TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科ヒヤリ・ハット報告書、読んでみましたか?07:38 5月22日 75再生 問題を報告する 再生する シェアする https://www.med-safe.jp/dental/pdf/report_3.pdfAI目次歯科ヒヤリ・ハット報告書が示す実態最多発生要因「確認を怠った」を解析歯科現場に潜む日常的リスクの正体6つのヒヤリ・ハット事例に共通する視点安全文化構築への組織的アプローチとはAI文字起こし(β版) # オープニング はい、みなさんこんにちは。 弁護士法人岡田法律事務所代表弁護士、弁護士都市会議士のダブルライセンスを持つ、 歯科専門弁護士の岡田誠です。 現在、日本唯一の歯科専門弁護士として、専門活動で培った知識と経験を生かして、 歯科医が安心して診療できる環境づくりをサポートしております。 さて、2026年3月に、公益財団法人日本医療機能評価機構が、 歯科ヒアリハット事例収集等事業の第3回報告書を公表いたしました。 2025年12月末で、全国26,263施設の歯科診療所が参加して、 年間2,563件の事例が報告されています。 これは、歯科医に潜むリスクが現場の言葉で記録された貴重な資料ですが、 実際に読み込まれた先生はそれほど多くないのではないかと思います。 今回は、この第3回の報告書の全体像をお話しします。 # タイトルコール 歯科専門弁護士、尾端誠の歯科医院のための法律クリニック。 耳から気軽に聞き流すだけで実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント、 健全な院域への基礎知識を学べるチャンネルです。 # 報告書が映し出すもの さてね、この事業は令和6年度の歯科診療報酬改定で、歯科外来診療医療安全対策加算1の施設要件として参加が位置付けられたんですね。 これで一気に参加施設が増えて、年間2563件の事例が、歯科治療、処置、薬剤処方、医療機器、検査、歯科技工、 そしてその他という6つの場面で分類されて集計されています。 最も多いのが歯科治療、処置で1446件、全体の半数強を占めているというところなんですね。 ただ、この数字を聞いて、あれ?と思いませんか? だってね、参加した施設っていうのは26263施設ですよ。 そこで年間2563件。 計算上は1施設あたり0.1件にしかならないわけですよね。 これ1年間に院内でヒヤッとした出来事が0.1件。 10個の院で1件しかなかったって、ありえないですよね。 事故とかじゃなくて、事故の前、ヒヤリハットっていうのは事故の前の話ですからね。 もちろん事故も含まれてはいますけれども、ヒヤッとした、ハッとしたみたいな。 それが0.1件ってありえないじゃないですか。 この点は実は報告書でもご挨拶という中で報告件数は多くないことが課題で、 報告への意識はまだ定着していないと考えられているというふうに、これは素直に書かれています。 ですので、こうやって考えると、現場の声を集める仕組みそのものがまだ十分に機能しきっていないという、 こういう論点も見えてくるわけですよ。 ただね、そうは言っても、そうは言ってもと言いますかね。 ただ、全てのことが網羅されていないとはいえ、それでも2563件ありますから、 こういったところから色々分析ができてくるわけですよね。 そもそもですけども、なぜヒヤリハットが起きるのかというところですよね。 この辺は先生方もそうだし、スタッフの皆さんもそうですけども、 日々の診療の中で色々と感じていたりするところもあるのかなと思うんですけども、 これ報告書の発生要因集計で最も多かったのが確認を怠ったというので1354件。 これは報告事例の半数を超えているわけです。 どうしても狭い航空内、複数の患者さんの同時並行診療、限られたチェアサイド、 物の流れと人の流れがほぼ同じ動線上で交差し続ける環境、 こういった構造の中でちょっとした確認漏れがそのままヒヤリハットに繋がっていくという、 そういうようなところもあるわけですよ。 報告書を読んでいただくと分かるんですけども、 こういった事例というのは特殊な委員の特殊な出来事ではなくて、 どの司会員でも毎日起こりうる、ごく日常的なヒヤリハットということなんですよね。 # 6つの歯科ヒヤリハット この報告書で示されている6つの主なヒアリーハットというのは 部位間違い、誤因誤縁、医療機器のトラブル、 近畿薬剤の処方等用を含む薬剤関連、 患者間違い、そして歯科技工をめぐる院内技工所管のトラブルなんですね。 それぞれのヒアリーハットについては、次回以降、 固有の法的論点や現場で見落としされがちな視点を できるだけ具体的にお話ししていきたいと思います。 この6つのヒアリーハットと共通する視点は2つあります。 1つは、ヒアリーハットの責任を担当した個人だけに負わせるのか、 委員という組織として引き受けるのかという組織責任論の問題ですね。 もう1つは、この報告制度、ヒアリーハットを報告する、 これを現場としてどう向き合っていくのかという報告文化の問題です。 ヒアリーハットは起きないようにするものではなく、 もちろん起きないようにできるだけしたいところではあるんですけれども、 その後、起きたときに委員全体で受け止めて学ぶものなわけですよね。 人が診療後なう以上、確認漏れも取り違いもゼロにはなりません。 それをあの人のミスとして個人に押し付けるのか、 ここの委員の仕組みのどこに穴があったのかというのを全員で振り返るのか、 この一点で委員の安全文化は全く違うものになっていきます。 # エンディング はい、ということで今日も最後まで聞いて頂きましてありがとうございました。 今回ご紹介した報告書というのは、機構のホームページから無料で閲覧できます。 概要欄にもURLを貼っておきますので、ぜひ一度現物も見てみてください。 次回以降、6つの主な被害発動についてお話ししますので、ぜひこちらもしっかりとお聞き頂ければと思います。 さて、このチャンネルでは皆さんからのいいね、フォロー、シェアを励みに発信しております。 移動中とか、隙間時間とか、自分の中でルールを決めて聞き流すようにして頂けると習慣化しやすいですので、 自分の生活の流れの中で、「ここだったら聞けるかな?」みたいなところがあれば、ぜひ続けて見て頂ければと思います。 ちなみに、うちの事務所の公式LINEではトラブル予防に関する発信をしておりますので、興味のある方はぜひご登録ください。 それではまた次回の音声でお待ちしております。地下専門弁護士の小畑誠でした。 もっと見る #弁護士 #統計 #事故 #仕組み #法律 #報告 #ヒヤリハット #歯科 #報告書 #インシデント [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:181.オープニングhttps://www.med-safe.jp/dental/pdf/report_3.pdf00:152.タイトルコール03:233.報告書が映し出すもの01:414.6つの歯科ヒヤリハット01:035.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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