のバトン #避難訓練 #学級経営 #おはしも #事前指導 #事後指導 全力バトン、つなぎます!S.Fukuda@全力先生01:531.チャプター 101:362.チャプター 202:293.チャプター 301:544.チャプター 400:405.チャプター 5コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Asu ka10月20日たしかに!他の先生がどうやって避難訓練の指導を教室でしているのかを見る機会ってなかなかないですもんね。もしも…の話は私も毎回しています!1返信
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他の先生がどうやって避難訓練の指導を教室でしているのかを見る機会ってなかなかないですもんね。
もしも…の話は私も毎回しています!