TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#253 津波は流動する瓦礫の山、ライフジャケットは併用手段11:16 2021年12月9日 1,858再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次津波避難の基本原則とライフジャケットの限界津波到達予測時間40分、その過信に潜む危険津波避難時の車利用、渋滞で捨てる覚悟高台不在時の避難先、あらゆる場所の活用術ライフジャケットは最後の手段、津波は瓦礫の山AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友也がお送りする 死なない防災 備えるラジオ 12月9日、木曜日、本日も備えて参りましょう。 # 津波避難に関する、コメント質問への回答です! 本日のテーマは、津波避難でございます。 今回はコメント欄にお寄せいただいた質問への回答となります。 ご質問の内容、津波からの避難に関するコメントでございましたが、 建物が海岸沿いにあり、津波ハザードマップでは3メートル以上の浸水と想定され、 地震発生から40分後に津波が到達します。 このような場合、ライフジャケットや高速道路の高架橋などに避難することは一つの手段になり得るでしょうか? というご質問をいただきました。 コメントをくださいました、深夜のトレーラーさん、誠にありがとうございます。 これはですね、ご自宅ではなくて取引先の環境ということがコメントに書かれておりましたので、 深夜のトレーラーさん、トラックなどに乗って、もしかしてVoicyを聞いてくださっているんでしょうか。 トラックなどでお取引先の建物のところへ行く、しかしそこが津波ハザードマップで危険な場所になっているんだけれども、 どうしたらいいでしょうかねと、なんだかそんな感じなのかなと思ってコメントを読んでおりましたが、 津波避難の大原則は、都にも各にも高いところへの避難、水に浸からないようにすることが最重要であり、 その他の対策は合わせ技や念のためということになります。 例えば今回ご質問にございましたライフジャケット、あるいはゴムボートといった装備は、 津波対策、他の対策を合わせて準備するならば、生存率を高める効果が得られるかもしれませんが、 ライフジャケットのみとかですね、それ単体で準備をするのをやめてはいけない、ライフジャケットあるから避難はしなくていいよねと、 ぷかぷか浮いてればいいよねということにはならないと、これがまず前提でございます。 ご質問くださいました深夜のトレーラーさんの場合は、建物が津波の3メートルの浸水地域にあるということですので、 これは緊急避難の対処となります。地震の揺れを感じた場合、またスマホ、カーラジオ、テレビなどで、 津波注意報、津波警報、津波特別警報、こういったものを見聞きした場合には、 特に津波警報や特別警報が発令された場合は、避難場所に素早く逃げなくてはならないということになります。 一方、津波の到達予想時間が40分と、これは行政のハザードマップや何かの資料におそらく書かれていた時だと思われるんですが、 津波到達までの時間、あるいは津波の高さの予測というものは、あくまでも一つの地震、一つの津波モデルによる予測の結果ですので、 実際にはこれよりも早く津波が到達したり、逆に津波が来るまでに時間がかかったり、あるいは予想よりも大きな津波が到達したり、逆に津波が小さかったり、 どっちの可能性もあるということになります。そのため、ハザードマップで津波浸水の恐れがある、そういった地域にお住まいの場合、建物がある場合は、 基本的には最悪を想定した行動が必要になります。 地震の揺れを感じた場合、あるいは遠方で地震が起きて津波に関する警報が出た場合、こういった時には速やかに避難を開始する。 津波の恐れがありません、そういう発表が出るまでは避難行動を継続するということが原則となります。 この避難をする時の津波からの避難方法、これは一つではありません。 使えるものはすべて使う、準備できることはすべてする、そういった複合的な計画が重要になります。 例えば車ですね、津波を避難、津波避難をする時に車を使うべきかどうかというのは、いろいろ賛否両論があるんですが、 私の考えを述べるならば、車は使えるならどんどん使ったらいいと思います。 避難を開始する時点で、すでに建物の前の道路が渋滞している状況、そういう場合にはもう車を使っても動けないことが分かっていますので、 走って逃げるということになりますが、避難場所まで距離がある場合、特に水平の距離ですね、 開けた地形で高台まで移動するのに何キロか移動しなきゃいけないと、そういう場合には、 少なくとも車が走れる渋滞につかまる場所までは車で移動したらいいと思います。 ただこの場合は渋滞につかまってしまった場合、車が動かなくなってしまった場合は、即座に車を捨てて逃げると、そういう覚悟が必要になります。 車で避難をする時の最大の問題は渋滞につかまることじゃないんですね。 渋滞につかまった時に即車を捨てられない、それが起こってしまうのが問題になるんです。 ですので、多分車捨てられないだろうなとか、迷って車から降りられないだろうなとか、 そういうことが何となく分かっているのであれば最初から乗るべきではありませんし、 動かなくなったらすぐ走って逃げる、決めて実行できる、そういうことならば移動できるとこまでは車を使うのが良いと思います。 