TOPトーク専門家横山瑞法のお寺の縁側ラジオ仏教的組織運営論【#0323】14:46 2024年4月22日 96再生 問題を報告する 再生する シェアする NHK「100分de名著」ブックス ブッダ 最期のことば https://amzn.asia/d/gGTD9dDAI目次2500年続く組織運営の秘訣仏教組織の維持戦略とは?民主的な意思決定の仕組み伝統と革新のバランス現代社会への示唆とは?AI文字起こし(β版) # 仏教的組織論は維持が目的 おはようございます。横山です。今日もやっていこうと思います。今日はですね、タイトルにあげたとおり、仏教的な組織運営論についてお話をしていこうと思います。 これはですね、日本の現在の、現代のお寺の運営論ではなくてですね、釈迦、仏陀がですね、出家者のグループをどのように運営していくべきかというのを、説いたかというのをですね、話をしていきたいというふうに思います。 2500年前ですね、2500年前に仏陀が説いた組織論、仏教の出家者の組織の運営の仕方についての話で、この2500年の間、インドから日本へとして、2500年の時間の流れがある中で、 現代の日本の仏教、お寺とはですね、こういった運営とは全く違った運営をされておりますので、その辺はご了承いただいて聞いていただければというふうに思います。 で、この仏陀の組織論ですけども、これがですね、お経に説かれているんですね。これは涅槃経というお経に説かれておるんですけども、これは最後にですね、自分の生きた最後に、自分が作ってきたこの出家者のグループ、三華といいますけどね、三華をどのように継続させていくかということが大事を言い残して亡くなっていたということで、 ございます。そして、この仏教の組織運営は基本的にですね、あんまりこう、今ね、論語とかそういうのがビジネスに活かせるとかってね、尊師の兵法とか言ってますけども、そういったものとは違ってですね、あんまりビジネスには役に立たない、役に立たないというか、寄与しないものだというふうに思われます。 なぜかというと、これは仏陀が説いた組織論というのの前提がそもそもね、維持ということにあるからですね、拡大ではなく維持することを目的とした組織論であるので、あんまりね、こういった資本主義社会の中でビジネスをしていくということがですね、拡大を見ていく拡大というか、 拡大することを目的にしていくことが多い。というかね、そういうものなので、そういうものにはあまりマッチングしないですけども、なんていうかね、維持を目的とする比喩理の団体とか、そういったものにはですね、結構参考になる部分もあるのかなというふうに思っております。 多くの項目を残しているんですが、あまりにたくさんあるのでですね、今日は最も重要だと言われている最初の7つをお話ししていこうというふうに思います。 まず1つ目ですね。ビクたちがしばしば集会を開き、多くの者が参集する、集まる。ですから、その組織の構成メンバーがしばしば集まり、会合を開いて、そのメンバーのうちの多くの者が参加するということがまず1つ目。 2つ目。これは1つ目に付随することですけども、ビクたち、組織の参加メンバーが一丸となって集合し、一丸となって行動し、一丸となって組織の業務を遂行すると。 この構成メンバーたちがですね、仏教でいうとビクという人たちですけども、出家修行者の一人一人をビクと呼びますけども、出家した人たちが決め事、その組織の決め事は、そのメンバー全員が参加する会議で民主的に決めるというような意味があるわけですね、この2つ。 実際に仏教の参加はどのような些細な小さな決め事であっても、この構成員のメンバー全員による会議で決定することが義務付けられているという風になっております。 ですから一部の僧侶が権力を持って運営することは許されない。一部の人間がその組織の大きな権限を持ってね、一人の意向とか一人の決定で組織が動かされるということはないわけなんですね。 このことは明確なリーダーを置かないということは、組織の維持を考えた時も、一人のカリスマ的な人がいなくなったらその組織全体がダメになってしまうというようなことも往々としてあるわけですよね。 そういったことを予防する、そういったことを避けるような意味でこういった決め事があるんじゃないかなという風にも思われます。 3つ目、ビクたちが定められていないことを定めず、既に定められたことを破らず、定められた法律を守って行動する。 これ全ては組織内のことは、先ほどの会議で決めたルールに従って行動して、そのルールを重視して運営されなければいけない、一人一人が行動しなければいけないということですね。 4つ目、ビクたちが経験豊かでサンガの父、サンガの導き手である出家生活の長い長老たちを敬い供養し、その言葉に耳を傾ける。 ということで、一人一人のメンバーがその組織に長く所属しているサンガの父、導き手である経験の長い長老たち、長い人たちを敬うと、そしてその言葉に耳を傾けるということをしなさい。 これが4つ目ですね。先にいる人たち、その組織にいる人たち、その組織で先に活動していた人たち、運営していた人たちの言葉に耳を傾けて尊敬せよということですね。 組織としての秩序を守っているためには、年配者、先輩を敬ってアドバイスを尊重するべきだという意味ですね。 ただしですね、先輩の人たちを唯一の指導者、カリスマとして、リーダーとして扱えという意味ではないということです。 5つ目、美句たちが輪廻の再生を引き起こす割愛に支配されない。割愛、執着しないということですね。 この仏教の煩悩の中で最もタッチが悪いのは執着ですね。執着とも言いますけどね。そういった心ですね。 ですから組織のメンバーの中に執着の中の最大のものが、が。私というもの、自分に対する執着ですね。 ですから自分という存在に執着してしまって、周りが見えない人が現れると、自分が自分がというふうな人が現れると、その組織は一人一人のがが集まってくるとやがて混乱して崩壊してしまう。 だからそれを今占めている。自分が自分がではなく全体のことを考えようということですね。 6つ目。ビクたちがアライアの住所に住むことを望む。 