TOPトーク専門家[弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック院長のセクハラ問題〜スタッフの「イエス」は本心のイエス?12:17 6月12日 75再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次アットホームな職場の落とし穴見せかけの「イエス」が生まれる背景立場が弱いスタッフの沈黙の理由院長のモラルに依存しない解決策セクハラを定義する客観的な判断軸AI文字起こし(β版) # オープニング はい、みなさんこんにちは。 弁護士法人 尾端法律事務所代表弁護士 弁護士と司会士のダブルライセンスを持つ 歯科専門弁護士の尾端誠です。 現在、日本唯一の歯科専門弁護士として 専門活動で培った知識と経験を生かして 歯科医が安心して診療できる環境づくりを サポートしております。 みなさんの院では、院長とスタッフ あるいはスタッフ同士の距離が近いですか? そうでもないですか? 距離感が近いというのは 少人数の院であればアットホームに 人数の多い院でもチームの結びつきとして それは良いところじゃないかなと思っています。 ただ、その近さが時に 思わぬ方向に転がってしまうことがあるわけですよね。 例えば、院長本人が冗談とか親しみのつもりでも しかも相手が嫌がっていないなとか お互い納得しているんじゃないかな そういうふうに思っている。 でも受け取ったスタッフは 毎日顔合わせる職場でにぎわのないまま ずっと我慢している。 そういうことが実際に起きていることもあるんですね。 # タイトルコール 歯科専門弁護士おばたまことの歯科医院のための法律クリニック 耳から気軽に聞き流すだけで実例を通じた解決方法やトラブル予防のヒント 健全な院系への基礎知識を学べるチャンネルです。 # 見せかけの「イエス」 よくね、お互い納得の上とかお互い合意の上みたいな、まあそういうの言葉ってね、いろんなとこで耳にする機会あると思うんですけども 本当にそう言えるのかっていうのが、今回のお話もそうですし、いつもポイントになってくるんですよね。 例えば、委員長とスタッフの間っていうのは、これは普段意識してない人もいるかもしれませんけども、とても大きな立場の差っていうのがあるわけですよね。 というのも、普通に考えたらわかる話ですけども、委員長はスタッフにとって、これお給料もシフトも評価も、この職場で働き続けられるかどうかも基本的に握ってるわけですよね。 そういう意味では絶対的に強い立場なわけですよ。委員によってちょっと違うところもあるかもしれませんけども、ただそういう関係性ですよね、力関係としては。 そうすると、こういった力関係があると、スタッフ側の立場で考えると、本当は嫌なことでも、これは断ったら評価に響くかも、やりづらくなるかもしれない、みたいな風に考えて、 自分はすごく本当は嫌なんだけれども、嫌なこともはっきりやめてくださいとは、言える人はいいのかもしれませんけど、言いにくい人も出てくるわけですよね。 これ言えないのがダメとかいいとかそういう話ではないですよ。現実問題として出てきますよね。やっぱり言いづらい。言ったことで何か反対にされるんじゃないかとかね。そういう気持ちになることもあると思うんです。 なので、むしろその場をやり過ごすために、どんなに嫌なことが言われても、どんなに嫌なことをされても、笑ってそこをやり過ごすということさえもあるわけですよ。 これは歯科の話ではないんですけど、ある組織のトップによるハラスメントを調べた報告書では、こういう風に指摘しています。 強い立場の相手には、暴力も脅しもなく、はっきりとした拒否がなくても、本当はどうしていないのにそれを示せない状況があり得る。 つまり、笑顔とか頷きは本心からのイエスとは限らない。逆らえないから合わせているだけかもしれないわけですよね。 これは気持ちの問題では済まないわけですよ。 実際、医療の現場で医師が看護師に関係を迫った行為が不法行為と認められて、200万円の医者料を命じられた裁判例もあります。 こういうのって、しかも加害者本人だけではなくて、雇い主の責任まで問われることがあるわけですよね。 そういう意味では、個人の問題だけでは済まされないわけです。 # 院長のモラルに頼らない じゃあどうすれば良いのかというところですけども、大事なのはですね、これを委員長個人の良心とか気をつけようとか、そういう気持ちだけに頼らないことですよね。 やっぱりこうね、その個人個人の考え方というか価値観とかになっちゃうと、やっぱり守られる人と守られない人も出てくるし、しかもやっぱりそこって安定しないですよね。 ですから法律もですね、事業主に対して例えばセクハラ、パワハラとかいろんなハラスメントありますけども、そういう防ぐ対策を取るように義務付けているわけですよ。 たまたま成人君主みたいなね、そういうしっかりとした委員長だったら何も問題ないかもしれませんけど、そうじゃないケースだったわけですよね。 しかもそれがずっと同じ考え方で同じ価値観で同じ気持ちでいられるかというと、人間だからそうもいかない部分もあるかもしれません。 ですからしっかりとルール化をしていくというのはすごい大事なんですよね。 先ほどの報告書の結論も同じで、モラルではなく仕組みで防ぐことが重要だというふうに書かれています。 具体的にやるべきことは大きく3つです。 1つはルールをしっかりと書面化するということですよね。 例えばね、うちの委員では誰であってもセクハラは許さないとかね、パワハラは許さないとかね、そういったようなことを就業規則とか委員内のルールをしっかりと定めて、 それをもちろん全員に伝えるんですけども、それをいつでも見れるような状況にしておくと。 定期的な研修というのもすごい重要ですから、そういったハラスメント研修というのはもちろんスタッフも全員受けていただくのはそうですけども、委員長自身も一緒に受けるということですね。 