TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック【要注意人物図鑑シリーズ⑱】見えない痛み訴え型患者への対応法09:23 3月23日 110再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「見えない痛み」患者の真の正体とは歯科医院が陥る対応のNGパターン患者の「見えない痛み」肯定の鍵治療目標の転換と連携先の見極めチームで挑む「見えない痛み」対策AI文字起こし(β版) # オープニング はい、みなさんこんにちは。 弁護士法人 尾端法律事務所代表弁護士 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 地下専門弁護士の尾端誠です。 現在、日本唯一の地下専門弁護士として 専門活動で培った知識と経験を生かして 司会員が安心して診療できる環境づくりを サポートしております。 さて、今回は幼虫人物図鑑シリーズ第18弾 見えない痛み訴え方の患者さんです。 冷凍犬をとっても異常がない。 刺繍組織にも問題がない。 でも毎回、まだ痛い。 全然良くならないと訴えてくる。 これが原因子かなと思って抜粋しても 何なら抜粋をしても痛みが消えない。 こういうタイプの患者さん、正直どう対応すればいいのか 困ってしまいますよね。 ただ、こういうタイプの患者さんは 対応を誤ると損害賠償責任に発展することも 実際に起きています。 そこで今回は、こういったタイプの患者さんについての 対応についてお話ししたいと思います。 # タイトルコール 歯科専門弁護士岡田誠の歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント 健全な院系への基礎知識を学べるチャンネルです。 # 見えない痛みの正体と歯科医院が陥りやすい罠 いろいろと調べてみたけれども、異常が見つからないのに強い痛みを訴え続ける患者さん。 こういった場面に遭遇したことのある先生もいらっしゃいますよね。 レントゲンを取ってもCTで精査しても、航空内の初見を見ても特に異常は見つからない。 でも患者さんは確かに苦しんでいる。 こういった不定周層、日本歯科心身医学会によると、大学病院の新館では少なく見積もっても 1割くらいは歯科心身症が疑われるというふうにされていますので、当然ですけども一般の歯科医院でも決して稀ではないわけです。 こうした患者さんの中には、否定形質とか通称といった歯科心身症の範疇に入るものも少なくはありません。 これは患者さんの気のせいとかというわけではなくて、脳の中の痛みの調節システムにエラーが生じている状態だと考えられています。 ただこうした不定周層の中には、筋筋膜製の疾痛とか上顎動員、三叉神経痛といった実際に気質的な疾患が隠れることもありますので、 安易に心理性だろうというふうに決めつけずに、まず丁寧な間別診断を行うことはすごく重要です。 この見えない痛みへの対応を誤ってしまうと、視界にとって非常に厄介なトラブルに発展する可能性があります。 まず一つ目としては、これは患者さんが痛いと言い続けているので、必要性に疑問を感じながらも ついつい痛いという言葉に引っ張られて、追加の治療に踏み切ってしまうというケースです。 右上が痛いと言っているから、何となく打診が強いこの歯かな、みたいな感じで罰剤とか、何なら罰針もしてしまう。 ところが非定型指数の場合、外科的な処置を行うと、かえって痛みが増したり、痛む部位が広がったりすることがあります。 良かれと思って行った治療が状況を悪化させてしまって、あの治療のせいでもっと酷くなったとか、誤診をされた、みたいな感じで損害賠償請求の入り口になる可能性が結構高くなってしまうわけです。 一方で、異常がないから治療の必要はありません、という両極端かもしれませんが、突き放すパターンもあります。 実際に痛みとか違和感を長時間訴え続けていた患者さんに対して、いろいろ調べても原因が見つからなかったので治療の必要がありません、みたいな。 そういうふうに伝えたんだね。これはもうなんだっていう、そういう逆情的なところもお気持ち的にも不安な気持ちから、なんでっていう気持ちもあるし、 だったら治療費を返せよ、みたいなね。そういうようなことのケースっていうのも実際にあります。 さらにこうした患者さんが誰もわかってくれないという孤立感を深めていくと、ネットへの書き込みとか法的支度に訴えるという展開にも進んでくるわけですよ。 # 見えない痛みと向き合う それではどうすれば良いのかというところですけれども、今回はポイントを3つお話ししたいと思います。 1つ目は痛みの事実を肯定するということですよね。 原因が見つからなくても患者さんが痛みを感じている事実は否定しない。 