TOPライフスタイルくらし死なない防災!そなえるらじお#467 ソウルで生じた最悪の群衆雪崩…回避方法はあるのか?13:03 2022年10月31日 4,891再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次韓国ソウル群衆雪崩の衝撃「将棋倒し」と「群衆雪崩」の違い大地震時の「徒歩帰宅」が招く悲劇慣れた「路上」に潜む群衆雪崩の罠群衆雪崩から命を守る行動指針AI文字起こし(β版) # タイトルコール おはようございます。 備え防災アドバイザー、高荷友矢がお送りする 死なない防災、備えるラジオ。 10月31日、週の始めの月曜日。 本日も、備えて参りましょう。 # 死者150名以上・韓国ソウル市で生じた最悪の群衆雪崩(2022年10月29日) さて本日のテーマは、韓国、ソウルで発生した群衆なだれ事故に関するお話でございます。 日本でも多くの報道がなされておりますが、最悪の事故が発生してしまいました。 ハロウィンのイベントでにぎわう先週末、10月29日の土曜日の夜、韓国の首都ソウル繁華街で群衆なだれとみられる事故が発生し、 死者150名を超える大惨事となってしまいました。 事故の現場となったのは、韓国ソウル市の繁華街、幅3メートルほどの狭い坂道屋外の路上でございます。 新型コロナウイルスによる行動制限、これが3年ぶりに解かれた久しぶりのハロウィン、直前の土曜日の夜という大変良い日だったわけですけれども、 現場となった市街地イテウォン、こちらには普段より多くの人出がありました。 事故が発生した細い路地、幅3メートルほど、建物や店舗の壁、ホテルの壁ということですが、そういった場所に挟まれた路地で、人の逃げ場がない細い通路でございました。 ここに坂を登っていく人、坂を下っていく人が集中し、進むことも戻ることもできないものすごい多くの人が集まってしまったのですが、突然人が倒れて列が崩壊、 人の上に人が折り重なるように重なり崩れていく群衆なだれに発展していったと報じられております。 この事故の結果、現在までに150名を超える死者が発生するなど、最悪の群衆なだれの事故になってしまいました。 まずは改めまして、この事故で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。 # 大地震による徒歩帰宅でも生じる群衆雪崩 群衆流れという事故、日本におきましては2001年7月21日、兵庫県赤瀬市、JR神戸線の朝霧駅の歩道橋で発生した 赤瀬花火大会歩道橋事故、この教訓が強く残されています。事故から20年以上が経過する現在においても、イベント、大規模な集会、 こういった場所におけるいわゆる雑踏警備においては、群衆流れの発生を防止するための対応というものが、今も強く盛り込まれています。 この朝霧、歩道橋の事故では子ども9名を含む11名が死亡、247名の重軽傷者が発生するという大惨事となりましたが、 今回、ソウルで発生した群衆流れと同じような状況で発生をしたということが考えられます。 ちなみに現在、報道やSNSなどでの情報では、群衆流れという言葉と将棋倒しという言葉が混ざって使われていますが、 群衆流れと将棋倒しというのは少し違った現象でございます。 将棋倒し、ドミノみたいな状況ですね。こちらは人が列を成しているような場所で、一方方向に次々と人が倒れてしまうこういう状況。 例えばスタジアムとかコンサートホールのような場所の階段で発生してしまうような事故ですとか、 様々な施設のエスカレーターなどで発生する上から人が降ってくるこういった事故というのは、 いわゆる将棋倒しという言葉が近い状況になります。 一方、群衆流れという言葉はある意味では将棋倒しの一種ではあるんですけれども、 人が崩れていく方向が一方方向ではなく複数方向、面上に広がっていくことが特徴でございます。 文字通り自分の意思では身動きが取れない、窒息するような恐怖を覚える、そんな密集状態で誰かが転倒などを引き起こし、 もう足を踏ん張ることもできずに、流れのように人が崩れていくような状況、これが大変恐ろしい群衆流れという状況でございます。 この群衆流れというのは平時、特に何もない時ですね、イベントなどで人が集中しすぎるという状況でも今発生しているんですが、 災害時にも発生することが想定されています。 例えば首都直下地震をはじめとする大都市圏での大地震、こういった状況でも群衆流れが起こるということが想定されています。 大地震などで発生した大量の徒歩帰宅者、この人たちが路上を埋め尽くしまして、しかし瓦礫、火災の発生、こういった状況で道が塞がれている。 しかしそれに気づかない人たちが早く移動したい、早く家に帰りたいのでどんどん通路を埋める道を進んでいく。 しかし最前列にいる人たちは、その先が瓦礫、トンネルの崩壊、橋の崩落、あるいは火災の発生でもう前に進めないということが分かっています。 一歩も動けません。しかしそれを後ろの集団に伝える術がないため、後ろからはどんどん人がやってくる。前は人が動けなくなってしまう。 そこに地震の余震などが発生してパニックが起きたら、上から瓦礫が降ってきたら、あっという間に群衆なだれの発生となる可能性がございます。 