TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック書面をちゃんと読まずにサインするのは経営者失格12:46 5月6日 66再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「サイン前に読まない」歯科医の落とし穴現代人が失う長文読解力とその影響業者契約に潜む患者契約との法的差異契約書は最後まで読む、経営者の覚悟読まない時代にあえて読む、逆張りの強みAI文字起こし(β版) # オープニング はい、皆さんこんにちは。 弁護士方針岡田法律事務所代表弁護士、 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の岡田誠です。 現在、日本唯一の歯科専門弁護士として、 専門活動で培った知識と経験を生かして、 歯科医が安心して診療できる環境作りをサポートしております。 書類を渡しているのに読んでくれない。 同意書にサインしているのに後から聞いていないと言ってくる。 司会員の現場でこういった愚痴みたいなことを 耳にすることもよくありますよね。 見れば全部書いてあるのに、 なんで読んで理解してくれないんだろうって。 しかも最近の司会員では、 同意書を取る時に読み合わせするのが当たり前じゃないですか。 重要事項を一緒に読み上げながら確認すると。 署名をいただく前に、 要件をきちっと口頭でも説明すると。 署名を渡すだけで終わり。 そんなクリニックはあまり見かけなくなってきましたし、 今この時代では全然通用しない方法ですからね。 ですから、しっかりと説明して読み合わせして渡ししていると。 だけど後から聞いていないと言ってくる。 それはもう先生の気持ちもよくわかります。 ただ、時間が経てば、 人って全部覚えていられるわけじゃないですからね。 人の記憶ほど信用できないものはないぐらいですから、 後からそんな話だったかなという感じでね。 トラブルがゼロになるわけではないです。 ないんですけれども、 それでも少なくとも一度は一緒に確認して、 患者さんが理解した上でサインをいただいているので、 そういう意味では患者さんの記憶的には後から聞いていないとか、 こんな話あったっけみたいなところはあるかもしれませんけど、 だけど大きな問題にはなりにくいというところは、 すごく重要なところというか、大きなポイントにはなりますよね。 ただ、全然読まれない書面、 リスクが放置されている書面というのもこういうのもあるんですよね。 これって何だと思いますか? そう、それは先生が外部の業者と交わしている契約書です。 皆さんは契約書の類の書類、 ちゃんと中身見てますか? # タイトルコール 地下専門弁護士おばたまことの、 歯科医のための法律クリニック。 耳から気軽に聞き流すだけで、 実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント。 健全な院系への基礎知識を学べるチャンネルです。 # 読まないから読めなくなって、読めなくなるから読まなくなる 皆さんは最後にじっくり一冊の本を読み通したのっていつですかね? これは文化庁の令和5年度の国語に関する世論調査というのがあって、これによりますと 1ヶ月に一冊の本を読まないというふうに答えた方が62.6%いらっしゃったようです。 読書の量が以前よりも減っていると感じる方が69.1% 減った理由として一番多く挙げられたのが43.6%なんですけども、情報機器で時間が取られるというものなんですよね。 スマホとかタブレットとかゲーム機とか。 これは別の調査で、総務省の令和6年度の調査では平日のインターネット利用時間は平均で181.8分。 3時間を超えていて、その多くがSNSとかショート動画に使われているわけです。 長い文章を集中して読んで全体の流れをつかんで自分の判断材料を組み立てていくと。 こういった作業というのは脳にすごく負担のかかる作業なんですけれども、これを続けることで強化されていくわけじゃないですか。 そうすると本を読まない、長文も読まない。そんな時間が長く続いていくと、こうした読み込む力そのものが知らず知らずのうちに弱っていってしまう。 読まないから読めなくなって、読めなくなるからますます読まなくなる。 私たちはみんなこういった大きな流れの中にいるわけですよ。 最初の話に戻しますと、例えば患者さんに渡す同意書については、 司会員側がプロとして書面を一緒に読み進めながら理解を確認していくので、患者さんが読まない、読めない状態だったとしても、説明はちゃんと届きやすいわけですよね。 書面を一緒に読むパートナーが横にいてくれる場面では、やっぱり読まれない問題というのはかなりカバーされるわけですよ。 ところが先生ご自身が、例えば業者さんと契約を結ぶ場面、 ここには読み合わせを丁寧にしてくれる人というのはいません。 リース会社の営業担当者は、契約書の細かい情報を一緒に読み合わせはしてくれませんし、 ホームページ制作会社もコンサルタントも、求人媒体もレセコンの補修業者も全く同じです。 表紙の歌い文句と口頭でのセールストークだけで、本文の細かい条文は飛ばしてサインしてしまう。 読んでサインしてくださいね、みたいな。それぐらいですかね。 そうすると気がつけば、非常に先生に不利な契約内容になっていて、これが先生のサインによって法的に確定してしまうわけですよ。 なぜこうなってしまうのかというところですけれども、一つは先ほどお話しした社会全体の流れですよね。 私たち自身が、これ、条文を読み込む体力というのは、だんだん失われてきているわけですから。 そしてもう一つあるのが、これ。 以前もお話ししたこともありますけれども、これ、患者さんと歯科医との関係というのと、 歯科医と業者さんとの関係というのは、法的な扱いが全く違うわけですよ。 例えば患者さんに対しては、これ、医療法一条の4、第2項に何て書いているかというと、 医療を受ける者の理解を得るように努めなければならないというふうに書かれていて、 裁判例でもちゃんと説明して理解してもらうこと、そのプロセスそのものが説明義務の中身だというふうにされているわけですよ。 だから、例えば患者さんの説明も書面を渡しただけでは足りなくて、 しっかりと読み合わせして、理解してもらって初めて義務を果たしたということになるわけです。 