こういった一番強い立場の人こそ学ぶというのがね、それがすごく重要になってきます。 2つ目は講師の業界を曖昧にしないという工夫ですよね。 業務の連絡はできるだけ業務用のツールとか、業務用のSNSとグループとかね、そういったのがあればそういったもので行って、委員長個人のメールとかSNSとか、 そういったもので、例えば診療後とか夜中とか休みの日とか、そういったものの指摘なメッセージは送らない。 それからね、例えば診療が終わった後に2人きりとか、視聴や勉強会に2人だけとか、そういったような閉じた状況もできるだけ避けること、これも今の時代必要かもしれませんね。 3つ目は、委員の外に相談できる窓口を作っておくということですね。 加害者になり得るのが委員長自身となりますと、スタッフも当然ですけども、委員長に相談できないですからね。 委員長から受けているのに委員長に相談するみたいなね、なかなかそんなの難しいじゃないですか。 だからこそ外部の相談先はあらかじめ決めて、例えば困ったらここに連絡していいですよみたいな、そういうふうにスタッフに伝えておく。 これがあるだけで安心感は全然違ってくるわけですよ。 もし実際ご相談とかがあれば、それはしっかりと事実をすぐ確かめて、当事者同士はなるべく触れないというか、引き離して、顔を合わせないようにして。 何より相談したスタッフがそのことで不利益を受けることが絶対にないようにすると。 そこはすごく重要で、ここまで揃って始めて委員を守る仕組みになるわけです。 結局一番大切なのはセクハラかどうかっていうその判断というのは、これ自分の意図では決まらないんですよね。 例えば委員長側が冗談のつもりだった、親しみのつもりだったっていうふうに言っても、これは全く理由にありません。 じゃあね、かといって受け手がこれセクハラだと思ったらセクハラかというと、そういうわけではないんですよね。 主観だけで決まるわけでもありません。 これ判断のものさしというのは、本人の感覚だけではなくて、基本的に受け手と同じ立場の人なら普通どう受け止めるかという、そういう客観的に判断されるわけですよ。 そこに主観も判断材料の一つで入ってくるんですけども、 基本的にはものさしは、本人、当事者同士の腹の中というか、相当ではなくて、自分の側だけじゃない、外側にあるわけですね。 一般の人だったらどうか。 ですから、例えば委員長側で言うと、これぐらいなら大丈夫だろうみたいな思い込みっていうのは通用しないわけですよね。 しかも、こういった思い込みっていうのは、力を持っているほど、その思い込みには気づきにくいんです。 だからこそ、強い立場にいる委員長には、スタッフが安心して働ける環境を整える重い責任があります。 皆さんの委員は、一番立場の弱いスタッフが安心して、それは嫌ですと言える場所になっているでしょうか。 # エンディング はいということで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました 今日はそのまあ委員長からスタッフへというそういうそのまあセクハラに関してはねお話を しましたけれども まただねこれ基本この今日の話って男性委員長から女性スタッフへっていうまあそういったような 構図でねまぁ実際にそういった司会員が多いですよね数的にはね ただこれセクハラって男性から女性とはもちろん限らないわけですよね 女性から男性というケースももちろんありますし同性同士でも あれはあの定義に当てはまればセクハラになり得ます 性別とかっていうのは関係ないですからね そしたらここはまあ覚えておいて言っていただいてもいいかなと思いますね男性から女性 だけがセクハラというわけではないよっていうところはね まあ知っておいてもいいのかなと思います その上で委員長にちょっと一つで チェックしておいていただきたいなというのはまあ1点あるんですけども あのこれまでね スタッフに送ったこういった自分のラインこれ一度相手の立場になって読み返してみては どうでしょうか スタッフの気持ちになってねこれ委員長から送られてきたらどう感じるかな まあその内容もそうだし時間帯も含めてね まあそれだけでも見えてくるものがあるかもしれません さてこのチャンネルでは皆さんからのいいねフォローシェアを励みに発信しております ぜひ道中とか隙間時間とか自分の中でルールを決めて聞き流すようにしていただけると 習慣化しやすいですので自分の生活の流れの中でここだったら聞けるなぁというふうに 思う時があればぜひ続けていただければと思います 僕なんかもね色々こうまあ他の人の音声とか聞いてますけどまぁ基本はこう聞き 流しですね だからまあいろんな聞き方あると思うんですけども で僕自身はまあ1.5倍とか2倍速とかまあそういった形で聞いていることがほとんど まあ基本に倍速ですかね ですからまあそこはその人それぞれの生活スタイルに合わせてではあるんですけれども だけどもまぁちょっとねこう 倍速で聞いて聞き流すっていうだけでも全然ね考え方とかもどんどん変わってきますので ぜひ試してみていただければと思います ちなみに弁護士法人尾端法律事務所公式ラインでは トラブル予防に関する発信をしておりますので興味のある方はぜひご登録ください それではまた次回の音声でお待ちしております 地下専門弁護士の尾端誠でした もっと見る #弁護士 #ハラスメント #セクハラ #トラブル #研修 #法律 #距離感 #立場 #歯科 #トラブル予防 [弁護士×歯科医師]歯科専門弁護士小畑真の法律クリニック歯科専門弁護士小畑真01:171.オープニング00:152.タイトルコール02:583.見せかけの「イエス」05:164.院長のモラルに頼らない02:335.エンディングコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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