TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック自覚なきハラスメント〜昭和の常識は今や犯罪予備軍〜12:07 2025年9月8日 191再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次昭和の常識は令和で通用しない無自覚ハラスメントの4つの要因ハラスメントを防ぐ4つのポイント令和時代のハラスメント対策とは無自覚こそ最大の危険信号AI文字起こし(β版) # オープニング はい、みなさんこんにちは。 弁護士法人尾端法律事務所代表弁護士、 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の尾端誠でございます。 現在、日本唯一の歯科専門弁護士として、 専門活動で培った知識と経験を生かして、 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております。 さて、最近多いのがハラスメントに関するご相談ですね。 例えば、スタッフに強みに指導しただけなのにパワハラだと言われたとか、 ちょっとした冗談のつもりがセクハラだと受け取られたといったようなケースですね。 ここで大切なのは、良くも悪くも、 本人には悪意がないことが多いという点なんですよね。 この辺、ハラスメントする側が自覚していなければ、 自分がこれまでハラスメントをやっていたということはわからないかもしれませんが、 周りからそういうふうに言われたという経験というのはよくあるかもしれませんね。 もしくは、周りの人の行動を見て、 これ、ハラスメントなんじゃない?みたいなね。 そんなふうに思われたこともあるかもしれません。 そこで今回は、自覚なきハラスメントの問題点についてお話ししていきたいと思います。 # タイトルコール 歯科専門弁護士オバタマことの歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで、実例を通じた解決方法やトラブル予防のポイント 健全な院系の基礎知識を学べるチャンネルです。 # 昭和の常識は令和の非常識 さて先生方の中にも、自分も昔は怒鳴られながら育ったとかね、厳しい環境を耐えて今があるというふうに感じられている方もいらっしゃるんではないでしょうか。 もちろん私もその一人ではありますけれども、当時はそれが普通でした。 むしろ厳しいイコール愛情というふうにね、解釈されて耐えることに価値があると教え込まれていた世代ですよね。 ところが今は法律も社会も基準が変わっています。 2019年に改正された労働施策推進法ではパワハラ防止措置が、これは大企業、中小企業問わずに義務化されていますし、 男女雇用機会均等法でも性的な言動を放置することは事業主の責任として禁じています。 つまりは昔は当たり前だった言動というのが今では法律違反になってしまう可能性が結構あるんですよね。 しかも自覚がなかったからといって罪を免れるということもないんですよね。 裁判例でも上司が指導のつもりで繰り返し威圧的発言をしたケースとか、 要主とか服装をからかう冗談を繰り返したケースとかでも不法行為責任とか安全配慮義務違反というのが認められているということもあります。 じゃあなぜ本人は自覚がないのかというところなんですけれども、その背景にやっぱり2つ要因がありますよね。 先ほども少しお話ししましたけども一つは昭和の常識。 厳しく叱るのも要主に触れるのも当時は周りがそうだったし、それが普通だったと。 普通なので染み付いてきているというところはありますよね。 もう一つはそのことについて当たり前だったので自分も耐えてきたという自負ですよね。 こういったことがあったからこそ成長できたみたいなね。 そういったような経験があるからこそ、例えばこれは愛の無知だとかね、冗談で場を和ませているだけというふうに信じ込んでしまっているわけですよ。 でもその思い込みが現代の法律とか周囲の環境とか時代とは真っ向からずれている。 このずれているんだけれどもこれを自覚していないということなんですよね。 # 無自覚ハラスメントを防ぐ4つのポイント では、どうすれば良いのかというところで、ここからは無自覚ハラスメントを防ぐための4つのポイントをお話ししたいと思います。 1つ目は、そもそもその言動が業務に本当に必要かどうかを常に確認するということですね。 例えば、パワハラについては、法律では業務上必要かつ相当な範囲、これを超えた言動がパワハラとされています。 つまり、例えばミスの原因を具体的に指摘する。これは全然パワハラではないですが、普通の指導ですから。 これは必要な指導ですけれども、そこにプラスアルファというか、なんでこんなこともできないんだみたいなね。 そういう人格を否定することは、これやってはいけなくて相当性を欠くというふうに判断されやすいんですよね。 ですからその指導の言動ですね。それが業務上本当に必要な内容なのか、これを意識することがまず第一歩になります。 2つ目は、一般の人がどう受け止めるかということを考えることですね。 これはセクハラもパワハラもそうなんですけれども、判断基準。これはちょっと勘違いというか、思われているところもあるんですけれども、 本人がハラスメントだと思ったらハラスメントみたいなね。そういうふうに感じ取られる部分もあります。 これはちょっと勘違いでして、実際のところは平均的な労働者が不快に感じるかどうかというね。 平均的な人間がどう感じるかというところがベース。ここに本人の主観とか状況が考慮されるというふうになってますので、 必ずしも主観だけで判断するわけではないですよというところではありますよね。 ただし、一般的な人だったらこれね、冗談のつもりであっても、これは一般人の感覚だとアウトだよねというふうに思われるような内容であれば、これはアウトというふうに考えて差し支えはありません。 