TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック【要注意人物図鑑シリーズ⑭】治療無関心・自己管理困難型患者への対応法09:23 3月13日 87再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次治療無関心患者が抱える意外な本音責任転嫁を避けるための法的記録術患者の行動変容を促すコミュニケーション術「どうでもいい」患者の深層心理とは医院と患者を守る説明義務と記録の徹底AI文字起こし(β版) # オープニング はいみなさんこんにちは 弁護士法人大端法律事務所代表弁護士 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の大端誠です 現在日本唯一の歯科専門弁護士として専門活動で培った知識と経験を生かして 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております さて今回は幼虫人物図鑑シリーズ第14弾 治療無関心事故管理困難型の患者さんです 何度説明しても生活習慣の改善指導を聞き流して同じ状態を繰り返す患者さん 痛みが引いたら来なくなって半年後にまた痛いと来んする患者さん でいてまあ状態が悪くなるとこれ先生の治療が悪かったんじゃないんですか と言ってくる患者さん 治療に無関心で指導も聞き流す それなのに結果が思い通りに出なければ不満をぶつけてくる 今日はこのような治療無関心事故管理困難型の患者さんにどう向き合えばいいのか 法的なリスクも含めてお話ししていきたいというふうに思います # タイトルコール 歯科専門弁護士おばたのことの 歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで 実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント 健全な医院経営の基礎知識を学べるチャンネルです。 # 治療無関心・自己管理困難型患者の構造的リスク さて、治療に無関心な患者さんの問題ですけれども、 これは本当に多くの委員で日常的に直面している課題ですよね。 痛みが引けばもう来ない。 生活習慣の指導は右から左。予約も平気でキャンセルする。 もちろんね、患者さんの側にも事情はありますよね。 仕事が忙しくて通院の時間が取れない。費用の問題がある。 あるいは治療そのものの恐怖心とかね。 そもそも歯科の優先順位がとても低いというのは決して珍しくはありません。 病院には月1回行くし、車の車検はきちんと出す。でも歯科には行きたくならないといかない。 歯の健康は後回しでいいとそう思っている方が一定数いらっしゃるのが残念ながら現実です。 ただしこういった類型の患者さんは単に無関心なだけというわけではないという点がある意味厄介なんですよね。 こういう患者さんは自分は治療に協力しないのに望む結果だけはしっかり求めてくるというそういう特徴もあります。 指導を守らない。通院は中断する。でも状態が悪ければ先生の治療がおかしかったんじゃないですかと言ってくる。 つまり責任を自分以外に向ける多発的な傾向があるというわけです。 では、なんでこういった構造が生まれるかというところですけれども、まず一つ目は歯科治療に対する認識のずれですね。 今でこそ以前に比べるとだいぶ国民的意識も変わってきてはいますけれども、それでもまだ多くの患者さんは 歯科治療というのは痛みを止めるものであって将来の健康を守るものというそういう認識はないわけですよ。 だからこそ痛みが引いた時点で治ったと思い込む。 よく言われる喉元すぎれば熱さを忘れるってやつとこれ一緒ですよね。 痛みが治まればもう大丈夫もう治ったと本気で考えている人がいると。 これは患者さんが悪いという話ではなく、心理的な要因と歯科治療の理解が共有されていないというような問題になります。 二つ目としてはやっぱり患者さんの背景治療ですよね。 治療に来ない人の中には単にやる気がないとか無関心なだけではなくて、もちろんできない理由を抱えている方もいるわけですよ。 経済的な困難だったりとか、仕事が不規則で通えないとか、 またメンタル的な問題とかいろんな問題があります。 ですので、航空内の状態が悪化していることを自覚しつつも、行かなきゃいけなきゃと思いながらもちょっと足が視界に向かないというかね。 もしくはこういった航空内の悪い状態を見せること自体が恥ずかしくて足が遠のくという方もいらっしゃいますよね。 そしてもう一つ、委員側の課題というか問題にしては、説明の仕方が一方的になっていないかという点もありますよね。 正しいことを伝えているのに患者さんの行動が変わらない。 それはひょっとしたら正論が響かない相手に正論で押しつけているだけかもしれません。 # 臨床面と法的視点からのアプローチ それではどうすれば良いのかというところですけれども、今回は臨床面と法的予防の面の両方の面からお伝えしたいと思います。 