TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニックなぜ歯科では医科よりも詳しい説明が求められるのか?14:40 2025年7月2日 210再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次歯科で詳しい説明が求められる理由とは?患者満足度向上のための3つの対策治療方針決定における重要事項とは?同意書作成のポイントと法的リスク説明時間の投資がもたらす信頼関係AI文字起こし(β版) # オープニング みなさんこんにちは。 弁護士法人小畑法律事務所代表弁護士 弁護士と司会者のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の小畑誠でございます。 現在、日本唯一の歯科専門弁護士として 専門活動で培った知識と経験を生かして 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております。 結構、先生方からご相談を受ける説明についてのお話を今日したいと思います。 患者さんからもっと詳しく説明して下さいとか いろんな説明について繰り返し繰り返し この治療は必要なんですかとか そういったような説明を求める こういったことが本当に増えて 詳しく分かりやすく説明しようという風には思っているんだけれども それでも患者さんの要求が高い これどうやって説明すればいいのかという そういったようなお悩みがあったりとか なかなか患者さんの理解が追いついてこないから 説明に疲れちゃったみたいな そんな先生までいます。 もちろんいろんな理由もありますけれども 詳しい説明を求める患者さんが増えていることは確かですよね これは単に患者さんだけという問題ではなく 患者さんの要求が増えているという 患者さんの権利意識の問題だけではなくて 実は歯科治療の特性というところもあるんですね 今日はそこの特性 なぜ歯科では他の医療分野以上に詳しい説明が求められるのか その理由と具体的な対応方法についてお話ししたいと思います # タイトルコール 歯科専門弁護士おばたまことの歯科医院のための法律クリニック 実例を通じて問題解決方法やトラブル予防のポイント 健全な院刑への基礎知識を実践的にお届けするチャンネルです。 # なぜ歯科は詳しい説明が必要なのか まず結論から申し上げますと、歯科治療において詳しい説明が必要な理由というのは大きく分けて3つあります。 1つ目は緊急性がないこと。2つ目は治療法や材料の選択肢が多いこと。 3つ目は不可逆的な処置が多いことになりますね。 この3つ。 私は歯科の3つの宿命なんて呼んでるんですけれども、 この3つの特徴があるために患者さんの自己決定権を十分に保証する必要があるんですよね。 そしてこれを怠ると説明義務違反として裁判のリスクというのは高まってしまいます。 ではなぜ歯科ではこのように詳しい説明が求められるのか。 この3つの理由をもう少し詳しく見ていきたいと思います。 まず1つ目の緊急性がないという点です。 内科とか外科とか他の医科もそうですけれども、今すぐ手術しないと命に関わるという場面 っていうのは結構ありますよね。 一刻を争う状況です。 こういう場合はもちろんその事前に詳しい説明なんてをしてられませんから、 救命が優先されてその後に説明を補足する。 そういうような流れになりますよね。 でも歯科治療の多くは今すぐ治療しなくても明日まで待ってますし カリエスもPもそうですけれども、多くの場合は慢性疾患ですよね。 もちろん急性歯頭炎でめちゃめちゃ痛くて今すぐにでも少なくても 随行先行してあげないと痛みが収まらないみたいなね。そういうような治療を今すぐ 治療しなきゃいけないケースっていうのもありますけれども、ほとんどのケースでは緊急性がありません。 インプラントも矯正も今すぐにやらなければいけない理由っていうのはないですよね。 つまり患者さんには考える時間があるわけです。 法的にはこの時間的余裕があるということは十分に説明を受けてじっくり考えて決める権利が あるということなんですね。 急がなくていいからこそしっかり説明しなければならない。 これが歯科の特徴なんです。 2つ目の治療法や材料の選択肢が多いという点。 例えば1本の歯を失った場合を考えてみましょう。 どうしますかね。 結構学生さんなんかに聞いてみるんですけれども、ブリッジ 思いつきますよね。疑視も一視疑視もありますね。 インプラントもあるし、何なら移植してくるっていうケースもあるでしょうし、矯正で動かす 補うということもある。 