TOPトーク専門家毎朝の思考AIにはない人間の知は身体性と当事者性09:14 10時間前 2,832再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次アルツハイマーと運転手:AI時代の知とはAIに欠ける身体性:空間認識の働きとは山登りから探る情報空間の地形認識iPhone Duoで識る情報空間の構造AIが持たぬ知:身体性と当事者性の本質AI文字起こし(β版) # AIにはない人間の知は身体性と当事者性 おはようございます。佐々木敏夫です。 クリエジャポンに アルツハイマー病で亡くなるタクシー運転手は飛び抜けて少ないという記事が載っていて これは非常に面白かったです。 アメリカのカンバセーションというメディアに掲載されていて タクシーだけじゃなくて救急車の運転手さんも アルツハイマー病になって亡くなる率が非常に少ない。 全米900万人の死亡診断書を調査した研究です。 興味深いのは運転が大事なんじゃないということなんです。 同じような仕事で言うと 例えばバスの運転手とか航空機のパイロットに関しては そういうアルツハイマーが少ないという傾向はなかったというんですね。 じゃあタクシーや救急車の運転手さんと バスや航空機の運転手パイロットは何が違うのかというと 校舎はルートや路線が決まっている。 一方でタクシーとか救急車は路線が決まっていない。 つまり運転すること自体が大事なんじゃなくて 地図を頭の中で考えることが大事ということなんですよね。 これは個人的にはすごく納得感がある話で 最近AIが出てきて 知性って一体何なんだろうという議論が すごく広範囲にしかも深く巻き起こっているじゃないですか。 AIには身体がない。 いずれ何十年か先にはロボットという身体を持って 人間と同じような身体感覚、身体性を持つに至ることもあるのかもしれないんだけど それは当分先の話であろうと。 現状では人間にしかないというのは身体感覚を伴った知性だよね。 ということは言われているわけなんですよね。 でもその身体性と知性ってどうやって接続するのか。 これはなんとなく直感的に理解はできるんだけど そこをロジックで積み重ねるって結構実は難しい。 言語化のしにくい話だなと思う。 一つの動線として、それが全てじゃないんだけど 一つの動線として僕はいつも感じているのは 身体感覚というのは自分自身を3次元の空間の中のどこにいるかという 座標としての感覚みたいなものがあるんじゃないのかな。 それは山登りしていて感じるんですよね。 山登りというのは今スマホの登山地図アプリとかがあるから 自分の位置が地図上にどこであるか常にわかる。 でもそれで単に予め定められた登山道を歩くだけだとあまり面白くない。 だから山歩きしながらいつも考えるのは 自分が今一体山の中のどの辺にいるんだろうか。 山というのは一番単純に言うと山頂があって そこから進歩八方に尾根が下っていく。 その尾根との間はえぐれていて沢になっているんですよね。 つまり山の周囲には沢筋と尾根筋という凹凸の凹と凸の両方の地形がある。 さらに山が複数重なっている山脈になっていると その山頂と山頂の間は稜線と言われるスカイラインですよね。 それでつながっている。 だから山には山頂と稜線と尾根筋と沢筋があるという この4つのパーツによって形成されているんですよね。 山を歩いている時、自分が一体その4つのパーツの中のどこにいるのか ということを常に考えるわけです。 例えば登山道は最初は沢筋からずっと入っていって 沢に沿うようにして頂上に向かっていく。 でも沢筋はだいたい爪のところは傾斜がめちゃくちゃきつくなるんですよね。 しかもそこにガレバと言われる水がなくなったところが 崩れやすい大きな石とか砂が入り混じったような地形になっているから そこを完全に詰めて山頂まで行くのが難しいので 途中からだいたい尾根筋の方に上がっていく。 つまり山腹をジグザグに上がって尾根筋に出て 最後尾根筋をずっと頂上まで向かい やがて両栓に出て向こう側の岸が広がり そこから少し歩くと頂上みたいな。 その自分がどこの辺にいるのかということを常に意識する。 今山腹を上がっていく道に入ったなと。 沢筋を離れたなと。 やがて山腹を上がっていくジグザグに急と上っていくんだけど だんだん上の方を見ると 今までぎっしりと木が茂っている壁のようにしか見えていなかった山腹が 少し途切れて向こう側の空が見えてくる。 あ、両栓が近いな。 そろそろ両栓じゃないかな、みたいな。そういうことを考えるわけです。 それって自分がこの山の地形の中で 一体常にどの位置にいるのかってことを認識する作業なんですよね。 これが実は情報空間にも当てはまって 例えばあるトピックがある。 そのトピックというのが山頂だとする。 何でもいいんですよ。 例えば AppleがiPhone Duoという折り畳み式の新しいiPhoneを発表しました。 それが山頂だとする。その山頂に向かって様々な解説 視点みたいなものがサワスジオネスジで繋がっている。 いろんな見方があるので、それはいろんなオネが山頂に向かっているのと同じように いろんな見方の記事がその山頂に向かってオネやサワのような形で広がっていて さらにそこから iPhone Duoと新しいApple Watchとか あるいは過去に出したビジョンプロはどういう関係があるのか 全く別のテーマに見えるんだけど、それらは 両線でiPhone Duoの話と繋がっている。 もしくはAppleの製品じゃなくて、例えばオープンAIが 今AI専用のデバイスを開発してますみたいなニュースがあったとする。 それとiPhone Duoの話は両線で繋がっている。 じゃあこれからのAIのデバイスってどうなるんだろうか という一点においてその両線の接続という意味がある。 つまり一つのトピックを中心にして そこに何か山脈の地形みたいなのが見えてくる感じってあるんですよね。 そういうふうに全体像が見えてくると 今スマートフォンとかAIデバイスを取り巻く全体の情景 山の風景みたいなものが ビシッと解像度を上げて見えてくる感じがするわけなんです。 つまり山の地形を感じながら山を登るようにして 情報空間の中を歩いていく感じ というのが僕にとっては身体性のある地という認識なんですよね。 もちろんそれだけではないし それだったらAIだとできるかもしれないというのはまさにそうなんだけど 自分の身体を感じながら 自分がその情報空間の中でどの辺の位置にいるのか 自分の当事者性も含めながら 物を考えていくというのが大事なんじゃないか。 AIには身体はないのと同時に当事者でもない。 常にだからAIはちょっと上から目線ですよね。 この問題はわからないけどここでもがき暮らしながらもう少し理解したい みたいなのがあまりなくて最初からズバッと結論が言ってくる感じがある。 だから身体性という地形の中で自分がいる場所を見るということと 同時に自分がどこにいるのか 自分は一体どこに立っているのかという当事者性みたいなもの その2つがAIとは異なる人間の地なんじゃないかということを 最近考えたりしています。 このテーマはもっと今後も深掘りしていきたいなとは思っているんだけど とりあえず今考えていることを喋ってみました。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚09:141.AIにはない人間の知は身体性と当事者性コメント感想・質問・応援メッセージを書こう iMasato9時間前車を乗る時もカーナビは、地図の北向きをを上固定にして地図を頭の中に描いて運転することも山登りと同じでしょうね。地図を読む、3次元感覚、情報空間の位置付けを研ぎ澄ませておくと痴呆にならないと理解しました。大変参考になるお話しありがとうございます😊1返信
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地図を読む、3次元感覚、情報空間の位置付けを研ぎ澄ませておくと痴呆にならないと理解しました。大変参考になるお話しありがとうございます😊