TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック根管治療時のファイル破折、言う?言わない?14:52 2025年11月17日 140再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次ファイル破折を患者に告げるべきか?そのリスク根管治療中ファイル破折を防ぐ3つの対策治療前の「事前説明」がトラブル回避の鍵万が一の破折時、患者への誠実な「事後対応」弁護士が語る根管治療「同意書」の落とし穴AI文字起こし(β版) # オープニング はいみなさんこんにちは 弁護士法人尾端法律事務所代表弁護士 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の尾端誠です 現在日本唯一の歯科専門弁護士として専門活動で培った知識と経験を生かして 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております さてね先日は根幹内にタインで破設したファイルが入っていた時のね 対応というかどうしたらいいのかというようなお話をしましたけれども 今回は自分で折ってしまったケースのお話です 皆さんは根幹中央中ファイルが折れてしまった時患者さんに説明していますか # タイトルコール 歯科専門弁護士尾形誠の歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント 健全な委員経営の基礎知識を学べるチャンネルです。 # あなたは言う?言わない? さて、根幹治療中のファイルの破裂ですけれども、ファイルに限らず大前提として100%破裂しない器具は存在しないというのが現実ですよね。 根幹治療するとき、先生方も新品のファイルを使ったり、少しでも抵抗を感じたらすぐに交換したりとか、 無理な力を加えないように本当に最新の注意を払っていらっしゃると思います。 それでも根幹が非常に湾曲していたり強削していたりすると、器具の金属機能も相まって偶発的に破裂してしまうことはどうしても起こり得る偶発症ですよね。 これは仕返しであれば誰もが経験する可能性があるものの一つかと思います。 実際に器具の欠陥のケースもありますしね。 ちなみに言われるような話ではないですが、私も当然折ったことはあります。 初めて折った時のことも今でも覚えていますね。どこの指板だったかとか、何号だったかとか、そういったのもよく覚えています。 治療中に急にファイルを持っている指の感覚が変わった瞬間、さーっと血の気の引く思いがしましたね。 卒業1年目の時でしたけれどもね。 あとはその時の他でも例えば変な感覚があって、根幹治療中に指の感覚があれと思って急いで、 急いでと言ってもね、もちろん慎重に根幹内からファイルを出したところ、折れてはいないけれども伸びてギリギリセーフみたいなね、そういったこともありましたしね。 そういったヒヤッとしたケースもありましたよね。 話はね、ちょっと脱線しますけれども、昔はね、結構今もやってる人はほとんどいないと思うんですけど、新品のリーマファイルを出すのがもったいないとかね、 伸びたやつ、伸びたリーマファイルをギリギリまで使ったり、もうちょっといける、もうちょっといけるみたいなね。 あとは折れたリーマファイルを先端を削って使っていたという話も聞いたことがありましたね。 さすがに今はないんじゃないかなと思いますけども、皆さんどうですかね。 だいぶね、ちょっと話が逸れちゃったんで話を元に戻しますけれども、 もちろんね、その仕返しにはリーマファイルを折らないように慎重に治療すべき義務がありますので、無茶な操作を行ったり、例えばね、伸びたリーマを持ったことによって折ってしまったという風になってしまうと、 注意義務違反が問われる可能性がありますけれども、問題ないと思われるリーマファイルを適切に操作していた場合、 仮にファイルを折ってしまったとしても、それが直接義務違反になるとは限らないわけです。 そんな困難もあってからですね、患者さんを不安にさせたくないとか、適切にその後対応すれば予後に影響を与えないことも多いから、あえて言わなくてもと、感じてしまうその気持ち。 私もね、もちろん経験がありますから非常によくわかります。 ただし、この判断には大きな落とし穴が潜んでいるんですね。 何かと言うと、それは何と言っても隠すことのリスクです。 例えば、ある院で根幹治療を受けた患者さんが痛みが出たとかね、引っ越しでも何でもいいんですけども、別の院を受診してレントゲンを取ったところ、 そこのレントゲンにファイルの破裂編が見つかったと。 