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『英語教育』誌に書評掲載決定
I, my, me, mineの意外な事実
語源ハンドブックの書評詳細
「補充法」の新たな発見とは?
書評を読んでハンドブックを手に取ろう
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  1. 02:36
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    8月12日に刊行された『英語教育』9月号の p. 68 に『英語語源ハンドブック』の書評が掲載されました👏

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  2. 10:14
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    書評者の目を付けたポイントが鋭い🔪 ハンドブック p. 389 の I, my, me, mine の「補充法」が指摘されるとは~😇 Cf. 「#999. 英語史上最強の補充法はコレ!」

  3. 01:00
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    ご紹介した書評を読んで,ぜひ『英語語源ハンドブック』を手に取ってみてください,損はさせませんヨ✌

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コメント

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mozhi gengo
2025年8月20日
ここで問う質問なのか分からないのですが、人称代名詞体系における補充法について質問です。具体的な回答を欲しているというより、気持ちの表現場所として質問していますので、聞き流して下さって結構ですが...
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mozhi gengo
2025年8月20日
補充法とは、異なる語根に由来する語が集まり、活用表や屈折表を構成していることを指すと思います。

「wendの過去形wentをgoの過去形として持って来た」とか「be動詞は遡ると *Hes-, *bhew(H)-, *wes-, (*er-) といった異なる語根から来ている」といった例があります。
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mozhi gengo
2025年8月20日
人称代名詞の屈折においても、主格のIは*eg(主格)から来ているのに対し、me, my(mine)は*egではない*me-から、同様に、主格のwe は*weis(主格)から来ているのに対し、us, our(ours)は*weisとは違う*n̥s-から来ています。確かに、「異なる語根から来ている」という点は補充法です。

go/wentやbe動詞の場合は、全く系統が異なるとはっきり分かっている語(ある意味、別の用途だったもの)を持って来て表に加えた形になっています。
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mozhi gengo
2025年8月20日
ところが、人称代名詞の場合、斜格語根*me-や*n̥s-は別の用途(違う意味や機能があったもの)だったとはっきりとしているわけではないように思います。

印欧祖語の段階ですでに 主格*eg/斜格語根*me-, 主格*weis/斜格語根*n̥s- という系統があって、斜格語根は形が主格と共通点がないとしても、持って来たものでないのであれば、「補充」したものとは言い切れないようにも思えます。
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mozhi gengo
2025年8月20日
支持されてはいないかもしれませんが、主格*h₁eǵ, 対格*h₁mé, 属格*h₁moy, 奪格*h₁méd, 与格*h₁mégʰyo のように再建形を提唱する説もあるようです。

個人的には I(*eg) と me,my(*me-) が究極的には同系統と言うことができる可能性がまだ残っているように思います。「異なる語根から来ている」という点は間違いのないことですが、その語根から別々に派生したものがあるわけではない以上、これも補充法だと飲み込むことができずにいます。
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mozhi gengo
2025年8月20日
英語語源ハンドブックでもはっきり補充法だと言い切っているので、確かな根拠があるはずです。どのように考えれば腑に落ちるでしょうか...。
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lively_old_fart
2025年8月16日
英語語源ハンドブックは、中学や高校で、副教材として一括採用するのもありだと思うんですけど
直接的な点数アップとか、実践的に役に立つものじゃないですが、読み物として面白いですから、通読することで言葉の持つ奥深さや面白さ、非条理さを知るいいきっかけになると思います

補充法が様々な言語において普遍的に観察される現象なのは、大変興味深いと思ってます
言語進化とどの程度関わってくるのか、詳しく調べたら何らかの先行研究があるのか気になりますね
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り〜みん
2025年8月14日
唐澤先生の呟きに反射的にポチりましたが、今日届き、早速書評を確認いたしました。いやぁ、裏で仕込んだのではないかと思うほど完璧な内容でしたねぇ😅
これをきっかけに中高の先生方に英語語源ハンドブックが拡がれば、日本の英語教育のレベルがまた一段上がること間違いなし‼️
(素人の感想です🙇)

それにしても一人称単数の補充法は英語に限らずゲルマン語派・イタリック語派にも普遍的に見られるようで、その起源の深さに想いを馳せると、また沼にハマりそうです😆
㊗️HEE 畏るべし🎉
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Yuz
2025年8月14日
スペイン語のser動詞が「本質」でestar 動詞が「状態」を表すそうですが、beがser動詞にあたるとするとドイツ語のbin, bist, ist, sind, seidは語頭がbなのとsなのが混ざっているように見えるのは?(istはestar由来?)

ところで、will not の短縮形がwon’tなのは、ドイツ語のwollenと関係あると勝手に思っていたのですが。
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ykagata
2025年8月14日
スペイン語 ser はラテン語 sedere 「座っている」、 同じく estar は stare 「立っている」にそれぞれ由来します。なお ser の定形 soy や es はラテン語 esse の定形から来ており、そこに不定形 ser だけが外から補充された形です。

ドイツ語の sein 動詞は異なる3つの印欧祖語からの補充法で、語頭が b- のもの、i/s- のもの、w- のもの(過去形 war など)に分けられます。ist はラテン語 esse の3人称単数形 est と同語源です。
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Yuz
2025年8月15日
ykagataさん、ご教示ありがとうございます。するとドイツ語のstehenとも同語源ということなんですかね。AIによるとstehenのhはsehenからの類推で入れられたようです。
stage, stand, start, state, station, stayと、HEEは「とどまる、立つ」好きですね😊
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Yuz
2025年8月15日
ロシア語にはбытьという「存在」も「性質」も両方表せるので現在のbe動詞と同じかなと思いました。(元はser動詞?)
あと、стоя́ть「垂直に置く」という意味を持つ動詞があるのですが、スペイン語のestar動詞やドイツ語のstehen と関連?
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lively_old_fart
2025年8月16日
コピュラはそれだけで1冊本が書けるぐらい奥深いテーマですし、各言語ごとに統語的/意味的な振る舞いが異なります
歴史的に見ても複雑になってることが多いんで、一筋縄ではいかないですね
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Yuz
2025年8月14日
#999に行ったら、mozhi gengoさんの蟻地獄が待っていて、やっと今trap-jaw antとなって抜け出しました😚
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いつも放送を聴いていただき、ありがとうございます。「英語史はおもしろい」を伝えたいと思い、日々お話ししています。差し入れとともに質問やコメントを添えていただければ、チャンネル内で積極的に取り上げます❤

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慶應義塾大学で英語史を研究しています。詳しくは下部のプロフィール欄、あるいはこちらの note 記事より?? https://bit.ly/3PnXWQ3

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 サイモン・ホロビン(著)、堀田 隆一(訳)『スペリングの英語史』(早川書房、2017年)。https://bit.ly/3MXEfQ3
 『英語の「なぜ?」に答えるはじめての英語史』(研究社、2016年)。https://bit.ly/3MV16fc
 『英語史で解きほぐす英語の誤解 ー 納得して英語を学ぶために』(中央大学出版部、2011年)。https://bit.ly/3OGj8Tx

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