3つ目は、証拠を残すことですよね。 やっぱりこれ、口頭でのやり取りだけに頼らずに、これは録音とか書面とかね、こういったものを残すというところがすごく重要になっています。 録音というのはその場でどんな言葉を使ったかということを示す直接的な証拠になりますし、書面というのはね、委員として適切にちゃんと指導とか対応したかというね、そういうような客観的な記録にもなります。 例えば注意を与えた時の指導記録とか、スタッフに周知したハラスメントの防止規定とか、相談対応メモとか、こういったものは毎日のトラブルになった時に、しっかりとしてね、ちゃんと適切な対応しましたよというね、そういったような証拠になるわけですよ。 4つ目は、中立的な相談窓口を設けることです。 厚労省の指針でも相談体制の整備を求めています。 もちろんね、これは法律上も相談窓口を設けなきゃいけないというふうになっていますので、委員内で信頼できる、例えば幹部とかを窓口にしたりとか、あとは外部の社労士とかカウンセラーを保管的に利用するというのも、これもいいかもしれませんね。 ただですね、顧問弁護士を窓口にするっていう、もちろん弁護士を窓口にするってこともあるんですけれども、顧問弁護士を窓口にするっていうのは、ちょっとこれはあまりお勧めというかね、これ基本的にはしない方がいいというふうにされています。 というのも顧問弁護士って、委員側の人間じゃないですか。 そうすると委員側の立場の代理人なんですけれども、その顧問弁護士がスタッフの例えば言い分を窓口として聞いてしまうと、委員とスタッフが争うになったときに、これ利益相反っていってね、両方の代理人にもなれないという事態が陥ってしまう可能性が出てきてしまいますので、 そういう場合は、そういう可能性もあるので、別の人を窓口に立てて、弁護士は窓口ではなくて、委員側の対応方針を上限する役割という形で活用いただければと思います。 結局ですね、一番大切なのは、自分はハラスメントをやっていないということを思い込まないということですね。 やっぱり昭和では普通だったとかね、自分も耐えてきたとかね、そういったような自負っていうのが、これは無自覚なハラスメントを生み出すわけですよ。 今は令和の時代に入って、時代も変わり法律も変わっています。 昔の凝り固まった頭間のままですと、今回のハラスメントの話に限らずですけれども、普通に今までどおり、今まで何の問題もなかったということをその通りやることが、全部違法行為だったみたいなね、そういったことだってあり得る話ですので、 そこは、それこそそういったことを自覚して、時代に合わせて周りの人の意見にも耳を傾けて、令和時代の委員経営をしていただければと思います。 # 本日のまとめ 本日のまとめです。 ハラスメントをする人は多くの場合その自覚がありません。 その背景には昭和の常識と自分も耐えてきたという自負があります。 しかし法律はその本人の主観とは関係なく、業務に必要かどうか、 社会一般から見てどうか、こういったところだけで判断します。 だからこそ業務の必要性を確認すること、一般人基準で考えること、 録音と書面で証拠を残すこと、中立的窓口を設けること、 この4つをしっかりと抑えておいていただきながら、 時代が大きく変わってきている中で、自分はハラスメントをやっていないというふうに思い込まない。 時代はどんどん変わってきています。 昔大丈夫だったからこれからも大丈夫、そんな保証は全くありません。 このことをしっかりと落とし込んでいただければ幸いです。 # エンディング ということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました 自覚ハラスメントというテーマについてね 昭和の常識と耐えてきた自負が現代ではリスクになるということをお話しいたしました 先生方も自分は大丈夫というふうに思ってませんか あの 思ってる自分は大丈夫だと思っている人こそ危ないというふうに感じていっていただいた方が いいかもしれませんね 無自覚こそ最大のリスクです その思い込みが委員の雰囲気を壊しスタッフを失い 最悪の場合には法律トラブルに直結します もはやねキャラだからとか冗談だからとか昔は普通だったからとかそういったような 言い訳は通用しません 委員を守るためにそして先生ご自身を守るために今こそ指導とか会話のスタイルを アップデートする覚悟が必要だと思います さてこのチャンネルでは皆さんからのいいねフォローシェアを励みに発信しております ご質問やコメントこんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております ちなみに具体的なご相談とかもっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方 につきましては dlc という司会限定のメンバーシップがありますのでこちらをご活用ください それではまた次回の音声でお待ちしております 地下専門弁護士の尾端誠でした もっと見る #弁護士 #ハラスメント #セクハラ #トラブル #パワハラ #法律 #予防 #証拠 #歯科 #無自覚 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:271.オープニング00:152.タイトルコール02:323.昭和の常識は令和の非常識05:214.無自覚ハラスメントを防ぐ4つのポイント01:055.本日のまとめ01:306.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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