こういった状況が、例えば首都直下地震などが発生した場合には、東京都内いたるところで同時多発的に発生する可能性が指摘されております。 そのため、特に大都市圏で大きな地震などが発生した場合には、すぐに帰宅を始めない、周囲の状況が確認でき落ち着いた状況になるまでは、職場、学校、外出先に留まる、施設に留まる、そういったことが推奨されていますし、 また、企業、学校、さまざまな集客施設には、最大3日間程度は、その中にいる人たちを屋外に出さないような地震対策、防災備蓄などをやりましょうということが言われています。 大地震直後に歩いて帰ると死ぬ可能性があるということを、ぜひ覚えていただいて、そこから帰宅しないための準備を自分なりにも行う。具体的には、必要な道具を日頃から持ち歩いたり、会社や学校に置いておく。 また、家族と確実に安否確認ができるように、どうやって安否確認をするのか。LINEで家族グループを作っておく、そういったことを日頃から行う必要がございます。 # 気づいた時には手遅れ…日頃歩き慣れている「その辺の路上」が現場になる恐ろしさ 群衆なだれの恐ろしさは、それが発生するまで自分自身が当事者になっていることに気づきづらいという点にあります。 閉鎖空間に人がすし詰めになるような状況というのは、そこがある程度危険な状態になる。 この部屋にたくさん人が詰め込んだら危ないよね。早めに逃げようと。 その可能性を察知することができますので、あらかじめ回避行動を取ることができます。 しかし、屋外のその辺の路上の場合、しかも初めて訪れる場所ですとか、あるいはコンサートホールとか映画館、スタジアムのように 潜在的に人が多く詰めかける場所ではなくて、何度も歩いたことがある。 日頃から通勤、通学、買い物などで使っているそういった場所の場合には、普段から自分がそこを歩いている経験がありますので、 そこに人が集まりすぎて群衆なだれが生じる。ここで大量の人が死ぬというようなイメージがまずできません。 そのため、気づいた時には手遅れになってしまっているというのが大きな問題なんです。 つまり、よく知っている場所を歩いていたはずなのに、気が付くと身動きが取れなくなっており、 あれいつもと違う、何か危ないと思ってそこから立ち去ろうと思っていた、立ち去ろうと思った瞬間には、すでに自分の意思では行動ができなくなっている。 そして誰かの転倒、パニック、そういったものの発生を引き金に群衆なだれに発展し、自分も巻き込まれてしまう。 この一連の流れが気づいた時にはもう避けられなくなっているというのが恐ろしい点だと言えます。 屋内の閉鎖空間や、いかにも人が集まりそうな広場などではある程度人混みに警戒ができますし、警察、警備会社も人の誘導することができます。 ただ、その辺の路上というのは無限に存在しますので、気がつくと手遅れになっているという点が群衆なだれから逃れることを難しくしています。 ぜひイメージしてみてください。毎日、通勤、通学、買い物などで出かけているその辺の屋外、少し細い路地や通路はないでしょうか。 そしてある日突然、そこに人が多く集まり、それはイベントやお祭りかもしれません。もしくは大きな災害が原因かもしれません。 普段通りに歩いているつもりが気づいた時には身動きが取れなくなっている。これが群衆なだれの恐ろしさなんです。 この群衆なだれを回避するための根本的な要因は人混みに行かないという点に尽きるのですが、とはいえ全く外出しないわけにもいきませんし、 イベントや人の多い場所を生涯避け続けるというのも現実的には難しいと思います。 しかも人が集まれば必ず群衆なだれが起きるということではなく、特定の一箇所に尋常ではない人数が集まるなど、ある程度条件が揃うことが必要です。 この尋常ではない人数というのを具体的に言うと、おおむね1平方メートルあたり10名以上、ざっくりですね、 畳半丈分に大人が10人ぐらい集まると想像できますかね。畳半丈に大人10人がぎっちり集まる、そういう状況が広範囲で起こる。 そういう状況になると群衆なだれが起こる可能性が出てきます。 指1本ぐらいが動かせるかもしれないが、腕はもう動かないレベル。これは例えば最悪の満員電車ですね。 本当に身動きの取れない満員電車のような状況が、その辺の路上で永遠と続く。この状況に巻き込まれた場合には、もうカウントダウンが始まっています。 逃げられるのならば、押さず、走らず、大きな声を出さず、ゆっくりその場から離れてください。 危ないと思って慌てて人を押し分けてそこから移動しようとすると、あなたの避難が原因となって群衆なだれが起こる可能性があります。 とにかくゆっくりとその場を離れる。少しずつでも壁の端の方に移動する。こういった状況を少しでも早く察知するために意識を払うということが、群衆なだれの回避につながると言えるでしょうか。 大きな地震が起きた直後はすぐに移動しない。これはもう基本でございますが、人混みを歩く際にはできるだけ前後の間隔をとる。過剰な密集を生まないようにする。 人の興奮やパニックを煽るような要素がそこにある場合、何かすごいことが起きている。なんか有名な人がいる。今回のソウルの事故はなんか有名な人がいる。 これで起きたということでございますが、この場合、矢島として写真を撮りに行く。一目見に行く。これは絶対にやめてください。逆の方向に移動してください。 速やかにその場を離れる。