TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#298 スパコンでもうひとつ地球を作り天気や地震を予測する11:59 2022年2月16日 1,993再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次スパコンが実現する高精度天気予報「もう一つの地球」が生む気象予測なぜ地震予知は天気予報に劣るのか地下データ不足が招く予知の限界予知の難しさと求められる「備え」AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友矢がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 2月16日水曜日、本日も備えて参りましょう。 # 2月16日は「天気図記念日」 本日のテーマは、天気予報と地震予知のお話でございます。 さて、本日2月16日は天気図記念日でございます。 この天気図記念日、これは1883年、明治16年の2月16日に、日本で初めて天気図が作成されたことに由来しております。 ちなみに、よく似た日、記念日があるんですね。 天気図記念日によく似たものとして、気象記念日というものもあるんですけれども、こちらの気象記念日は毎年6月1日が制定されております。 こちらは1884年、明治17年の6月1日から、毎日3回、全国の天気予報が始まったことを記念しているということでございます。 天気図が作成されてから1年4ヶ月後ですね、天気予報が始まったということでございますが、 ちなみに第1回目の天気予報、これどんな内容だったのかと言いますと、 全国一般、風の向きは定まりなし、天気は変わりやすし、ただし雨天がち、というものだったということでございます。 なんでしょうか、ちょっと今日は1日全国的に天気が変わりやすいから注意してねと、そういう内容の天気予報が第1回目だったということなんですが、 こうした時代に比べますと、現代の天気予報というものは、ほとんど魔法化ですね、予言レベルで進化しているなと、そういうことがよくわかります。 現代の天気予報は非常に進歩してきておりますけれども、もちろんですね、昨今ですと太平洋側での雪の予測が難しいとかですね、 夏でいうとゲリラ豪雨、戦場降水帯、あるいは竜巻や落雷、こういった突発的かつ局地的な現象の予測はまだ難しい、 そういった課題はもちろんあるんですけれども、翌日ですね、明日晴れるのか雨が降るのか、1週間先はどんな感じなのか、 もちろん当たることもあれば外れることもありますが、だいたい当たりますよね。これがかなりの精度でお天気予報が発表されて、 しかも素晴らしいのは、これが国家機密ではなくて、誰でも無料で気軽に知ることができる。これがですね、天気予報の進歩を表していると思います。 どれだけ素晴らしい予測が出たとしても、その情報を得ることができないとなれば、それは社会的には存在しないも同然ということになりますので、 誰でもスマホを見れば、テレビをつければ、天気予報が無料で見れる。これが本当に素晴らしいことだなと思っています。 この天気予報なんですが、初期のですね、最初の頃の天気予報は、いわゆる、いわゆると言いますか、気象予報士の皆様が勘と経験を頼りに予報をして、 それを伝えると、そういうことを行っていたということですが、現代の天気予報は基本的にスーパーコンピューターによるシミュレーションがメインになっております。 天気予報が扱う範囲ですね、海、陸地、空、こういったところはもう地形のデータが細かく得られておりますし、 さまざまな気象観測の機械によって、濃密なデータがリアルタイムで取得されています。こういったさまざまなデータをもとにして、コンピューターの中に、 いわばですね、もう一つの地球、デジタルの地球を再現して、その中で数値のシミュレーションをして気象予測をすると、これが現在の天気予報の根幹ということになっています。 そのため、気象予報士、資格を取って予報士、活動されている方、大勢いらっしゃいますが、予報士の方々のお仕事というのは、気象予報ではなくて、 気象予報をされる方もいらっしゃるということなんですが、どちらかといえば予報を自分でするのではなくて、コンピューターから出力された予報のデータ、結果を どう分かりやすく解説するのか、社会に役立てるのか、フィードバックするのか、そうした役割が気象予報士の方の重要なお仕事になっているということでございます。 また、このスーパーコンピューターでシミュレーションをするときのですね、気象モデルを作ったり、計算式を作ったりと、これはまだ人間がやっていることになるんですが、 今後、コンピューターの性能が上がっていけば、もう自発的にシミュレーションするモデルをコンピューター自身が進歩させるとかですね、そういうレベルになると、 どこかのポイントで気象予報の精度が爆発的に上がっていくと。また、コンピューターの性能が上がれば当然扱えるデータの量も増えますので、 デジタルの地球、もう一つの地球がより細かく描写されて、天気のシミュレーションの精度も上がっていくということになります。 将来的にですね、このコンピューターの精度はもうどんどんどんどん上がっていきます。 そしてリアルタイムの観測点も増えていけば、地球全体のレベルでほぼ間違いのない天気予報が実現するのではないかと、そういうことを期待しているわけでございます。 # 天気予報に必要な地球は再現できるが、地震予知に必要な地下のデータがない 日々、精度が向上している天気予報に比べますと、 地震や噴火に関する予報、あるいは予知というものは、 まだまだ発展途上といえます。 これは単純にですね、データが足りていないんです。 天気予報で扱う、海、陸、空、このデータ、目で見ることができますし、 何なら人工衛星がリアルタイムに常に空から見張り続けておりますし、 全国、アメラスをはじめとする、たくさんの観測機器からリアルタイムにデータも集まっていますので、 こうしたデータを集めることで、コンピューターの中にもう一つの地球を作ってシミュレーションすることができます。 しかし、地震ですとか、あるいは火山の噴火が起こるのは、地面の中です。 地面の中が具体的にどうなっているのかというのは、概念としては分かっているんですが、 実際のデータとしては、ほとんど存在しないんですね。 