TOPエンタメ音楽洛中おこもりラジオ ──絶対聞かんでよろし。20260812_313:34 8月31日 35再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ASMRとは?その定義と流行の背景ASMRブーム終焉の理由:人工音の限界音の本質:空間情報と物理現象の乖離受け身ではない、能動的な音の探求とはASMRを超越したサウンドスケープの魅力AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。こまつでございます。 今日は新刊本の野外録音を楽しもうという本を今書いているんですけど、 その中でですね、すごく大きなトピック、聞いている人いるかな、ASMRですよね。 それについてちょっと解説と、現状ちょっと流行ってなくなっちゃったということと、 本質は何なのかみたいなことをね、ちょっと自分なりに整理してみたいなというふうに思っております。 そもそもASMRって何かというとですね、4つの単語の名称の略号なんですね。 初めのAっていうのはオートノマスっていう自律的なっていう意味なんですね。 これ意識的なコントロールを受けずに勝手に起こるということで、 これ多分反射に近い感じだよね。ある音を聞いたらギクッとするっていうのは、 頭関係なく来るってことですからね。 今度はSっていうのはセンソリなんですね。感覚のっていう意味で、 これ五感ですね。特に聴覚とか視覚、聴覚なんですけども、そこを通じた感覚っていうことですね。 そして続いてMですね。メリディアンっていう絶頂、頂点のっていうことで、 これ快感のピークっていうね、一番快楽の絶頂っていうのは意味なんですよね。 そしてRがレスポンスっていう反応ですね。これ身体的あるいは整理的な反応っていう、 それでオートノマスセンソリメリディアンレスポンスでASMRというわけなんですよね。 これは学術的なところで、実はほとんどのYouTubeのコンテンツって、 捜索音とかスライムを切る音とか、シュワーっていうような音とか、 なんか刺激がある、しかも聴覚だよね。そういうものに特化して、 ゾクゾクってくるようなチル感みたいな、チルみたいな感覚現象ということで、 特に音なんかはメディア側の動画っていうのかな、目とか耳で聞いてるので、 頭皮とか首筋とか背中とか上半身ですよね。そこにかけてなんかゾクゾクくるっていうね、 心地よさみたいなところがあって、それを求めているところが結構ね、 10年近く前から割と増えてきた感じなんですよね。 僕もいろんなメディアで、どうしてASMRが流行ってるのかとかね、 そういうことで、当時は没入感っていうのかな、異量感というか、そういうのがあるから、 企画ではそれがなかなか感じられづらいじゃないですかね。 だからそういう聴覚的な変動体を刺激してるっていうこともあって、 そういう言葉を超越したような、身体的な感覚みたいなものが得られやすいから、 流行ってきたんじゃないかみたいな、そこまでは言ってたんですよね。 ただね、そこから先の話はめちゃくちゃ大事なんじゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですよね。 具体的にはですね、ブームだったんですね。今ってASMRって、 今もずっとやってるアーティストいるけど減ってるんですよ、めちゃくちゃ。 当時どうだろう、5年前ぐらいが一番のピークだったんじゃないですかね。 なんかね、耳かきでゴリゴリするような音とか、あと若い女性がささやき声ですよね。 そんでそれがずっと延々に続くというね、ちょっと変態に近い状態のASMRでね、 僕が聞いたらゲゲって思いますけど、刺激が強すぎるのはね、ちょっとびっくりしますからね。 そこでブームが去ったっていう、僕としてはすごくありがたいじゃないか、当然だなと思うんですけど、 そこで感じるところを整理したいと思うんですね。 もともと物音っていうのは、今ちょっと外で雨が激しく降ってきてるけどね、 雨って近くで聞くのもそうだけど、遠くから大きな音を聞いても別に悪くはないですよね。 客観的というか、空間の雰囲気を伴って耳に入ってきますけれども、 ということなんですよ。 つまりASMRを撮るときに大体マイクがね、中音マイクで近いところを狙ってるわけですよね。 あるいは空間のすごくリアルな広がりを近場で感じさせるためにマイクを近接させてるんですよ。 そこがちょっと不自然というか、マイクを対象に近づければ近づけるほどなくなる情報があるんですよ。 それは何かというと空間情報ね。 空間で鳴ってる、遠くで今大雨がザーッと鳴ってて、 大気の動きすら音の広がりから感じることができるわけですよね。 何せ距離がありますからね。 そういうのがコンテンツを目指して、そして近接で物音を撮ってるから、 そういうものが一切排除された状態で動画が作られてるんですよね。 結局行き着く果てですよね、ASMRの。 何度噛んでるかって感じだけど。 そのASMRが行き着く先っていうのはやっぱりドパミンなんですよね。 ドパミンがワッと出て、そこで快楽がASMRのMですよね。 そのMが出るっていう絶頂を感じさせるためだけの刺激っていうのは結局短期投資なんですよね。 長期投資じゃないっていうね。 結局何が起こったかというと、すごく長く続いたって僕は思いますよ、ブームがね。 5年ぐらい続いたっていうね。 それは過剰に演出された人工音が結局は消費されただけの話ということで、 結局人工音、咀嚼音でも近づけてビチャビチャビチャビチャって気持ち悪いよね。 そして誇張されたタッピングとかね。 あとスライムとかでゴリゴリするわけですよね。 それが飽きられるわけですよ。 ドパミンの後はね、ドパミンばかしか出ないですからね。 その後で何が出てきたというか、どんな風になったかというと、 閉熱感になってようやく音そのものの素顔にね、変わってきたんじゃないかなっていう風に僕は思うんですよね。 それで音の現象をちょっと考えてみましょうかね。 