具体的にはですね、渋滞につかまった瞬間に車両を道路の端に寄せて、 鍵をつけたままロックせずに走って逃げる、そういう覚悟が持てるかどうかという話でございます。 これは津波が来ればですね、来ればというか津波が来てしまった場合には、乗り捨てた車も津波にのまれますので、 結局は車は助からないということになるんですが、逆もあり得ます。 車を乗り捨てて逃げたが、津波がそこまで来なかった。 その場合ですね、例えば緊急車両などを通すために、乗り捨てられた車をですね、移動させることが必要になることがございます。 この時、鍵を外して車ロックして逃げますと、力づくで車を移動させられることが起こりますので、 どういう扱いになるかは分かりません。緊急時ですのでそこに関する保証はありません。 また、鍵を付けて逃げた場合は、もちろん盗難に遭うリスクはありますが、それが嫌ならば、やっぱり最初から車による避難はするべきではないと。 車を使うのは構わないが、動かなくなった瞬間に捨てて走る、そういうことをですね、きちんと認識をしておくことが必要になります。 # 登れそうな場所は全て利用する。ライフジャケットは併用手段、まずは避難優先。 もう一つですね、ご質問者様、深夜のトレーダーさんの環境では、身近に高台がないということなんですけれども、 高速道路などの高架橋、これが避難先になるかということなんですが、環境が整っていれば、環境というのはつまり高架橋に上がるための設備があるならば、 高速道路などは避難先になります。高速道路の、例えばバスの停留場などがある場合は、地上と行き来する階段がありますので、 それを使うことができますし、最近は高速道路や高架橋を津波の避難場所として活用できるように、 周りに避難場所がない地域を通る高速道路などは、避難用の階段とかスロープとか、そういったものをつける試みも広がっております。 今年ですね、3.11東日本大震災の復興事業として、長らく整備が続いていた三陸沿岸道路、高速道路ですが、 これ開通したんですけれども、やっぱり海岸沿いを比較的通る場所などもありますので、 あちこちに避難用の階段などが取り付けられて、この高速道路自体を避難場所にしましょうと、そういうことが行われております。 こういった高架橋などもそうですし、高台が周りにないという場合には、近所にあるマンションでもビルでも、立体駐車場でも、 ショッピングセンターの屋上でも、高架道路でも、何でも構いません。 とにかく利用できそうな施設は全て目星をつけておいて、非常時に駆け上がれる場所、どこかなと、入り口はどこかなと、 それを調べておく。高くて頑丈な場所、これはぜひ確認しておいていただきたいなと思います。 また、ライフジャケットなんですけれども、これは避難時に安全性を高めるために着用するのは構いません。もちろんいいことです。 ただ、ライフジャケットを着用するのに10分かかるとか、そういう場合には、その時間を使って逃げていただきたいので、 すぐ着れる状態にしておくということが条件にはなるんですが、逆はダメなんですね。 ライフジャケットがあれば、避難しなくていいのかと、津波に巻き込まれても浮いて待ってればいいのかといえば、そうではありません。 あくまでも、ライフジャケットや救命胴衣などの着用は、どうにもならなかった場合、つまり、避難途中に津波に追いつかれてしまった場合とか、 津波の高さが想定より高くて、避難した先が沈んでしまった場合とか、そういった時の最後の手段、お守りがライフジャケットになります。 まずは、逃げる計画が必須です。そして、想定を超える事態になった場合に、わずかでも命を守る可能性を高める手段、 それとして、お守りとしてライフジャケットなどを併用するということが重要になります。 津波は、津波が運んでくるのは、海水だけではありません。 海岸から自分のいる場所、逃げた場所までにある、あらゆる動くものを全て巻き込みながら、津波は移動してきます。 それは船であったり、車、トラック、あらゆる屋外設備、物置、破壊された住宅、建物の中にあった様々な家具、危険物、さらにはガソリンまでですね。 津波は海水ではなくて、流動性を持った移動する瓦礫の山だと、ぜひ思っていただきたいんです。 ライフジャケットを着用して津波に飲まれた場合、瓦礫に巻き込まれたり、流れてくる家にぶつかったら助かりません。 運良く海水だけに使った場合に、生存率を高めてくれるのがライフジャケットになります。 とにかく避難をする、水に浸からない、そういうことをする準備が最優先になれます。 登れそうな場所をできるだけ多く把握して、あらゆる手段で移動する、これがとにかく重要です。 ということで、本日は津波避難のお話でございました。 昨今ですね、国内で群発地震、あるいはマグニチュード5前後の中規模な地震が、ここ1週間、2週間相次いでおります。 ちょっと怖い状況が続いておりますが、地震は避けられない災害です。 日本の場合はいつでもどこにでもやってきます。津波の恐れがある、そうした地域にお住まいである、お仕事をされている、 そういった場合はぜひ今のうちにハザードマップの確認、どこに登れそうかな、場所のチェックをしていただきたいなと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #ライフジャケット #津波避難 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2021/12/9/06:302.