これは本当に患者さんが守られる仕組みなわけですよね。 しかも消費者契約法とか特定省取引法とか、法律で個人を保護されるという仕組みがあるわけですよ。 ですから、患者さんというのはすごく守られた存在になると。 ところが、司会員が事業者として業者と契約する場面というのは、これは立場が完全に違うわけですよね。 事業者同士の契約では、読んでいなかった、説明されなかったという言い訳はもうほぼ通常しません。 契約書に書いてある以上、あなたがどうしたことになるという感じで切り捨てられてしまうわけですよ。 実際に読み合わせする人もいなければ法的に守ってくれる枠組みもない。 これが業者との契約がいかに危ないかということなわけですよね。 # 自分が「読む側」に立つ ではどうすればいいのかというところですけどもちろん契約するなという話では全くないですよ。 なんといってもサインする前に必ず本文を最後まで読み通す。 これは当たり前のことなんですけども残念ながらこれができていない先生が本当に多いです。 営業担当者が口頭で何を言っていようと契約書の本文に違うことが書かれていれば優先される方は書面の方なわけですよね。 なかなか先ほどもお話ししたようにどうしても文章を読むということ自体がだんだんできなくなってきているので ある意味仕方がないところはあるかもしれません。 あるかもしれませんがただそうは言ってもやっぱり誰も守ってくれないんでね。 そこは我慢してしっかりと読むというところは経営者としては最低限のところかなと思います。 ただそうは言ってもなかなか一人で全部理解して読むというのは難しいという場合は 第三者の目を通す習慣というのを持っていただくのもいいと思いますね。 もちろん本文弁護士でもいいし信頼できる経営アドバイザーでも構わないです。 最近ではAIでチェックされている先生も増えてきましたしそれも一つの方法ですね。 ただAIを使うときの注意点としてはもちろんいろんな個人情報を入れないとかもありますけど 一番はやっぱりAIは責任を取ってくれないですからね。 AIがこう言っているから大丈夫だとかAIがこう言っているからこのリスクだけ充実すればいいというふうに思っていても 実は漏れていたりとか嘘だったりということもありますから ですからそこはAIを使ってもいいですけども最終的には自分の責任というところですかね。 ですからやっぱりこの辺はやっぱり手を抜いて後から膨大な損失を抱えてしまうみたいな そういった先生というのは私たくさん見てきましたのでね。 この辺はやっぱり本当に注意が必要かなと思います。 それからもう一つ大事なこととしては例えば営業担当者の口頭の説明と 契約書の中身が違ってたらやっぱりその場で必ず確認して書面の方も修正してもらうということはしてもらった方がいいですよね。 やっぱり言った言わないというふうになることがありますからね。口頭の約束はもう本当にほぼ効力を持たないと例えばそういう契約の場面ではね。 こういうふうに訴えてもでも最終的な契約書に書いたままでサインしているってことはその 例えば口頭の約束で修正したとしてもその修正の後にまた再修正した可能性だって出てくるわけじゃないですか。 サインするまでの間にね時間があるわけですからね。 ですからそのやっぱり契約書の文面と口頭の口約束というかね、間にズレがあるのであればちゃんとそのズレを書面上も直しておくと。 これがやっぱり非常に重要になってきます。 契約一番大切なのは自分自身が読む側に立つ覚悟ですよね。 やっぱりそこはプロとしてというか経営者としては少なくても重要な覚悟の一つかなと思います。 やっぱりね、患者さんに対しては読み合わせという形で司会員側がプロとして理解を担保しているわけですよね。 これはもうとても良いことなんですけども、その同じ司会員側というか司会員が自分がお客さんの立場になった瞬間に書面と向き合うことから ある意味逃げてしまっていると。 これは本当に経営者としてはもったいないですよね。 読まれない時代だからこそ自分は読む側に立つ。 読み合わせをしてくれる人がいない場面だからこそ自分の目で読み通す。 これね非常に重要な視点だと思いますのでぜひ参考にというかね、実際に実行していただければなというふうに思います。 # エンディング はいということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました 最後に一つだけお伝えしておきたいなというふうに思ったんですけども これ読まない人が多い時代というのは見方を変えれば 読む人が圧倒的に有利になる時代とも言えますよね 多くの経営者が表紙の歌い文句と営業トークだけで判断していく中で しっかりと契約書とか文章を最後まで読み込む先生 これは結果として一番大きく守られますし一番大きく前に進むことができるわけですよ 読まれない時代の中であえて読む側に立つと 逆張りするというかねこれは派手ではないですけどもこれからの 歯科院経営にとっては一番確実な守りになって一番確実な強みになっていくんじゃないかなというふうに思います さてこのチャンネルでは皆さんからのいいねフォローシェアを励みに発信しております ご質問やコメント女テーマについて聞きたいというリクエストもお待ちしております ちなみに具体的なご相談とかもっとトラブル予防について身につけたいと考えている先生方に つきましては dlc という司会限定のメンバーシップがありますのでこちらをご活用ください それではまた次回の音声でお待ちしております 歯科専門弁護士の尾端誠でした もっと見る #読書 #弁護士 #スマホ #法律 #歯科 #契約書 #契約書チェック #業者 #同意書 #違約金 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真02:291.オープニング00:152.タイトルコール04:393.読まないから読めなくなって、読めなくなるから読まなくなる03:574.自分が「読む側」に立つ01:275.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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