#45 探究の第一歩は、自分と世界の"癒着"を剥がして"バカ"を見つめることである
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【探究の第一歩は、自分と世界の"癒着"を剥がして"バカ"を見つめることである】
これまで、人は「探究テーマ」を言語化することで、自分と世界の"新しいつながりかた"を探ることができる。それは才能を活かしたキャリア形成の現代的な手段ともいえるけど、本質的には自分の喜怒哀楽のツボを追求する究極の娯楽であり、自分の抑圧へのケアでもある。そんな議論をしてきました。
そんな中、先日ふと手に取った千葉雅也さん著の『勉強の哲学』が、探究の意義や方法について別の角度から解像度を高めてくれる名著で、非常に参考になりました。
あくまでイントロダクション程度にまとめると…、人は、周りのノリになんとなく合わせて生きている。深く勉強するとは、ノリが悪くなって、キモくなることである。新しい言語を獲得して、新しいノリに引っ越すこと。アイロニー(ツッコミ)とユーモア(ボケ)という2つの技術を駆使することで、自分の「享楽的なこだわり」を発見し、それ自体を変えていくこと。勉強とは、自己破壊である…、というような話。
環境に暗黙的に順応している状態を「ノリ」としているのは言い得て妙で、探究的なキャリア観にシフトしていく最初のハードルは、キャリアの初期になんとなく獲得した「世界とのそれなりに心地よい繋がりかた(周囲に期待される役割)」が、ノリとして固定化されている点にあるかもしれない。この癒着を剥がすことが探究の第一歩であり、それができないまま長く放置すると、中年期の『仕事の辞め方』のような大袈裟なリセット論になるんだろうとも思いました。
また、拙著『問いかけの作法』では、人と組織のポテンシャルが解放されていく過程を「こだわりのフカボリ」と「とらわれのユサブリ」の循環によって単純化しましたが、アイロニー(ツッコミ)とユーモア(ボケ)という思考技術とも重なりました。問いかけの作法を、探究における自問自答の技術として読み替えると、「探究の作法」としてアップデート可能かもしれない。
というわけで本日のVoicyでは『勉強の哲学』をレビューしながら、そんなインスピレーションを話しています。
千葉雅也著『勉強の哲学』
https://amzn.to/4dHCnGK
拙著『問いかけの作法』
https://amzn.to/4bF42WX
これまで、人は「探究テーマ」を言語化することで、自分と世界の"新しいつながりかた"を探ることができる。それは才能を活かしたキャリア形成の現代的な手段ともいえるけど、本質的には自分の喜怒哀楽のツボを追求する究極の娯楽であり、自分の抑圧へのケアでもある。そんな議論をしてきました。
そんな中、先日ふと手に取った千葉雅也さん著の『勉強の哲学』が、探究の意義や方法について別の角度から解像度を高めてくれる名著で、非常に参考になりました。
あくまでイントロダクション程度にまとめると…、人は、周りのノリになんとなく合わせて生きている。深く勉強するとは、ノリが悪くなって、キモくなることである。新しい言語を獲得して、新しいノリに引っ越すこと。アイロニー(ツッコミ)とユーモア(ボケ)という2つの技術を駆使することで、自分の「享楽的なこだわり」を発見し、それ自体を変えていくこと。勉強とは、自己破壊である…、というような話。
環境に暗黙的に順応している状態を「ノリ」としているのは言い得て妙で、探究的なキャリア観にシフトしていく最初のハードルは、キャリアの初期になんとなく獲得した「世界とのそれなりに心地よい繋がりかた(周囲に期待される役割)」が、ノリとして固定化されている点にあるかもしれない。この癒着を剥がすことが探究の第一歩であり、それができないまま長く放置すると、中年期の『仕事の辞め方』のような大袈裟なリセット論になるんだろうとも思いました。
また、拙著『問いかけの作法』では、人と組織のポテンシャルが解放されていく過程を「こだわりのフカボリ」と「とらわれのユサブリ」の循環によって単純化しましたが、アイロニー(ツッコミ)とユーモア(ボケ)という思考技術とも重なりました。問いかけの作法を、探究における自問自答の技術として読み替えると、「探究の作法」としてアップデート可能かもしれない。
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- 00:141.
タイトルコール
- 03:012.
千葉雅也著『勉強の哲学』を読む
- 09:483.
勉強とは自己破壊。享楽的こだわりを見つけ、変えていくこと
- 09:344.
【アイロニー=フカボリ】↔︎【ユーモア≒ユサブリ】で、享楽的なこだわりを育てる
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