TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック違法な歯科医院のプレスリリースにうんざり13:19 2025年12月24日 163再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次医療機関のプレスリリースはなぜ危険?医療広告とみなされる基準とその罠歯科医院が陥る違法表現の具体例法律違反で失うもの、信用回復の道は?専門家と築く安全な情報発信の極意AI文字起こし(β版) # オープニング はいみなさんこんにちは。弁護士法人小畠法律事務所代表弁護士 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の小畠誠です。 現在日本唯一の歯科専門弁護士として専門活動で培った知識と経験を生かして 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております。 プレスリリースって広告戦略の一つとして色々な企業が取り組んできていますけれども 最近プレスリリースを出す歯科医院も増えましたよね 新しい設備の導入だったり診療体制の変更だったり 地域の取り組みだったり採用の発信だったり でもこのプレスリリース 特に医療機関が出す場合注意しなければならないことがあるのを知っているでしょうか なんでそんなことを言うのかというと 結構最近見ると違法なプレスリリースを目にすることが多いからなんですよね そこで今回は医療機関における違法なプレスリリースについてお話ししたいと思います # タイトルコール 歯科専門弁護士おばたまことの歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント 健全な院系の基礎知識を学べるチャンネルです。 # 医療機関のプレスリリースの特殊性 さてプレスリリースですけれども、いくつも見るとわかりますけれども、作り方にカタがあるんですね。 見出しで目を止めてもらって、本文で良さを語って、最後は問い合わせや予約へ誘導と。 広報としては王道ですし、外部の製作会社が入るほどその形は綺麗に整います。 委員としても、せっかく投資して整えたことや地域で続けてきたことをちゃんと知ってほしい。 その気持ちは自然ですし、そこ自体は全く悪いことではありません。 でも医療機関のプレスリリースは一般企業と前提が全く変わります。 何が変わると思いますか? 何が変わるかというと、 例えば、患者さんの受診を促す意図で委員が特定できる内容、 つまり、有因性と特定性があればこれ全て医療広告とみなされるわけです。 これは有因性と特定性があれば医療広告とみなされるというのは、 つまり媒体は関係ないわけですよね。 ホームページだろうがSNSだろうがプレスリリースだろうが、 有因性と特定性の要件が満たせば医療広告。 ほとんどのプレスリリース医療機関が出しているものを見ていただくとわかるんですけれども、 はっきり言ってこの2つが揃っているので、これはまさに医療広告なわけです。 プレスリリースが医療広告になるとどうなるかというと、 当然、医療広告ガイドラインをしっかりと守らなければいけないわけですね。 じゃあ、プレスリリースの中の表現としてどういう違反が多いのかというところですけれども、 いくつか押さえていきましょう。 まず、よくあるというか多いのは最上級とか比較のニュアンスですよね。 地域初とか最先端、トップクラス、最高水準とかね。 こういう言葉は医療広告ガイドラインの世界では他の医療機関よりも優れていると受け取れられやすい。 口回ってないですね。受け取られやすい表現ですのでアウトです。 他には効果を確信させる書き方。短期間でこうなるとかね。痛くないとか。 必ず満足するとかね。 さらには体験談とか口コミとか、ビフォーアフターで背中を押すってこういったことも誤解が生じやすいですのでね。 やっぱり結構これはやってはいけないというところに入っていきます。 自由診療の説明不足も多いですよね。 新しい治療メニューを出すときに良い点だけを強調して書いて、 費用とかリスクとか副作用の話がないかあってもすごく薄い。 例えばね、クワスクは受診してからとかっていうような、 誘因が強いだけの文章になってしまうと必要な情報が足りないし、 これもかなり危ないというか、これもダメでしょうね。 割引とかキャンペーンとかモニター価格とか、 費用の安さを前に出すやつも、これもこういった費用の強調もアウトです。 今だけとか限定とか、何パーセント付とか、 反対に何パーセント、何割で受けられますよとかね。 こういったような安さで誘因するとか誘導する。 これも医療の広告としては、費用を落とすからダメというわけなんですね。 こういった違法表現をすべて取り締まるのは難しいので、 見つからなければ何も処分を受けることはないかもしれませんが、 今は医療機関ネットパトロール事業という、 多くの人は聞いたことがあると思うんですけども、 聞いたことがない人は医療機関ネットパトロール事業というふうに検索していただくとすぐ出てきますが、 匿名で情報提供、通報できる仕組みがあるわけです。 誰でも匿名で通報できる時代なわけですよ。 見つかるかどうかじゃなくて、見つけられる前提で出す必要があるわけですよね。 医療広告ガイドライン以外にも、例えば景品表示法とか薬器法の規制も注意が必要です。 満足度や推奨率、ナンバーワンみたいな、 そういった数字は根拠が弱いと景品の話に飛びますし、 それから機械とか材料とかについて、 例えばこれで治るとか、これで改善するみたいな、 そういう効果を言い切ってしまうと、薬器法の広告規制の話が乗っかってきます。 これらの規制に違反すると、現実的には修正・削除の対応に追われます。 指摘が入った時に直すだけで済めばまだいいかもしれませんが、 ただ、出した文章というのは、消えて全部なくなるわけじゃなくて、 転載されたり引用されたり、スクショとかして残ってしまうわけですよね。 直しても、残ったものまでは消せないですよね。