#288 第9回 哲学スナック・本質観取 「ルールとは何か」
10:53
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昼スナで毎月開催している本質観取。
本質観取はドイツの哲学者フッサールが現象学の中で生み出し、日本では竹田青嗣先生、西研先生、苫野一徳先生らが中心となって教育や対話の現場で、誰でも使える「考え方」と「合意のつくり方」の手法として広がってきました。哲学2500年の知恵が詰まった、対話のアートです。
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幸せとは何か、学びとは何か、いい先生とは何か。そう聞かれて、すぐに答えられる人はほとんどいません。でも不思議なことに、対話を重ねていくと、その本質がじわじわと言葉になっていく。この過程が本当に面白いのです。
誰か一人が説得したり説明したりするのではなく、全員が話し、下から積み上げるように共通の了解をつくっていくろいうとても民主的なやり方。
そして本質がわかると、それにまつわる問題を根っこから解けるようになります。共通の了解があれば、その後の意思決定もクリアになる。つまり本質観取は、課題解決の方法でもあるのです。
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昼スナでは事前にテーマを決めている回とそうでない回を1:3ほどの割合で実施しています。その場でテーマ設定をする場合は、いま困っていることやモヤモヤしていること(本質を知りたいこと)を出し合い、テーマにまつわる自分の体験を持ち寄り、そこから「これだけは外せない」と思えるキーワードを拾い出し、全員が納得できる言葉へと編み上げていきます。
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今回は事前にテーマを決めていました。安斎勇樹さんと水野祐さんの共著『組織の成果を最大化する ルールのデザイン』にインスパイアされて「ルールとは何か」。これは組織づくりの専門家と法律家が、ルールを「守るもの」から「デザインするもの」へと捉え直した一冊です。
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■テーマの3つの型
本質観取のテーマには、大きく3つの型があります。
・懐かしさ、嫉妬などの感情や感覚(これはとても盛り上がります)
・教育、信頼、芸術などの事柄
・「良い教育とは」のように、「良い」がつく価値
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今回は最初に参加者の問題意識を聞いたうえで、「ルールとは何か」をそのまま問うのか、それとも「良いルールとは何か」などに変えるのかを相談しながら進めました。
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最初に今回のテーマに関心があるのかを一言ずつ添えてもらいながら自己紹介していただきました。今回は小学生も2人参加してくれて、顔ぶれはさまざまです。
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■体験から出てきた、たくさんの「ルール」
・36度の暑さの中、特急の自由席に30分以上前から並んでいたら、杖をついた方が「足が悪いからごめんなさい」と最前列に入ってきた。何も言えず、ずっともやもやが残っている。周りの人が「前へどうぞ」と譲るのと、本人が割り込むのとでは、同じルール破りでも受け取り方が違う。ルールとマナーやモラルはどう違うのか。
・工場でルールを作る部門にいた方の話。工場の照度を一律の基準で決めようとしたらうまくいかず、最終的に「現場ごとに基準を決めてください」というルールに変えた。決める側と実行する側が違うと、摩擦が生まれる。
・『ルールのデザイン』にもあるように、会社の明文化されたルールよりも、暗黙のルールのほうがカルチャーとして強い。育休取得100%を掲げても、実際には取れない職場がある。
・小学5年生の宿題が「この期間までにこれをやる」という形に自由化された。良い改革だと思う一方で、一律でないと不安な保護者からのクレームも多い。ルールには、考えるコストを下げるという側面もある。
・校則がないことを売りにしていた高校が、いつの間にかスカート丈を決めていた。
・子どもから電車の運賃について聞かれた。ルールだから運賃を払っていると思いがちだがほんとうは電車に乗るから払っている。動かしてくれる人がいて、コストがかかっているから払う。その仕組みを理解しないまま「ルールだから」で自動的に従っていると、思考が止まってしまう。ルールは思考を奪うこともあり、ルールを作ることは思考を動かすことでもある。
・ディズニーランドのルールは、摩擦を防ぐためというより世界観を作るためのものかもしれない
・職場で嫌な仕事を順番に回すルールがあり、状況に合わせた変更を提案したら「新しいことはしないのが一番」と拒まれた。
・宮島では鹿に餌をやってはいけないけれど、奈良では鹿と触れ合う。それぞれの土地が大切にしている世界観が違うから、ルールも違う。「ルールを作りましょう」と言われると身構えるけど「私たちの世界観を共有するためのお作法を作りましょう」と言われたら、少し楽しくなるかも。
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事例をふりかえってみて「メタルール」の話になりました。ルールを決めるためのルール、たとえば「このルールは3年後に見直す」「部署ごとに年1回見直す」と決めておくことです。そもそも何のためのルールだったのかを忘れると、ルールは変化に対応できず、かえってコストを生んでしまいます。
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■本質の言語化へ
交通ルールや税制も含めて考えると、ルールには「死なないため」という命に関わるものから、「互いに気持ちよく過ごすため」というものまで、重さのグラデーションがあることも見えてきました。また、月・水・金にVoicyを配信するという私のマイルールのように、自分一人で完結するものはルールと呼ぶ必要がない。ルールには必ず、決める側と運用する側がいる、という指摘もありました。
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すべての事例に共通し、これがなければルールとは言えないもの。対話の中で出てきたキーワードは、「目的と行動」「グラデーション」「変化」の3つでした。