津波避難に関する、コメント質問への回答です!04:343.登れそうな場所は全て利用する。ライフジャケットは併用手段、まずは避難優先。コメント感想・質問・応援メッセージを書こう りく@そなえるらじお2週目10月14日🦀🦀🦀2週目返信 のぶさと2021年12月12日家が沿岸部にあり、高台へ通じる道の途中で踏切があるので渋滞するだろうと思い、徒歩での避難を考えています。家も車も捨てる覚悟をしたら避難リュックの中身がだんだん登山のようになってきました。アウトドア用品って便利ですね。1返信 深夜のトレーラー2021年12月9日津波避難の件、取り扱って頂きありがとうございました。これまで高荷先生の放送からマイホームを建築する際もハザードマップを参考にするなど、防災を家族で意識するようになりました。しかしながら、仕事上の配送先は見知らぬ県外の港湾地帯もあり、どうしたものか…と悩んでいたので大変参考になりました。本日もサービスエリアで楽しく聞かせて頂きました。ありがとうござます。ご安全に。2返信 高荷智也2021年12月10日ご返信ありがとうございます!ハザードマップを考慮した住宅購入、素晴らしいですね!一方お仕事の問題は、なかなか自分の意思だけではどうにもなりませんので、難しい所がありますが、防災はゼロ・イチではなく対策の積み重ねですので、できることを少しずつ積み上げて…でございますね。お仕事のお供のご視聴、ありがとうございます!どうぞご安全に!1 ポルカドット2021年12月9日東日本大震災の津波の映像を見ると、瓦礫がミシミシと音を立ていろんなものを破壊しながら大量の水が押し寄せていましたね…。何度見ても胸が痛くなります…。とにかく高台に逃げる、ということですね。車庫のシャッターが電動なので、停電した場合の手動で開ける方法を改めて確認しておきたいと思います。1返信 高荷智也2021年12月9日3.11 で残された大量の津波映像資料は、本当に貴重なものですね。津波という現象について、今まで思っていた概念を大きく更新してくれています。ということを前提にした避難の計画が必要でございますね…🚙1 ちゃとらねこ2021年12月9日髙荷先生おはようございます🦀車のお話 私自身は免許無し車なしですがもし私ならと思い拝聴しました。結果…車絶対捨てれない…:( ;´ཫ`;):ここで車捨てて津波来なかったら…?もう少ししたら渋滞も解消されるかも…。などと考えてしまいそうです。普段は津波の心配はないですが旅行先とかで遭遇した時は足で逃げます(`・ω・´)キリッ髙荷先生と出会うまでは津波は濁っていても「水」が波のように来ると思っていたのでやはり知るということは大切だなって思います( •̤ᴗ•̤ )♡1返信 高荷智也2021年12月9日おはようございます🐈「車を離れるときは鍵を着けたまま」(・ω・)キリッ …と言うのは簡単ですが、まぁ…これは相当な胆力が求められますよね。車そのもの、たくさん詰まれているであろう荷物、避難先で当てにしていた車中泊という空間、そう簡単に捨てられるわけない、ということもあり、最初から徒歩ということも言われるのですね…。1 もっと見る
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家も車も捨てる覚悟をしたら避難リュックの中身がだんだん登山のようになってきました。アウトドア用品って便利ですね。
これまで高荷先生の放送からマイホームを建築する際もハザードマップを参考にするなど、防災を家族で意識するようになりました。
しかしながら、仕事上の配送先は見知らぬ県外の港湾地帯もあり、どうしたものか…と悩んでいたので大変参考になりました。
本日もサービスエリアで楽しく聞かせて頂きました。ありがとうござます。ご安全に。
一方お仕事の問題は、なかなか自分の意思だけではどうにもなりませんので、難しい所がありますが、防災はゼロ・イチではなく対策の積み重ねですので、できることを少しずつ積み上げて…でございますね。お仕事のお供のご視聴、ありがとうございます!どうぞご安全に!
とにかく高台に逃げる、ということですね。車庫のシャッターが電動なので、停電した場合の手動で開ける方法を改めて確認しておきたいと思います。
車のお話 私自身は免許無し車なしですがもし私ならと思い拝聴しました。結果…
車絶対捨てれない…:( ;´ཫ`;):
ここで車捨てて津波来なかったら…?もう少ししたら渋滞も解消されるかも…。などと考えてしまいそうです。
普段は津波の心配はないですが旅行先とかで遭遇した時は足で逃げます(`・ω・´)キリッ
髙荷先生と出会うまでは津波は濁っていても「水」が波のように来ると思っていたのでやはり知るということは大切だなって思います( •̤ᴗ•̤ )♡
「車を離れるときは鍵を着けたまま」(・ω・)キリッ …と言うのは簡単ですが、まぁ…これは相当な胆力が求められますよね。車そのもの、たくさん詰まれているであろう荷物、避難先で当てにしていた車中泊という空間、そう簡単に捨てられるわけない、ということもあり、最初から徒歩ということも言われるのですね…。