そうなってくると、それで事前に、前の院で何も聞いていないということになれば、 その患者さんは当然ですけれども、前の院では何も聞いていない、医療ミスされた、隠された、訴えてやる、みたいなね、そんな感じのトラブルっていうのは、これは典型的な例ですよね。 実際にこの手のトラブルというのは少なくありません。 裁判になったケースもありますしね。 そもそもファイルを根幹内に折られること自体、医療ミスだと考えている患者さんも多いですから、 掘った事実を告げずに、後日別の院で見つけられた時の感情の触れっていうのは、かなり大きくなります。 だからこそ患者さんの心理的トラブルになりやすいんですね。 しかも法的にも説明すべき重要な内容を告げずに隠すという行為は、患者さんがご自身の体の状況を知り、 今後の治療を選択する権利、いわゆる自己決定権を侵害するものになりますので、 これは偶発症が判明した時点での事後説明を怠ったとして、説明義務違反というふうになるわけです。 もちろん、中には隠したつもりはなくて、単に折れたことが気づかないというケースもあるんですけれども、 これも同じですよね。 意図せずとも、患者さんとしては隠された、折られたし隠されたと何も言ってくれなかったと、 そういう同じ状況になるわけです。 # ファイル破折トラブルを防ぐ3つのポイント それでは、どのように対応すればよいのでしょうか。 患者さんにも正しい知識を持ってもらって、お互いの認識のズレをなくすことによって、 歯科医を法的に守るために実践していただきたい対策、今回は3つ。 時系列に沿ってお伝えしたいと思います。 1つ目は治療前の話ですね。 その前にファイルの破設の可能性を説明して、できれば同意書を取っていただくということですね。 今回3つの対策をお話しする中で、これが最も重要です。 後でお話しする、おった後の説明も、これももちろん大事なんですけれども、 事前に説明をしていなければ、どんなに後で詳しく説明したとしても、 言い訳にしか聞こえなくなっちゃうんですよね。 ですので、事前の説明はすごく重要です。 具体的には、まず根幹治療を始める前に事前説明として、 根幹治療を行うにあたっては、例えば根幹の形態の複雑さとか、 器具の特性上、最新の注意を払っても、器具が根幹内で破設する可能性がありますと、 そういったような内容をお伝えいただきます。 そして、もしファイルとかリマが破設した場合には、除去を試みるか、 もしくは症状がなければそのまま経過観察となる場合があること、 場合によっては専門医を紹介することがあるなど、 これは偶発症の存在と偶発症が顕在化した際の対処方法、 これを事前に口頭で丁寧に説明することが重要です。 さらに言うと、単に口頭だけの説明だけだと、 患者さんが説明した内容を忘れてしまったり、 後々、院側がどういう説明をしたのか、 それが証明できない可能性もありますので、 同意症をかわすというのが一番いいです。 同意症があれば、万が一の際、患者さんにとっても、 記憶上も記録上も想定内の出来事になって、 大きなトラブルに発展しにくくなるわけです。 ただ、中には同意症まではかわしたくないという先生がいるかと思うんです。 僕は絶対かわした方がいいと思うんですけども、 そこまでしたくないという先生がいる場合には、 例えば、同意症に書くリスクの内容、 さっき言ったような内容だったりとか、 あと他には細い器具を使用するため、 器具が根幹内で破裂する可能性がありますよ、 そういったようなことを説明したリーフレットを渡すとか、 あと動画をお見せするとか、 少なくとも患者さんに事前に根幹治療の際には、 根幹内でファイルが破裂する可能性があることを認識してもらった上で、 治療を開始することがとても重要になります。 二つ目は、ある意味当たり前の話なんですけれども、 治療中はおらないための注意義務を尽くすことですよね。 例えば、日々の検査を怠らないということはもちろん当然ですけれども、 ファイルの交換頻度に関する院内ルールを明確にするとか、 原則として新品を使用する、 ただ、慈悲であれば毎回新品というのはそこでペイできると思うんですけれども、 そうじゃない場合、保険とかだとなかなか現実的ではないというところもあるでしょうけれども、 ただ少なくとも伸びたファイルは使わないとか、 トルクコントロール機能付きのモーターを使うとか、 それは委員としておらないための最大限の努力を具体的に行うことがとても重要です。 三つ目は、そうは言っても折れてしまうこともあるでしょう。 その時に折れた後に事実を誠実に説明して、選択書を提示して詳細に記録することということが重要です。 自己説明ですよね。 