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そこから編み上げた、この日の本質定義はこちらです。
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ルールとは、その場における目的と行動の共通認識を言葉にしたものである。
それは変化を前提としている。
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「正しさ」を入れるかどうかも議論になりましたが、ルールは必ずしも正しいものである必要はない、という方向に落ち着きました。「決める側」や「適用される範囲」、決める側と従う側の「納得」をどう言葉に入れるかも最後まで揺れて、グラデーションは入りきれませんでした。
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■あえて、まとめきらない回に
この日は参加者が16名と多く、ルールへの関心の高さを感じました。難しいテーマに、大人数とあってなかなかカオスな回でした。
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グループに分ければ一人ひとりの発言が減るので、進行は楽になります。でもそのぶん、全員で共有できる情報は少なくなる。今回は分けることも考えつつ、全体でやることを選びました。
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ファシリテーション次第で、最後の言語化まで持っていくことは実は難しくありません。しかし今回はあえてまとめきらず、ルールに対してそれぞれが積み重ねてきた思いや感情を分かち合うことを優先しました。列に割り込まれたときのもやもや、職場で提案を受け入れてもらえなかった悔しさ、子どもの学校のルールへの違和感。そうした感情をケアしあえたことが収穫だったと感じます。
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■本質がわかると、何が変わるのか
ルールの本質がわかると、家庭、学校、会社、コミュニティのそれぞれで、行動の優先順位が見えてきます。場が違えば目的も行動も違うからです。命に関わるルールと、心地よく過ごすためのルールでは、優先順位が変わるのも当然です。
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そして、変化が前提だとわかっていれば、「このルールはもう要らないのでは」「状況に合わせて変えませんか」と言えるようになります。「ルールだから」で終わらせない。それが、思考停止にならないための一歩ではないでしょうか。
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■毎月開催
昼スナでは月1回のペースで定期開催。それぞれの現場で実践していくための「練習の場」として、気軽に参加していただけたら嬉しいです。
また、企業や教育現場への出張ワークショップもお気軽にお声がけください。
終了後、昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料になりますので、スナックタイム前の内省の時間としても使っていただければ幸いです。
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日時:2026年10月11日(日)10:30-12:30
場所:中洲昼スナ「役にたたなくてもいい場所」
福岡市博多区中洲2丁目7-5 第3タワービル2階 bar Day-Break
参加費:価格2000円(1ドリンク付き)
※昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料
申込:https://honshitsukanshu10.peatix.com
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【こんな方におすすめ】
哲学対話・本質観取を体験したい
新しい視点を持ち帰りたい
自分の言葉で世界を捉え直したい
他者の視点をヒントに自己理解を深めたい
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お申し込み・お問い合わせ:
PeatixまたはDMでご連絡ください。
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<過去の様子をラジオVoicyで聞けます>
#166【レポート】第1回哲学対話・本質観取「価値があるとは何か」~全員が納得できる共通の土台を作る
https://r.voicy.jp/YQm4DgWLm2W
#176【レポート】第2回 哲学対話・本質観取「よい場とは何か」~違和感こそが他者への最大の貢献
https://r.voicy.jp/YQm4D6wam2W
#193【レポート】第3回 哲学対話・本質観取「大人とは何か」
https://r.voicy.jp/nEmNe1nkKXk
#203【レポート】第4回 哲学対話・本質観取「人を信じるとは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7725890
#229【レポート】第5回 哲学対話・本質観取「親子とは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7803396
#250【レポート】第6回 哲学スナック・本質観取「はたらくとは何か」
https://r.voicy.jp/wOVL6YekGme
#264【レポート】第7回 哲学スナック・本質観取「健康とは何か」
https://r.voicy.jp/5qmd8Ov6lmd
#274 【レポート】第8回 哲学スナック・本質観取「ハラスメントとは何か」
https://r.voicy.jp/5P9av7RYQVe
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■昼スナ SNSまとめ
https://share-me.design/AkikoFISH
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■中洲 昼スナ「役にたたなくてもいい場所」営業日カレンダー
https://x.gd/aT3Qe
★イベント開催中も入店できます
