TOPトーク専門家毎朝の思考「感情ミュート社会」のアジールとは07:08 7月2日 6,738再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「感情ミュート社会」とは? その定義と背景SNS炎上とハラスメントが変える感情表現感情を抑えすぎることのリスクと心のカタルシス感情を爆発させる「野生の空間」の発見「感情ミュート社会」における自然のアジールAI文字起こし(β版) # 「感情ミュート社会」のアジールとは おはようございます。佐々木敏直です。 白鳳堂グループの生活創建というシンクタンクがあって、 昔からこの生活創建が出してくる様々なテーマとか新概念とかの面白いのが多くてずっと注目しているんですよね。 去年はZ家族という書籍にもなっているんだけど、 今時の家族のありようというのはこんなに変わっているんだ。 反抗期がない子供たちとか、お母さんが優しく見守ってくれる存在だけじゃなくて、ある種のメンターになってきているとかね。 面白い概念がいっぱい詰め込まれて、非常に良い本でした。Z家族。 生活創建は今年出してきたので、感情ミュート社会。 あまり感情を表に出さないような感じになってきている。 感情がなくなっているんじゃなくて、感情を表に出さない方がいいと判断する人が増えてきている。 表に出す場合には感情をマネージメントして整えてから出す。 なぜこういう事が起きているのかというと、背景には一つ。 SNSの普及によって感情的になると、それがイコール私的な場所ではなくて公の場所で見られてしまう。 しかもそれがアーカイブとして残ってしまう。 実際にXとか見ていても、すごい感情的な投稿をする人がいて、それが炎上したりとかね。 なんかあの人怖いよねって思われたりするケースがあって。 そういうのを見ていると、あまり感情をわんわんと発露しない方がいいよねっていうのもあるでしょう。 あとは好き勝手な感情を表に出すと、それが時として意図しないハラスメントになっちゃったりとか、 入れ不足だと言われちゃったりするという危険性もある。 それこそ、子供ができました、うれしいですみたいなことを言った瞬間に、 子供のできない女性のことを考えたことがあるんですかみたいな、 そういう荒らぬ反発を受けたりするというのもまさにその一つだと思うんですよね。 あともう一個は、ビジネスの場面でコミュニケーションがすごく増えてきた。 ほとんどの仕事がテキストのコミュニケーションのやり取りになってきていて、 そうすると、いかに最適化されたコミュニケーションをするかというのがすごく重要になってきている。 大量のメッセージやスラックのやり取りをしていると、あまり余計な感情を差し挟む余裕がない。 なので、できるだけそういうところを削ぎ落としてビジネスライフのやり取りをしましょう。 会社という場所もかつてのような360度の人間関係を作る場所ではなくて、 あくまでドライに仕事を遂行し給料をもらう場所という風に変わってきていると、 そこに感情を余計に入れると、それが逆にある種のコストになってしまうみたいなところもあるんだろうなと。 という背景事例を考えれば、感情はなるべく表に出さない。 出す時にはなるべく整えて出すという方向に進むのが当然だろうという風に思うんですよね。 ただ一方で、感情は時として感情と出すことも人間としては大事なカタルシスだと思うんですよね。 あまりにも感情をコントロールしようとすると、それはそれで辛くなるというのはあるんじゃないのかな。 このボイスシーでも以前から野生とか格乱みたいな話をしてきたと思うんだけど、 ある意味この感情を爆発させることが自分にとっての小さな格乱となって、 それが自分の人生を前に押し進める一つの起爆剤になっていくということも十分にあり得るんじゃないか。 そう考えると感情を表に出せる場所があってもいいんじゃないのかなと。 格乱によって自分の人生がアップデートされるという一例の流れを僕は最近野生と呼んでいるんだけど、 ある意味その感情を爆発させる場所というのは野生の空間という形で捉えられてもいいんじゃないかなとは思うんですよね。 登山というのはまさにそうだろうなと。 もちろん泣いたり叫んだりするわけじゃないんだけど、山に行って。 なんか疲れたとかね。 しんどいなとかね。 あるいはすごい良い自然だ、綺麗だなとかね。 感情というか感性というかそういうものを大っぴらに言える場所じゃないかなと思うんですよ。 うわー疲れたって。 あんまり町の中で大きい声で言わないし言えないですよね。 でも山の中で歩きながら、わー疲れたこれすげーなこの直灯。 急灯すぎるよとか言っても誰も怒らないしそうだよなってみんなが思う。 あるいはすごい美しい道を歩いて峠を越えてその向こう側にどーんと湖が広がっているのを見たときとかに うわーすっげー綺麗だなっていう。 そういう感情を発露させる感動みたいなのって山ならではなくて。 こういう大自然で感情をダダ漏れさせることができると考えると ある意味感情のアジール、避難場所、隠れ家 感情ミュート社会におけるある種のアジールとしての自然というのがあるんじゃないかなという感じがするんですよね。 だからこそ自然の中で自然を楽しむ。 それは別に登山だけじゃなくて海でも川でも湖でもどんなスポーツでもいいと思うんだけど 感情ミュート社会におけるアジールとしての自然というのはね 結構これから大事なポイントになってくるんじゃないかなっていうのはふと感じますよ。 東京にいてね、うわーすっげー綺麗とかね、やっぱりこのキュート疲れたなとかね、言わないもんね。 それが言える場所って考えただけでも山って僕は素晴らしいなというふうに思いますよ。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:081.「感情ミュート社会」のアジールとはコメント感想・質問・応援メッセージを書こう ララミ7月5日大阪のおばちゃんは全然感情ミュートしてません。多分これからもできません。1返信 俊尚 佐々木7月9日笑 yuka miyagawa7月2日山で声出す気持ちよさ、分かります。「キツい〜」「しんどい」と声に出せるうちはまだ大丈夫ですし、声に出すことで少し疲れが和らぐような気がします!呼吸もできますね笑3返信 俊尚 佐々木7月9日呼吸もできるってたしかに。だから気持ちいいんですね。1 Atom s7月2日「アジールとしての自然」、普段から都会と自然を行き来する佐々木さんならでは。3返信 俊尚 佐々木7月9日ありがとうございます。
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「キツい〜」「しんどい」と声に出せるうちはまだ大丈夫ですし、声に出すことで少し疲れが和らぐような気がします!
呼吸もできますね笑