これはやっぱり隠さずに速やかに事実を伝えるということが重要です。 具体的には治療の器具の先端が刃の中に残ってしまったということをお伝えして、 レントゲンとかを見せながら、除去を試みる場合、このまま経過観察とする場合、 それぞれの対処法とか予防を丁寧に説明して、患者さんと一緒に今後の治療方針を決定していきます。 そしてその説明のプロセスを詳細に軽でに記録する。 これが事後の説明義務を果たすことになるわけですね。 先ほどもお話ししましたように、事前説明があってこその事後説明ですので、 事前説明があっての事後説明という流れであれば、患者さんにとっても想定内の出来事になりますから、 そういう意味では大きなトラブルにはなりにくくなるわけです。 このように事前の情報共有による信頼構築と事後の誠実な対応、この二段構えが大切なんですね。 ただ中には先生によっては、これ患者さんに折れるかもしれないなんて言ったら、 不安があるだけだから、それは言いたくないという風に感じる先生もいるかもしれません。 でもよくその辺はちょっと考えてみていただければと思うんですよね。 もし自分が患者さんの立場だったらという時に、事前にリスクを一切共有してくれない先生と、 リスクも素直に話した上でそれでも最善を尽くしますと言ってくれる先生、患者さんはどちらを信頼できるでしょうか。 器具の破裂というのは偶発症です。 もちろん無茶な操作して偶発症じゃないケースもありますけれども、原則というか基本的にはしっかりとした操作を行っているのであれば、 これは偶発症と位置づけて構わないわけですよね。 ですけれどもそれを事前に説明しないこと、そして起きた後に隠すこと、 これらは偶発症ではなくて、委員の誤った選択であって、 道義的な責任だけではなく法的にも説明義務違反とみなされてしまうわけです。 # 本日のまとめ 本日のまとめです。 根幹治療中の器具の破裂は100%破裂しない器具はないという現実がある一方で、 折らないための注意義務も求められます。 そして患者さんにも正しい知識を持ってもらって、お互いの認識をゼロを無くすることで 歯科医を法的に守るためには3つのポイントですね。 治療前には同意書で破裂リスクと対処法を説明し、同意を得ておくこと。 治療中は新品とか伸びたようなファイルを使わないとか、そういった器具の管理を徹底して注意義務を尽くすこと。 破裂後、もしそれでも破裂してしまったら隠さずに誠実に事実を説明して、対応協議して詳細に記録すること。 この事前、治療中、事後の3つの段階の対策が非常に重要です。 # エンディング はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。 根幹治療中の器具破裂についてお話ししましたけれどもいかがでしたでしょうか。 リーマファイルの破裂というのは、保険でも慈悲でも起こり得ることですし、 その刃がよう不良になってしまった場合には、例えばその後のインプラント費用とか 結構損害額が大きくなる可能性もあるんですよね。 ですから、そう考えると保険慈悲に関わらず必要十分な内容が記載されている事前の同意書 これは今の時代は必須だと思いますので、今一度見直していただければと思います。 ちなみにこれ言っていいのかどうかわかりませんけれども、以前エンドの学会で作成したという同意書を拝見したことがあるんですけれども 残念ながら不十分な内容でした。 さてこのチャンネルでは皆さんからのいいね、フォロー、シェアを励みに発信しております。 ご質問やコメント、こんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております。 ちなみに具体的なご相談とか、もっとトラブル要望について身につけたいと考えている先生方につきましては DLCという司会員限定のメンバーシップがありますので、こちらをご活用ください。 それではまた次回の音声でお待ちしております。 地下専門弁護士の小畑誠でした。 もっと見る #弁護士 #トラブル #法律 #予防 #医療ミス #歯科 #ファイル #リーマー #根管治療 #破折 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真00:461.オープニング00:152.タイトルコール05:133.あなたは言う?言わない?06:204.ファイル破折トラブルを防ぐ3つのポイント00:555.本日のまとめ01:256.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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