ただしこの時には人を押さない。慌てない。走り出さない。このぐらいしか避ける方法がございません。 事故の発生、事故の再発を国内外問わず願うばかりでございます。 ということで、本日は群衆なだれ事故のお話でございました。今日は少しお話が長くなりましたので、本日の放送はここまでとしたいと思います。 それでは皆様、本日も引き続きどうぞご安全に。 もっと見る #防災 #群衆雪崩 #ハロウィン #ソウル 死なない防災!そなえるらじおプレミアム放送配信中!00:141.タイトルコール02:012.死者150名以上・韓国ソウル市で生じた最悪の群衆雪崩(2022年10月29日)05:063.大地震による徒歩帰宅でも生じる群衆雪崩05:434.気づいた時には手遅れ…日頃歩き慣れている「その辺の路上」が現場になる恐ろしさコメント感想・質問・応援メッセージを書こう sekai wano2022年12月21日本当に群衆の一方向の波にのまれると、身動きが効かなくて大変な事態となります。怖いです。事前にこうして、対応方法を、学べることに感謝です。群衆の中で大声で数人が方法を叫んだら、被害が避けられたのかもしれません。警察や警備や学校組織関係者の巡視だけを頼っては、自然災害や戦争時には、一大事を避けられません。多くの方に、この防災ラジオを知って頂きたいですね🍀2返信 右耳2022年10月31日テレビをつけるたびにこのニュースが流れてきますね。髙荷さんがよく言う群衆雪崩とはこのことか...とテレビを見ています。学生時代に乗った、首都圏の終電はまさに今回の事故のようにドアへ押されて痛みがありましたが、電車は駅ごとにドアが開くのでまだ耐えられました。たしかに、大地震で通行止めになった所で群衆雪崩は起こりそうですね。外出先での災害対策、考え直したいです。それにしても、大地震発生時の帰宅待機に話を発展させるメディアは他に無いのでしょうか...?鉄は熱いうちに、関心があるうちに広めたいですね。9返信 右耳2022年10月31日「群衆雪崩 地震」でTwitter検索したら、いいねやリツイートされているツイートがたくさんありました。NHKのサイトもありました。Twitterは上手く使えば便利なものですね。5 さくま同好会2022年10月31日お疲れ様です!いつもありがとうございます!ソウルの群集雪崩事故は本当に心が痛みます。まずはお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。1平方メートルに10人…想像するだけで鳥肌がたちます。ニュースの事故現場映像によると、大通りから一本入った小道の坂という最悪な環境でした。あのような環境で人々が上から崩れてくると考えると恐ろしくてたまりません。さて、本日ハロウィーンの渋谷でも例年通り混雑が起きているそうです。報道を見ると文字通り人の海のようでした。韓国の二の舞にならないようにしたいですね。7返信 みそ汁をどうぞ2022年10月31日現場が舞台となったドラマ「梨泰院クラス」を以前見ました。失意の中で主人公が、再起を目指したのがハロウィンでの梨泰院なので、結構大事なシーンでもあります。今日の渋谷、思ったより人出が減っていないのが気になります‥。7返信 mama cha2022年10月31日3·11の時は浅草橋で買い物していて電車が不通になり、仕方なく開通を待って上野→東京→新宿と徒歩移動したのですが、火災が起こらなくて本当に良かった、ずーっと人の波が途切れる事なく歩いていたので、何処かで火災が起きたら逃げる人で雪崩が起こっていたかもしれませんね、車の渋滞も凄かったし、大地震の後は直ぐ動かないのが鉄則とは言っても、職場以外の場所にいるときは何処に避難するのが正解なんでしょうか?8返信 もっと見る
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事前にこうして、対応方法を、学べることに感謝です。
群衆の中で大声で数人が方法を叫んだら、被害が避けられたのかもしれません。
警察や警備や学校組織関係者の巡視だけを頼っては、自然災害や戦争時には、一大事を避けられません。
多くの方に、この防災ラジオを知って頂きたいですね🍀
たしかに、大地震で通行止めになった所で群衆雪崩は起こりそうですね。外出先での災害対策、考え直したいです。それにしても、大地震発生時の帰宅待機に話を発展させるメディアは他に無いのでしょうか...?鉄は熱いうちに、関心があるうちに広めたいですね。
ソウルの群集雪崩事故は本当に心が痛みます。まずはお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。
1平方メートルに10人…想像するだけで鳥肌がたちます。ニュースの事故現場映像によると、大通りから一本入った小道の坂という最悪な環境でした。あのような環境で人々が上から崩れてくると考えると恐ろしくてたまりません。
さて、本日ハロウィーンの渋谷でも例年通り混雑が起きているそうです。報道を見ると文字通り人の海のようでした。韓国の二の舞にならないようにしたいですね。
失意の中で主人公が、再起を目指したのがハロウィンでの梨泰院なので、結構大事なシーンでもあります。
今日の渋谷、思ったより人出が減っていないのが気になります‥。