342.10分 de 蜻蛉日記(藤原道綱母)〜日本の名作古典文学20を学ぶ11〜
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10分de◯◯シリーズ、本日は藤原道綱母の蜻蛉日記、私にとって思い入れのある作品です!
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本編。リンクは参考文献1で挙げた『蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』です。
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明日は『和泉式部日記』です。リンクは参考文献2で挙げた集英社文庫の寂聴さん『わたしの蜻蛉日記』です。
コメント

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先日、高群逸枝の「日月の上に(長編詩)」という詩集に出合い、何気なく読み進めていたのですが、
「あたしの疑いはふかい
あのひとの愛にたいするー
あたしのひがみはつよい
あのひとの心にたいするー
あたしは道綱の母だ
かげらうにきの作者だ
あのひとは兼家だ
いや兼家ほどの愛もない」
という詩(47段?)があり、
あのメンヘラヒステリーおばさんのことだ!と思い、千年の時を越えて繋がり、わくわくしました。
形式の文体にねじ込んだ恨みつらみ、それでも好きよーの情念、怨念。
女性初の日記が蜻蛉日記なのも、可笑しさと凄さが入り乱れます。
「あの人の女の子どもが死んだ。胸がすっとした」というところも、兼家は読んで呑み込んでいたのか、細かく読みもせず信頼して書かせていたのか。
兼家のことが好きだとはなかなか思われませんが、やはり度量の大きな男だとは確信されます。