治療の選択肢もたくさんありますし、あとはもちろん放っておくという選択肢もあります。 保健診療か自費診療か、材料は何にするのか。 選択肢が本当に多いんですよね。 しかもそれぞれにメリットデメリットがあって、費用も大きく異なります。 なので患者さんにはこのような選択肢を示して、患者さん自身に最適な治療を選ぶ権利があるわけですよね。 3つ目。 不科学的な処置が多いという点ですね。 歯を削ったら元には戻りません。 歯を抜いたら もう二度と生えてきません。 神経を取ったら もう再生しません。 もちろん再生医療が今後どんどん発展していって、再生できる可能性もありますけれども、少なくとも今の時点では もう元に戻らない治療が多い。 だからこそ事前の説明が極めて重要というふうに言われているんですね。 # 明日から実践すべき3つの対策 ここまで、歯科において詳しい説明が必要な理由をお話ししてきましたけれども、 そしたら具体的にはどうすればいいのか この点について、明日から実践できる現実的な3つの対策をお伝えいたします 1つ目は患者さんと一緒に治療方針を決めるということなんですよね これって具体的にどういうことかというと、治療の選択肢を示してどれにしますかってね まあこう選んでもらうっていうまあそういったあのことをやられている先生もいると思うん ですけどもこれだけではダメなんですよね これってまあねレストランのメニュー見せてどれにしますかって聞いてるのとこれ同じになっちゃいますよね 大切なのは患者さんと一緒に考えること 例えばねあなたの場合こういう選択肢がありますとまあそれぞれのメリットデメリット あなたのライフスタイルとかね希望を考えるとこういう方法はどうですかみたいな感じでこれ一緒に考えていくんですね 患者さんの現在の状態を一緒に確認して客観的なデータを共有する そして患者さんの価値観や希望を聞いて一緒に考えて決めていく このようにして決めた治療計画だと患者さんの納得感が全く違いますし 当然トラブルになりにくくなるんですね なので患者さんと一緒に治療方針を決めていくこれが非常に大きなポイントになります 2つ目 同意書の活用です これ本当に重要なんですね 同意書というとね面倒とか事務的とかまあそういうふうに思われがちですけれども これは患者さんにとっても委員にとっても本当に大切な記録なんですね 何を説明してどんな治療を選んだのかリスクについてどう理解したか これが記録として残ります 不十分な同意書は返ってマイナスになります 書いていないことは説明していないっていうふうに認定される可能性もあるんですね なので同意書があれば ok というわけではなくて同意書はまあ反例とかね 個性労働省の基準を反映した必要十分なものである必要があります とりあえず作ったようなねそういう簡単な同意書とか抽象的な同意書というのは いざという時には役に立ちません 具体的にはどういったか項目が必要かというと最低限もちろん治療内容の詳細がそうです けれどもその中で予測されるリスクとか合併症 選択肢とその比較ですね費用 治療期間あとは治療を行わなかった時のリスクとか予防 まあそういったところは最低限必要になってきます 私はねあの子同意書というのはこれ愛の証明書なんていうふうに言うこともあるんです けれども あの患者さんとね先生が一緒に考えで決めた治療記録になりますのでこれはもちろん万が一の トラブルの際の証拠になるだけではなくて患者さんにとっても自分がどんな説明を受けて なぜこの治療を選んだかという微暴力になるわけですよね その微暴力が患者さんの手元にあるということはやはりトラブルになりにくくなります なので少なくても高額な慈悲診療には必ず必要十分な同意書を取ることをお勧めします 3つ目です 限られた時間で効率的に説明する工夫というのも重要です なかなか猫忙しい診療の中ですべてを詳しく説明する時間はないかもしれません もちろん先生が説明がする時間 先生がすべて説明するのは難しい場合に例えば指揮官SSさんに説明の一部をお願いしたりとか そういったことは全然問題ないでしょう ただすべて事細かくというところもなかなか難しい もちろん患者さんの質問があればしっかりと答えなければいけませんけれども その中でピックアップして主に説明するすべき内容というのはやっぱりリスク 選択肢費用ですね 説明の際には模型とか写真とかイラストとか動画とか そういったような文字だけではなくて視覚的ツールを使うと 結構患者さんの理解度も短時間でも格段に上がりますので こういったいろんな視覚的ツールを使ってみたりとか あとは表ですね 表も視覚的にパッと見てメリットデメリットとか費用とかっていうね