このアライアというのは人の出入りが少ないというか、静かな郊外の場所のことですね。 賑やかな町のそばよりは人気のない郊外に住んで、静かな生活を送ったほうが、余計なチャチャが入らないから修行が進む。 組織的に言うと目的が遂行される。不要な雑音や情報が入ってこないから組織は強い組織になるという意味で、 現代におけるとSNSとかチラチラ見ないでですね、もっと目の前のやることに集中をしようと。 余計な雑音や情報を目にしないようにですね。スマホなんかあまり見るなとかそういうことかもしれないですね。 そういうふうに考えられるでしょうね。 7つ目ですね。 ビクたちが心の思いを安定させ、まだ来ない良き修行者が来ますように。既に来た修行者が快適に暮らせますようにと願う。 これはですね、その同じ目的を遂行するために、その組織に訪れる人に対して仲間に対して有効的に迎え入れよう。 有効的に待遇しようという意味ですね。 ですからこのルールというのは、新しい人も同じ志で頑張ろうというやる気がある人を温かく迎え入れること。 そして継続してその場で修行している、活動している目的に向かって活動している人たちも快適に過ごせるようにお互いにやっていこうというようなことで、 こういったルールがあることで、サンガというのは一つだけじゃないですか。 各地にいろんな、いくつもいくつも複数同じように運営されているサンガがある中で、 どこも出入り自由でどこのサンガに行っても修行者は生活することに困らないというようなサンガ同士の人的な交流がスムーズになったり、 安心して移動して修行ができる環境を用意するというようなことに、この決まりは7つ目が寄与しているということですね。 # 現代において維持の組織論は注目されていくのでは はい、続きでございます。 このようにですね、まだこの後にもいろいろ続くんです。 例えばですね、自分の本文以外のことには手を出すな、無駄話をするな、悪い友人と付き合うな、寝てばかりいてはいけないと、常に努力し続けよう、知恵をもてなどね、そういったものがこの後も続いていくんですけども、 こういった形で運営されている産業、組織が仏教ではたくさん各地に、先ほども言った通りがあって、 例えばですね、どこか一つの産業が滅亡してしまっても、同じように運営されている集団が自立分散的にあるので、 一つがなくなってもですね、他に同じような組織、同じように運営されている組織があるので、またですね、そこから分かれて産業が増えるというようなこともあるので、 それによって維持されていく、なくなること、出家者たちが自分の苦しみを滅する、広く言うと、中小化して言うと目的を達成するために頑張れる場所はですね、ずっと続いていくようになっているわけなんですね。 実際にですね、この2500年前に始まった仏教の産業というのはですね、日本ではね、もう今そういうお寺、日本のお寺なんかはこういう運営のされ方されてないですけども、 この現在のタイやスリランカにおいては、こういった当時のままのルール、組織運営のルールが守られて、タイのお寺等ではこういった組織が今でも続いているんですね。 だから2500年続いている組織なんですね。多分人類史上一番長く同じ形態で運営されている組織なんじゃないかなというふうに思いますし、 実際に2500年前ですね、そういう仕組みを考えてですね、この2500年後まで残した釈迦という、仏陀という人はものすごい、ものすごい人だなと改めてね、ただというか、 教えをね、素晴らしい教えを残しただけじゃなくて、こういった組織運営術というか組織運営論についても、この特別した手腕を残しているという、 すごいね、もう本当に、もう到底僕みたいなもんはですね、何百回生まれ変わっても届かないんじゃないかというぐらい素晴らしい方だったんだなというふうに思うところであります。 はい、ということでですね、現代資本主義の一つ生き切った部分がね、いろいろ課題と挙げられたりする中でございますけれども、 オルタナティブとしての仏教、仏教というのはそもそもオルタナティブであると僕は思っているんですけれども、 そういう中でですね、一つの目的を達成し続けるために活動の場を維持するためにある、そういったオルタナティブなものっていうのが組織体っていうのが、いろんな形でNPO法人とかね、 伝統を守るとか、そういったいろんな形でですね、そういう組織っていうもののね、重要さが逆にこうね、現代になっているからこそ大切になってきて注目をされているんじゃないかなというふうに思いますけれども、 少しこういった仏教的な組織運営論とかもかなりね、参考になるんじゃないかなというふうに、もっとね、これから注目されるんじゃないかなというふうに、こういった面でもね、こういった切り口でも仏教っていうのは注目されるんじゃないかなというふうに思っております。 今ね、禅とかマインド分裂とかそういう話が多いですけども、こういったね、組織論みたいなことも面白いんじゃないかなと。これは組織論というのはどちらかというと、まあ、戒律による分も多いですけども、今回はですね、まあ、涅槃経というお経、涅槃経もまあ2つあるんですけども、これはまあ、あの、古い方の涅槃経ですね。 今回、参考文献としては、NHK百分で明朝ブックスのブッダ最後の言葉という、佐々木静香先生の著書が書いた、百分で明朝のブッダ最後の言葉という本ですので、概要欄にね、リンク貼っておくので、よかったらこちら読んでいただけると面白いかなというふうに思っております。 ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。昨日の放送はこれを配信したら宣言通り有料化しようと思います。はい、それでは今日も良い一日をお過ごしください。では、また明日。 もっと見る #仏教 #組織論 #組織 横山瑞法のお寺の縁側ラジオプレミアム放送配信中!09:571.仏教的組織論は維持が目的04:492.現代において維持の組織論は注目されていくのではコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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