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本質観取はドイツの哲学者フッサールが現象学の中で生み出し、日本では竹田青嗣先生、西研先生、苫野一徳先生らが中心となって教育や対話の現場で、誰でも使える「考え方」と「合意のつくり方」の手法として広がってきました。哲学2500年の知恵が詰まった、対話のアートです。
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幸せとは何か、学びとは何か、いい先生とは何か。そう聞かれて、すぐに答えられる人はほとんどいません。でも不思議なことに、対話を重ねていくと、その本質がじわじわと言葉になっていく。この過程が本当に面白いのです。
誰か一人が説得したり説明したりするのではなく、全員が話し、下から積み上げるように共通の了解をつくっていくろいうとても民主的なやり方。
そして本質がわかると、それにまつわる問題を根っこから解けるようになります。共通の了解があれば、その後の意思決定もクリアになる。つまり本質観取は、課題解決の方法でもあるのです。
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昼スナでは事前にテーマを決めている回とそうでない回を1:3ほどの割合で実施しています。その場でテーマ設定をする場合は、いま困っていることやモヤモヤしていること(本質を知りたいこと)を出し合い、テーマにまつわる自分の体験を持ち寄り、そこから「これだけは外せない」と思えるキーワードを拾い出し、全員が納得できる言葉へと編み上げていきます。
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今回は事前にテーマを決めていました。安斎勇樹さんと水野祐さんの共著『組織の成果を最大化する ルールのデザイン』にインスパイアされて「ルールとは何か」。これは組織づくりの専門家と法律家が、ルールを「守るもの」から「デザインするもの」へと捉え直した一冊です。
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■テーマの3つの型
本質観取のテーマには、大きく3つの型があります。
・懐かしさ、嫉妬などの感情や感覚(これはとても盛り上がります)
・教育、信頼、芸術などの事柄
・「良い教育とは」のように、「良い」がつく価値
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今回は最初に参加者の問題意識を聞いたうえで、「ルールとは何か」をそのまま問うのか、それとも「良いルールとは何か」などに変えるのかを相談しながら進めました。
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最初に今回のテーマに関心があるのかを一言ずつ添えてもらいながら自己紹介していただきました。今回は小学生も2人参加してくれて、顔ぶれはさまざまです。
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■体験から出てきた、たくさんの「ルール」
・36度の暑さの中、特急の自由席に30分以上前から並んでいたら、杖をついた方が「足が悪いからごめんなさい」と最前列に入ってきた。何も言えず、ずっともやもやが残っている。周りの人が「前へどうぞ」と譲るのと、本人が割り込むのとでは、同じルール破りでも受け取り方が違う。ルールとマナーやモラルはどう違うのか。
・工場でルールを作る部門にいた方の話。工場の照度を一律の基準で決めようとしたらうまくいかず、最終的に「現場ごとに基準を決めてください」というルールに変えた。決める側と実行する側が違うと、摩擦が生まれる。
・『ルールのデザイン』にもあるように、会社の明文化されたルールよりも、暗黙のルールのほうがカルチャーとして強い。育休取得100%を掲げても、実際には取れない職場がある。
・小学5年生の宿題が「この期間までにこれをやる」という形に自由化された。良い改革だと思う一方で、一律でないと不安な保護者からのクレームも多い。ルールには、考えるコストを下げるという側面もある。
・校則がないことを売りにしていた高校が、いつの間にかスカート丈を決めていた。
・子どもから電車の運賃について聞かれた。ルールだから運賃を払っていると思いがちだがほんとうは電車に乗るから払っている。動かしてくれる人がいて、コストがかかっているから払う。その仕組みを理解しないまま「ルールだから」で自動的に従っていると、思考が止まってしまう。ルールは思考を奪うこともあり、ルールを作ることは思考を動かすことでもある。
・ディズニーランドのルールは、摩擦を防ぐためというより世界観を作るためのものかもしれない
・職場で嫌な仕事を順番に回すルールがあり、状況に合わせた変更を提案したら「新しいことはしないのが一番」と拒まれた。
・宮島では鹿に餌をやってはいけないけれど、奈良では鹿と触れ合う。それぞれの土地が大切にしている世界観が違うから、ルールも違う。「ルールを作りましょう」と言われると身構えるけど「私たちの世界観を共有するためのお作法を作りましょう」と言われたら、少し楽しくなるかも。
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事例をふりかえってみて「メタルール」の話になりました。ルールを決めるためのルール、たとえば「このルールは3年後に見直す」「部署ごとに年1回見直す」と決めておくことです。そもそも何のためのルールだったのかを忘れると、ルールは変化に対応できず、かえってコストを生んでしまいます。
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■本質の言語化へ
交通ルールや税制も含めて考えると、ルールには「死なないため」という命に関わるものから、「互いに気持ちよく過ごすため」というものまで、重さのグラデーションがあることも見えてきました。また、月・水・金にVoicyを配信するという私のマイルールのように、自分一人で完結するものはルールと呼ぶ必要がない。ルールには必ず、決める側と運用する側がいる、という指摘もありました。
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すべての事例に共通し、これがなければルールとは言えないもの。対話の中で出てきたキーワードは、「目的と行動」「グラデーション」「変化」の3つでした。
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そこから編み上げた、この日の本質定義はこちらです。
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ルールとは、その場における目的と行動の共通認識を言葉にしたものである。