そういったのもわかりやすいですから そういったのも使うのも効果的ですよね 私自身もよく説明も立派な診療行為というふうに言ってるんですけど これは本当にそうなんですよね 適切な説明があって初めて患者さんは安心して治療を受けることができます ですのでもちろんわかりやすく説明するのは大事ですけれども 患者さんによってはもちろん理解の度合いも違いますし 説明する側のわかりやすさっていうのはもちろん変わってきますから 説明の段階段階でここまでにねわからないところはありましたかっていう感じでね 確認しながら進めるっていうのは大事ですよね その上で重要な決定っていうのは持ち帰ってもらう 今すぐね速決してもらうわけではなくてちゃんと持ち帰ってもらって検討してもらう こうすることで患者さんも無理なく理解できて納得した上で治療を進められますので このような運用も検討してみてください # 本日のまとめ 本日のまとめになります。 歯科治療において詳しい説明が必要な理由は、緊急性がない、選択肢が多い、 不可逆的な処置が多い、この3つの特徴があるからです。 これらの特徴によって患者さんは十分な情報を得て、じっくり考えて治療を選択する権利があります。 大切なのは単に選択肢を示すわけではなく、患者さんと一緒に考えて治療方針を決めること。 そしてその過程を、判例とか厚生労働省の基準を反映した法的に必要十分な同意書として記録に残すこと。 説明に時間をかけることは一見すると診療効果を下げるように思えるかもしれませんけれども、 患者さんと一緒に考える時間こそが信頼関係を築く最高の投資なんですよね。 時は金なりと言いますけれども、説明の時間は信頼なりなんです。 # エンディング というわけで、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。 歯科において詳しく説明すべき理由についてお話しいたしましたけれども、いかがでしたでしょうか。 患者さんからね詳しい説明を求められることが本当に増えていますけれども、これに応じることもやっぱり確かに大変かもしれません。 でも患者さんと一緒に考えて治療方針を決めて、適切な同意書として記録に残すことは、 院を守る最強の盾ですし、何より患者さんの満足と向上につながる最高の投資でもあるんですよね。 ですので、同意書結構めんどくさいよねとかね、同意書があるとちょっと治療中傷してしまうからあんまり詳しい同意書は作りたくないんだよねっていう先生もやっぱり中にはいらっしゃるんですけれども、 それは批判を恐れずに言うと、それって死科医師としての怠慢というところもあるのかなぁとは思うんですよね。 だってちゃんとリスクを説明して、リスクを隠して治療するのってちょっと卑怯じゃないですか。 リスクは説明するけれども、実際にあるリスクですからね。 ですからそういったものを説明するけれども、でもそこは最善を尽くしますよっていう。 何より真摯に向き合って患者さんに対応するという方が信頼を得ることができるんじゃないかなというふうに思っております。 うちの事務所でも、必要十分な同意書というのは提供しておりますけれども、 やはりその辺の同意書の必要性というところは、皆さんも自身の委員の同意書というのも確認していただければなというふうに思っております。 さてこのチャンネルでは皆さんからのいいね、フォロー、シェアを励みに発信しております。 ご質問やコメント、こんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております。 ちなみに具体的なご相談とか、もっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方につきましては、 DLCという司会員限定のメンバーシップがありますので、こちらをご活用ください。 それではまた次回のお世話でお待ちしております。 司科専門弁護士の尾端誠でした。 もっと見る #弁護士 #選択肢 #患者 #法律 #説明 #治療 #歯科 #緊急 #同意書 #説明義務 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:471.オープニング00:142.タイトルコール03:533.なぜ歯科は詳しい説明が必要なのか05:344.明日から実践すべき3つの対策01:005.本日のまとめ02:146.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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