音ってそもそも今ね、雨音の話をしましたけれども、雨そのものね、水そのものからは音は出ないんですよ。 雨と水、水滴と下にある地面ね、アスファルトとかトタン屋根とか土とかあるけれども、 その両者の素材がぶち当たる、当たることによって音が発生するわけですよね。 そこが実は音が出る発生というね。 ASMRのコンテンツっていうのは、そこに近づけている物と物とかね、人とかね、そういう物が触れ合う物理現象に近づけさせていくっていうようなところで、 これは音だけじゃなくて触覚っぽいよね。音の触覚でね、音色っていう言葉があるんだけど、音の肌触りが結構ね、 求められていて、それに飽きられてきたんじゃないかなっていうふうに思うんですね。 ここですごく大事なのはですね、やっぱりコンテンツの対象が、どういうのかな、コンテンツそのものじゃないんですよね。 脳なんですよ、人間のね。人間の脳として考える必要があって、それを受け身的に聞けるわけですよ、今の流行りのASMRってね。 そういうのは、手放しでドパミンが出る状態をボタンを押せば、パブロフの犬状態で快楽がね、食欲食感がもたらされるぐらいな感じで、 音の快楽で気持ちよくなるということなので、結局自発的に耳を傾けるってことはなくなっちゃったわけですね。 本当というかね、長期的に音を楽しむ、感覚世界を楽しむっていうのは、やっぱり自分から情報とか対象とか感覚を持ってくるというか、 探して自分からこう積極的に、自発的にね、ゲットしにいくっていうことがすごく大事なんですよね。 つまりは聞く側のユーザーっていうのかな、それの音の捉え方としてはね、自分が自発的に持っていくことによって、探すことによって、 長期の楽しみになるし、短期の刺激の強いドパミンじゃなくて、穏やかな状態の可能性が広がってくるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。 それってね、結局ASMRのコンテンツを見てると、聞いてるとね、一定の音がずっと延々に続くわけですよ。 あんまり変化がない。人のね、若い女性の囁き声がずっと聞こえる、あるいは物音がずっとスライムを切る音がずっと鳴ってるっていうような、あんまり抑揚がないわけですよね。 本来の音っていうのは、自然音とか野生とか森に入ったらすぐわかるじゃないかっていう感じですよね。いきなりバスッと音が鳴ったり、頭上から木の枝がバーンと降りてきたり、突然鳥がヒョーって鳴ったりとかね、 そういう突発的不意な状態、予測不能なところっていうのがあって、そこに触れることによって人は野生の原初の感覚が蘇ってくるわけですよね。そういうのがないわけですよ。 予定調和で計算可能みたいな感じでASMRの刺激っていうのは出てきてるわけなんで、そこに物音を独特な揺らぎであるとか生々しさっていうのがないんだよね。 なんかAIでも作れる感じでしょ、そういうデータというかね、そういう音ってね。パターンがあったり、抑揚が一定であったり、予測可能であったり、つまりバーベルじゃなくて平均値ですよね。 そういうのがやっぱり飽きるんだよね。飽きっていうのはすごく大事で、次のステップに行く人間の英知が次に変わっていく瞬間っていうところなので、言いたいのはですね、ASMRっていうのは不自然な状態。 もっと環境音を本質的に捉えなくちゃならないっていうのがあるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。だから音が与えられるんじゃなくて、自分の耳で聞きに行く。 そして何ならね、自分で録音しに行ったり、そういうあたりを自分で作っていくというかですね、絵に行って、そして自分オリジナルの環境音のライブラリーを作っていったり、それをね、結果的には質の高いコンテンツとして出していくっていうことがめちゃくちゃ大事ということで、これ一貫してサウンドスケープの話になってますよね。 音っていうのは単なる聞くだけじゃなくて、多感覚的に触れるっていうことにもつながってくるし、一語一例的にしか出会えないから、やっぱりその場所のリアルなところのフィールドワークがいるっていうことだし、その音たちをですね、自分で積極的に聞こうとしていくような耳トレ的な音の調子っていうのが大事だったりするわけですよね。 そこにそのYouTubeで垂れ流されているデジタルゴミやASMRは乗っかれなかったっていうことで、結局短期ってことが証明されたんじゃないでしょうかね。短期投資みたいな感じでね、もうそこで終わっちゃうみたいなね。本当に減ったからね。 一時期すごかったよね。スライムとか。YouTubeって視覚的な動画もすごく影響を与えられるから、女性の手の指先で切ってみたりとかね、囁いたりとかね、そういう感じの刺激っていうのがあったので、これもかこつけた感じかなっていうね。 本当は自律的に、これ大事よね。自律的って勝手に起きるというか、それはもうちょっと身体の外側に話を持っていったらね、音が不自然というか、不自然じゃないな、それが自然なんだけど、突発的に予測不能な状態で来るってことですよね。 そういうことがあって、それが感覚世界になってですね、感覚を通してね、聴覚を通して、自然な状態、本来の、本来と言ったらあれですけどね、抽象的な感じですけどね、本来の頂点絶頂的な感じを感じながら身体的な反応をするという、 本来のASMRの部分に近づいてきたんじゃないかなということで、やっぱ消費されるだけだよね、コンテンツはね。デジタルゴミ沢山作った皆様、お疲れ様でした。 もっと見る洛中おこもりラジオ ──絶対聞かんでよろし。プレミアム放送配信中!13:341.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう たらさん8月31日長続きするものの中にこそ価値がある。今日のお話は、そのようにとらえました。うっかり乗っかってしまうことの多い自分を省みました。3返信 小松正史|京都橘大教授8月31日うっかり心動❤️2
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