どこかに行っちゃったもの。 そして虚偽の広告のように悪質と評価されるものは、刑事罰を受ける可能性ももちろんありますし、 修正指導の命令に従わない場合も同じく刑事罰を受ける可能性があります。 こういった法律違反の問題もありますが、法律違反の問題だけではないですよね。 もし、こういうような違法行為を繰り返すというような委員だとすると、 この委員はコンプライアンスを意識しないで、 法律違反の常習だというレッテルが貼られてしまうわけですよ。 地下は狭いですから、こういった話が回るのも早い。 法律違反はもちろんですけれども、信用が落ちていってしまう。 ここが一番怖いところなんですね。 だからこそ、出した後に考えるじゃなくて、出す前にしっかりと詰めておくというところが大事です。 # プレスリリースの注意点 それではプレスリリースをどう書けばいいのかというところですけれども、 まず大前提としては、今お話ししたようにプレスリリースを書くときは医療広告として書くというところを決めるというかね、これ大前提ですね。 プレスリリースだから特別何かというわけではなく、これ最初から医療広告として書ける範囲で書くべき範囲を揃えると。 これがすごく重要です。もちろん他にも医療広告ガイドラインだけではなく、経費表示法とか薬器法、これを理解してその範囲内で書くと。 これがもう基本中の基本というかね、大前提の本当の弁数になってきますね。 自分で書く場合ももちろんそうですけれども、業者さんにお願いする場合もね、そのことをしっかりと伝えるということが重要です。 もちろんね、多くの業者さんはこの辺はわかっているはずなんですけれども、ただ現実的にはこれ一般企業のプレスリリースが得意な業者さんとかでもね、 意外と医療の法制度わかっていないということもあるんですよね。これプレスリリースに限った話ではなくて、ありとあらゆるコンサルをやっている会社とかね、ありますよね。 一般企業ではすごく力もあるし、成果も上げているところでも、医療でももちろん上げるんだけれども、 でも医療の法制度わからずに、ある意味違法行為を促してやっているというところもありますのでね、 その辺はよくちゃんと先生方も理解しないと、先生方が知らない間に違法な発信をしているということもありますのでね。 ですので、その辺は抑えておくと。 じゃあその具体的にはどういうような表現かというと、最上級とか比較っぽい言い方、体験談、ビフォーアフター、効果の言い切りというのはこれは入れないと。 自由信条の場合は用意点だけではなくて、費用とかリスクとか副作用とか、その辺の注意点もしっかりと書く。 費用については割引とか安さの強調はしない。 数字の見せ方とか機器の表現も、これも一回ね、最初はザーッとね、もちろんこういったことを伝えたいというので書いてもいいと思うんですけど、 その後、ちゃんとこれがね、経費用事法とか薬器法の地雷を踏んでいないかを確認してから出すというところが重要ですね。 結局大切なのはプレスリリースを単なる広報資料だと思わないということです。 委員の名前で出す以上、これは委員の看板そのものですよね。 診療でも良い話だけして注意点を言わなかったら、後で患者さんと必ず揉めますよね。 文章も同じです。 今の時代すべての源は信用です。 だから責めるなら表現では責めない。 やったもん勝ちとか言われた時にやめればいいという発想の人は本当にやめてほしい。 専門家と連携して説明の質でかつ、守りながらちゃんと伝える。 ここを大事にしてほしいですね。 # 本日のまとめ 本日のまとめです。 プレスリリースは、有因性と特定性が揃えば医療広告です。 ホームページでもSNSでもプレスリリースでも、他のいろんな媒体、どんな媒体でも、 これ、媒体は関係ありません。 この2つ、有因性と特定性があれば、医療広告に該当します。 だから、司会員のプレスリリースというのは、最初から医療広告ガイドラインを前提に書くことが重要です。 注意が必要なのは、最上級、比較の言い方、効果を確信させる言い方、体験題や口コミ、ビフォーアフター、 自由診療の説明不足、そして費用の強調です。 数字の見せ方によっては景品表示法、機器や材料の効果の言い切りは薬器法違反にもつながります。 匿名で通報できる仕組みもありますので、プレスリリースは出した後に考えるでは遅い。 出す前に専門家と一緒にしっかりと詰める。ここがとても重要です。 # エンディング はい、というわけで今日も最後まで聴いていただきましてありがとうございました プレスリリースというのはうまく使えば信用を積み上げる道具です でも書き方を間違えると違法な文章を自分のいいの名で残すことになりますのでぜひ 今回のお話をご参考いただければ幸いです さてこのチャンネルでは皆さんからのいいねフォローシェアを励みに発信しております ご質問やコメント こんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております ちなみに具体的なご相談とかもっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方 につきましては DLCという司会員限定のメンバーシップがありますのでこちらをご活用ください それではまた次回の音声でお待ちしております 地下専門弁護士の小畑誠でした もっと見る #弁護士 #コンプライアンス #法律 #プレスリリース #歯科 #薬機法 #通報 #医療広告ガイドライン #景品表示法 #医療機関ネットパトロール [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:121.オープニング00:152.タイトルコール06:243.医療機関のプレスリリースの特殊性03:274.プレスリリースの注意点01:085.本日のまとめ00:566.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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