それは変化を前提としている。
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「正しさ」を入れるかどうかも議論になりましたが、ルールは必ずしも正しいものである必要はない、という方向に落ち着きました。「決める側」や「適用される範囲」、決める側と従う側の「納得」をどう言葉に入れるかも最後まで揺れて、グラデーションは入りきれませんでした。
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■あえて、まとめきらない回に
この日は参加者が16名と多く、ルールへの関心の高さを感じました。難しいテーマに、大人数とあってなかなかカオスな回でした。
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グループに分ければ一人ひとりの発言が減るので、進行は楽になります。でもそのぶん、全員で共有できる情報は少なくなる。今回は分けることも考えつつ、全体でやることを選びました。
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ファシリテーション次第で、最後の言語化まで持っていくことは実は難しくありません。しかし今回はあえてまとめきらず、ルールに対してそれぞれが積み重ねてきた思いや感情を分かち合うことを優先しました。列に割り込まれたときのもやもや、職場で提案を受け入れてもらえなかった悔しさ、子どもの学校のルールへの違和感。そうした感情をケアしあえたことが収穫だったと感じます。
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■本質がわかると、何が変わるのか
ルールの本質がわかると、家庭、学校、会社、コミュニティのそれぞれで、行動の優先順位が見えてきます。場が違えば目的も行動も違うからです。命に関わるルールと、心地よく過ごすためのルールでは、優先順位が変わるのも当然です。
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そして、変化が前提だとわかっていれば、「このルールはもう要らないのでは」「状況に合わせて変えませんか」と言えるようになります。「ルールだから」で終わらせない。それが、思考停止にならないための一歩ではないでしょうか。
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■毎月開催
昼スナでは月1回のペースで定期開催。それぞれの現場で実践していくための「練習の場」として、気軽に参加していただけたら嬉しいです。
また、企業や教育現場への出張ワークショップもお気軽にお声がけください。
終了後、昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料になりますので、スナックタイム前の内省の時間としても使っていただければ幸いです。
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日時:2026年10月11日(日)10:30-12:30
場所:中洲昼スナ「役にたたなくてもいい場所」
福岡市博多区中洲2丁目7-5 第3タワービル2階 bar Day-Break
参加費:価格2000円(1ドリンク付き)
※昼スナに参加される方はチャージ代(1,000円)が無料
申込:https://honshitsukanshu10.peatix.com
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【こんな方におすすめ】
哲学対話・本質観取を体験したい
新しい視点を持ち帰りたい
自分の言葉で世界を捉え直したい
他者の視点をヒントに自己理解を深めたい
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お申し込み・お問い合わせ:
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<過去の様子をラジオVoicyで聞けます>
#166【レポート】第1回哲学対話・本質観取「価値があるとは何か」~全員が納得できる共通の土台を作る
https://r.voicy.jp/YQm4DgWLm2W
#176【レポート】第2回 哲学対話・本質観取「よい場とは何か」~違和感こそが他者への最大の貢献
https://r.voicy.jp/YQm4D6wam2W
#193【レポート】第3回 哲学対話・本質観取「大人とは何か」
https://r.voicy.jp/nEmNe1nkKXk
#203【レポート】第4回 哲学対話・本質観取「人を信じるとは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7725890
#229【レポート】第5回 哲学対話・本質観取「親子とは何か」
https://voicy.jp/channel/821343/7803396
#250【レポート】第6回 哲学スナック・本質観取「はたらくとは何か」
https://r.voicy.jp/wOVL6YekGme
#264【レポート】第7回 哲学スナック・本質観取「健康とは何か」
https://r.voicy.jp/5qmd8Ov6lmd
#274 【レポート】第8回 哲学スナック・本質観取「ハラスメントとは何か」
https://r.voicy.jp/5P9av7RYQVe
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■昼スナ SNSまとめ
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■中洲 昼スナ「役にたたなくてもいい場所」営業日カレンダー
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昼スナママ・フィッシュ明子の役にたたなくてもいいラジオ
フィッシュ 明子
- 00:161.
タイトルコール
- 09:192.
ルールとは、その場における目的と行動の共通認識を言葉にしたものである。それは変化を前提としている。
- 01:193.
次回は10月11日(日)10:30-12:30
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やや辞書的な言葉になりましたが、これを全員で共有できたというプロセスが重要だなといつも感じます。
この共有体験の有無が、その後の関係性を変えてくれるんだと思います。