それぞれの日本中、それぞれの場所の地盤の状態がどうなっていて、地下何メートルの硬さがこうなっていて、 地震を起こす原因となるプレートの動きが、今どこがどのぐらい動いていて、地下の溶岩がどこまであって、 どのぐらいの量が溜まっているのかと、こういったシミュレーションをするための前提となる、 もう一つの地下の地球を作るためのデータが、まだまだ足りてないんですね。 地震や噴火、これがなぜ起こるのかというのは、徐々に解明されつつありますが、 このメカニズムをもとにして、コンピューター上で再現する、シミュレーションするためには、 その材料が圧倒的に足りてない、目で見えないのでしょうがないんですが、 そこが地震の予知、予報、こういったものが難しいと、その要因、背景になっております。 そのため、例えば南海トラフ地震ですね、先日数字がちょっと更新されて、 向こう40年以内に90%の確率で起こると、そういったことが言われておりますが、 これもし天気予報でですね、向こう40年以内に晴れる日がある、 なんて予報が出たら、その天気予報を潰されてしまいますけれども、 今、地震の予知って、そのぐらいが限界なんですね。 地震発生のメカニズム、これを数式化したシミュレーションで発生する時期を予測することは、 まだ地震はできていません。 そのため、直近1000年間ぐらいの地震活動の間隔からですね、 南海トラフ地域では、大体100年から200年おきぐらいに地震が起きている。 前回地震が起きたのは、今から大体80年ぐらい前だから、 向こう40年以内だったら9割ぐらいで起こるんじゃないかなと、 これが精一杯なんですね。 とはいえ、過去1000年間ぐらいの地震の記録が文献とかで残っているというのは、 これは日本は本当にすごい国だなと。 これは1000年前には雨出すとかですね、地震系はありませんでしたので、 お寺の和尚様たちが筆で書いた紙のデータが残って、 それを解析するのが地震予知のメインということになるので、 なかなか難しいところが現実なんですね。 もちろん予算が無限にあれば、日本中の地下をですね、 地下数百キロまでボーリング、掘って地盤がこうなっていると、 そこに観測機器を埋め込んで、リアルタイムに地盤のですね、状態をチェックする。 こういった活動ができれば、精度の高い地震予報、 こういったことも行うことができますが、予算が無限にあるわけないですね。 お金はありませんということで、地震の予知については、 コンピューターシミュレーションではなくて、周期からの予測、 全長減少をなんとかキャッチする、そういう観測をする、 ここに頼っているということになります。 今後どう進化していくのか、天気予報の場合には、 コンピューターの性能がそのまま精度向上につながりますが、 地震に関しては、そもそもコンピューターに突っ込むためのデータがないということになるので、 なかなか天気予報のようにですね、どんどん進歩するとは言い難い状態がある、 難しい状況がございます。 地震はいつやってきてもおかしくないということで、予知よりはですね、 いつ来てもいいように備えをちゃんとやると、 そちらの方が現状では求められているということになるわけでございます。 ということで、本日は天気予報と地震予知のお話でございました。 ところでこれは余談なんですが、 今日天気予報のですね、お話のところでもう一つの地球と、 デジタルの地球というお話をしましたが、 私はですね、個人的に早くデジタル化されたいと思っているんです。 人は必ず死にますね、いつか死んじゃいます。 私もあと40年先に生きているかどうかは定かではないんですが、 コンピューター、スーパーコンピューターの性能ですとか、 そういうものがどんどん上がれば、 人間そのものもデジタル化することがそのうちできるだろうと思っています。 SFみたいなお話ですけれども、 そういったことを本気で突き詰めていったシュミレーション仮説、 この私たちが生きている世界は実は現実のものではなくて、 シュミレーションデータの世界なんじゃないかとかですね、 そういう仮説もあるぐらいなんですが、 私個人的にはですね、あんまり今の肉体そのものにこだわりはないので、 デジタル化してもらってコンピューターの中で、サーバーの中で生き続けると、 そういう映画もございますが、 そういったデジタルの高人になることをですね、結構望んでいたりします。 永遠に生きたいわけじゃないんですけれども、 あと40年間で得られる知識とかですね、 世の中の見聞きできる情報って大したことないので、 400年、4000年ぐらいはですね、データの中で生きて、 この地球がどうなっていくのかを眺めていきたいなと、 そんなことを万全と思っている私もございます。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #スーパーコンピューター #天気図記念日 #シミュレーション仮説 #私はデジタル化されたい 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:131.タイトルコールhttps://sonaeru.jp/blog/archive/2022/2/16/05:322.2月16日は「天気図記念日」06:153.天気予報に必要な地球は再現できるが、地震予知に必要な地下のデータがないコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ちゃとらねこ2022年2月16日髙荷先生おはようございます🦀確かに天気予報って凄いですね。県レベルよりもっと詳しく、1週間はもちろんそれ以上もわかり、今年の夏は暑いというレベルも分かる。それが国家機密ではない…ということは国家機密だった国や時代もきっとあったのでしょうかありそう🤔向こう40年間に晴れる日がある…笑っちゃいました。1返信
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確かに天気予報って凄いですね。
県レベルよりもっと詳しく、1週間はもちろんそれ以上もわかり、今年の夏は暑いというレベルも分かる。
それが国家機密ではない…
ということは国家機密だった国や時代もきっとあったのでしょうか
ありそう🤔
向こう40年間に晴れる日がある…笑っちゃいました。