これまでの検査では異常が見つかってはいないんですけれども、何々さんが痛みを感じていることはよく分かってますよ、という そういうふうにはっきりと言葉にして伝えてください。 この一言で患者さんとの関係は大きく変わりますし、法的にもね 患者さんの訴えを丁寧に受け止めたという記録、患者さん自身の気持ちもそうだし、その記録が軽手に残っていますので、 後々のトラブルが生じた時の防御策ということにもなります。 2つ目は治療目標の転換というところも考えられてもいいかもしれません。 痛みをゼロにするというところをゴールにすると、 医院も患者さんも終わりが見えないということがありますよね。 ですから、痛みがあっても日常生活を過ごせるようにするという、 QOL向上にゴールを切り替えるというのも一つの方法です。 ただしタイミングは大事ですね。 いきなり最初で、これは無理ですみたいな、そんなことを言ったら逆効果ですから、 まず丁寧に検査して既視的疾患を除外して、その結果を患者さんと共有して、 いろいろとコミュニケーションを取っていく中で、信頼関係が築けた段階で、痛みとうまく付き合いながら生活の質を上げる方向で一緒に取り組みませんかというふうに提案すると、 それも一つ方法にはなります。 当然これについてはしっかりとカルテに記載しておいてください。 3つ目としては適切な連携先への紹介です。 歯科心身症が疑われる場合、紹介先としては、歯科大学の歯科心身医学の専門外来が最も適しています。 ただ、すべての大学に設置されているわけではありませんから、地域によっては診療内科やペインクリニックなどの連携も視野に入れてください。 自分の専門外に渡る場合には、適切な医療機関を紹介するというのは歯科医師の義務ですし、むしろ専門家として適切な判断をした証拠でもありますし、専門家としては当然の義務です。 ですので、伝え方としては、ここも単に精神的な問題かもしれないから、診療内科に行ってくださいとかそういうような話ではなく、 痛みの原因がちょっとはっきりしないから、こういうより専門的に調べてくれるところで、そこと一緒に見ていきましょうという感じで、患者さんと一緒にチームで取り組む姿勢を見せることが大切です。 結局一番大切なのは、見えない痛みに対して視界が取るべき姿勢を明確に持っておくことです。 やってはいけないことは2つ。 患者さんの訴えに振り回されて根拠のない治療を重ねること。 そして、異常がないからと突き放すこと。 この両極端の間に正しい対応があります。 痛みの事実を受け止めて治療目標を共有して、必要があれば専門家につなぐ。 そしてそのすべてのプロセスをカルテにきちんと記録する。 そのことをしっかりと実行してください。 # エンディング はいということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました 見えない痛み訴え方の患者さんについてお話ししましたけれどもいかがでしたでしょうか まあね今日のお話に限った話ではないんですけども やっぱりこう委員全体で対応方針を共有しておくことは非常に大切です 例えば受け付けて先生に何度言ってもわかってもらえないみたいなことを言われた時に スタッフがどう声をかけるか こういったところがバラバラだと患者さんの不審感はさらに深まっていってしまうわけですよ 見えない痛みへの対応はチームで取り組む ぜひこの意識を委員全体で持っていただければと思います さてこのチャンネルでは皆さんからのいいね、フォロー、シェアを励みに発信しております ご質問やコメント、こんなテーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております ちなみに具体的なご相談とか もっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方につきましては DLCという意思会員限定のメンバーシップがありますのでこちらをご活用ください それではまた次回の音声でお待ちしております 地下専門弁護士の尾端誠でした もっと見る #弁護士 #コミュニケーション #法律 #紹介 #心身症 #歯科 #カルテ #誤診 #非定型歯痛 #歯科心身症 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:081.オープニング00:142.タイトルコール03:113.見えない痛みの正体と歯科医院が陥りやすい罠03:384.見えない痛みと向き合う01:145.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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