まず臨床面で有効とされるのが同期付け面接というコミュニケーション手法ですよね。 これはもともとアルコール依存症の治療から生まれた手法で、地下を含む様々な分野で効果が実証されていますので、 先生方もやられているところも、意識的にやられている場合もあれば、自然にやられていることもあるかもしれません。 この手法の革新というのは、こうしなさいというふうに指示をするのではなく、患者さん自身の口から変化の言葉を引き出すことにあります。 例えば、このまま治療を中断し続けると、ご自身にはどうなると思いますかという感じで問いかけるわけですよね。 そうすると、患者さんは、そうですね、歯がなくなるかもしれないですね、と自分で答えを出す。 人から言われたことよりも、自分で気づいたことの方が行動変容につながりやすいわけです。 あと、合わせて大切なのが、スモールステップの設定ですよね。 いきなり完璧を求めるのではなく、例えば寝る前だけでいいので歯間ブラシを一箇所通してみてください。 そういう小さなステップ、いきなり100点ではなくて1点1点ですね。 こういう目標から始めていく。小さな成功体験が自己肯定感を育てて、それが次のステップの動機につながります。 そして法的な観点からは、やはりここは記録化の徹底が何より重要ですよね。 例えば、患者さんが推奨治療を拒否した場合には、そのやり取りを必ずカルテに記載する。 治療中断のリスクとして感染拡大や抜粋に至る可能性を説明したけれども、 患者さんは理解した上で、現時点では応急処置のみを希望みたいな感じですね。 しっかりとカルテに形を残すということですね。 カルテというのは裁判において重要な証拠にもなりますし、記載がなければ説明していなかったというふうに認定されるリスクもあるわけです。 ですからしっかりと記録をする。 特にこういった類型の患者さんというのは、自分の否を認めないで、異議の責任を追求している可能性がありますので、 そうだからこそ記録が異議の盾になります。 特にリスクの高い治療中断のケースでは、説明の内容を文章にして交付して、 証明をいただくということも検討してみてもいいかもしれません。 結局一番大切なのは、患者さんの無関心を額面通りに受け取らないということですね。 どうでもいいと言っている患者さんの内側には、本当はどうにかしたいという気持ちと、 でも今のままでいたいという、そういう気持ちが共存していることが多いです。 心理学ではこれを量化性というふうに置きますけれども、その葛藤を理解した上で無理に変化を押し付けるのではなく、 患者さん自身の中にある変化の種に光を当ててあげることが行動変容の第一歩です。 そして同時に、どんなに患者さんが無関心であっても、医療者としての説明義務はなくならない。 むしろこういった類型の患者さんは、結果が悪くなれば他の人のせいにする傾向がありますので、 より丁寧に説明して、より確実に記録を残す。 それが患者さんの健康を守ると同時に、因縁を守ることにつながります。 # エンディング はいということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました 治療無関心事故管理混乱型の患者さんへの向き合い方についてお話ししましたけれども いかがでしたでしょうか 無関心なのに結果を求めてくるという構造を理解した上で一方的に指導するんではなく 問いかけで気づきを引き出すことそして万が一のクレームや紛争に備えてカルテへの 記載を徹底すること スタッフの皆さんにもぜひ共有していただいて委員全体で取り組んでいただければという ふうに思います さてこのチャンネルでは皆さんからのいいねフォローシェアを励みに発信しております ご質問やコメント こんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております ちなみに具体的なご相談とかもっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方 につきましては dlc という医師会員限定のメンバーシップがありますのでこちらを ご活用をください それではまた次回の音声でお待ちしております 地下専門弁護士の小畑誠ことでした もっと見る #弁護士 #患者 #法律 #動機づけ #自己管理 #無関心 #スモールステップ #他責 #行動変容 #歯科 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:121.オープニング00:152.タイトルコール03:243.治療無関心・自己管理困難型患者の構造的リスク03:294.臨床面と法的視点からのアプローチ01:045.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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