TOPライフスタイル料理・グルメ畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ70代の農家との会話から考える都市近郊農業の40年②07:56 10月16日 331再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次高度成長期、農地が辿った意外な道だらだらと続く都市と農村の境界「家族経営」が抱える意外な構造公的投資は農業の持続性を救うか未だ正面から扱われない構造問題AI文字起こし(β版) # チャプター1 おはようございます。ひたまつ農園のひたまつです。 前回に引き続いて都市均衡農業の40年の話ですけれども、 急激に都市化をした戦後の日本、特に高度成長期に、都市部への人口の流入と住宅建設ラッシュが起きた時にですね、 農地を持っていた人、特に農地解放で、再分化された農地を引き受けた層が、 農地転用によって大量のキャピタル原因、キャピタル原因がたくさん発生したということは、 日本の農業を考える上で避けて通れない議論だと思います。 同時にやはりですね、そこにあまり触れられたくない人、特に農家の側にもたくさんいるわけですね。 すごく大きな構造でいうと、一人一人が動向ということではないんですけれども、 農業生産が足りない、食料が足りないという文脈で、 戦後国を挙げて、かなり大規模な農業インフラの整備を行った。 それは特に水田ですから、平らにして水を引いてということをやったわけで、 それはもう有無を言わさず、米が足りないんだということで、 全国的にものすごく高金を使ったインフラ整備をしてですね、 それが、特に都市均衡においては、後に住宅開発、あるいは都市開発に転換されていったという歴史があるわけですね。 なんならですね、そういう出口が後にあることをある程度踏まえて、農業インフラ整備をしたケースが、 どう考えてもそうだろうということがあるわけです。それは地方都市でもあります。 農道として整備される、農業用の機械、あるいは車両が通るために広く整備する道ですけども、 それは都市均衡の住宅開発においては、通勤路として大きく機能するみたいなこともあるわけですね。 順前たる経済発展の中では、農村で農業の就学が進んで、 小規模な農家がそこでやっていけなくなると、 基本的には都市部に陳老土の担い手として移住していくというのが自然な姿なんですけれども、 それを妨げて、いわゆる旧農村部に住み続けながら小さく農業を続けたり、 家族としては、主として勤め人で収入を得ながら細々と農業を続けるという兼業農家が増えた背景には、 土地の転用による農界のキャピタル原因の流入が必ずあるわけですね。 大きな都市計画のデザインとは裏腹に、都市部の拡大と旧農村部の半端な都市化というのがかなりだらだらと進んでしまった。 21世紀に入ってからも進んでしまったのが日本の特徴でして、 よくヨーロッパなんか旅行した人はみんな気づきますけれども、都市部はしっかり町として開発されていて、 あるところから急に農村風景になるということはなくて、 日本は新幹線の中に乗っているとよくわかりますけど、だらだらと町が続くわけですね。 それはこういう理由があります。 もちろんどの程度都市が拡張するかというのはデザインはしにくいものではありますけれども、 しかし日本で言えば1971年から都市計画法ができてからも住宅開発は非常にだらだら進んでしまったという、 これはもう歴史的に検証されなきゃいけないことだと思います。 それが農業に与えた影響は非常に大きい。 例えば関東で言うと常磐線沿線で千葉の柏のあたりとか、 もともと園芸が戦後盛んになって株の非常に主要な産地だったみたいな場所がありますが、 今でも株農家はいるんですけれども、株農家と言われる人の家計としての所得の中に不動産収入がどの程度あるかということを見ないと、 農業部分だけを取り出しても成立条件がよくわからないわけですよね。 例えば非常に丁寧な荷造りをしているとして、なぜその生産性で成り立つかということは、 その家計全体を見ないといけないということがあって、これは表に現れにくいわけなんです。 やっぱり注意しなきゃいけないのは、家族経営という言い方をしますが、これは経営家族であることが先だと私はそういう言い方をしています。 すなわち、家族がどう成り立つかということが先にあるわけであって、経営内容、事業内容の持続的な発展というのを必ずしもゴールにしているわけではないわけですね。 これは農家に限らず、個人事業はかなり多くがそうですけれども、その後ビジネスとして家計から切り離すことをゴールとせず、 家族が食っていければいいわけなので、その家族が持っている資産を総合的に運用するということは、行動としては何らおかしいことではないんですが、 それはしかし、その家族が自分たちが持っている土地あるいは培ってきた様々なノウハウを運営するにあたって、 その一部に農業があるということで、その農業に公的な投資をしてしまっても、子供がやらなかったらそこで終わっちゃうんですね。 そうすると、その事業として一定の公共性を帯びた農業というものを、ある種独立した存在として社会は捉えているけれども、しかしその当年、個々のプレイヤーにとっては、それは家族が食っていくための手段の一つでしかないわけですから、そこに持続性が担保されていないわけなんです。 このことを見誤ると、やはり全体最適には向かわないというのは自明なわけですね。 こういうのは外形的にはもちろんわかるわけですけれども、前回申し上げたような、実際にそういうキャピタル源を得てきた、うまくやった農家の個々の話の会話の中から、会話を見える意識みたいなものが、自分にとっては非常に大きな構造理解の手助けになるということがあります。 この問題はですね、正面から取り上げている人は学者でも非常に少ないと思っていて、いつかもしかしたら私は何らかの形にしないといけないのかもしれないなというふうに思っております。 ではまた。 もっと見る #農業 #都市近郊農業 #不動産所得 畑でひとりごと 野菜と農業を考えるラジオ久松達央07:561.チャプター1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう 杉原 順(HN ス・ギー)10月17日興味深いお話、ありがとうございます。近現代史を学んでいるのですが、現代に近くなるほど、出来事の当事者やその子孫がいて表立って言えないことが多々出てきます。過去を踏まえて現代を見据えて、未来を考えるのが面白いです。1返信
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