『カリギュラ』アルベール・カミュ
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初めのあいさつ
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死を見つめるから生の輪郭が縁取られる
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『「具体⇄抽象」トレーニング』
- 09:316.
頂いたコメントへのお返し
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終わりのあいさつ
コメント

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不条理な物語を自分の人生と重ねて深掘りする事は、私にとって大きな気付きでした。
死を徹底的に考えて縁取りする事で、生きる意味を考える事は、新しい読書体験のように思いました。
抽象的な本であるからこそ、自分事として不条理な物語を受け止めて解釈する事ができると思いました。
自分の人生を振り返る際に、単発の出来事に目を奪われがちです。でも、何かと重ねると自分の人生の道が見えてくると感じました。
ペストに続き、カリギュラも読みたいと思いました。
『カリギュラ』アルベール・カミュ、拝聴しました。
死を目の前にすることで生きることについて考えることができる、当たり前の存在に気づくメッセージだと感じました。日々過ごしているとそのことが当たり前になり、それとなく過ごしてしまいます。今日があること、明日がないかもしれないことを考えるいいきっかけになりました。一日一日を大事にしていきたいですね。
カリギュラから20年前に観た演劇を思い出しました。
カレルチャペックの戯曲を題材とした作品で父の実験により永遠の命を与えられ300歳を超えた主人公の虚無的行動と絶望に満ちた言葉が印象的でした。【お前らは信じる、愛を神を未来を自分自身を。だがそれはお前らが幸運にもいつか死ぬからなのだ。終わりがあるから今という時間に意味もあり価値も生まれる、だが私は何を信じたらいい。全ては無意味だ。】
私にとって生の輪郭が見えた瞬間でした。
いじめやパワハラの連鎖を連想しました。
自分が受けた不条理を他者にも味わせたいという欲求、
いわば負の贈与が連鎖するメカニズムが働いているのではないかと思いました。
マスターの解釈との接点を考えると、
条理の輪郭を明らかにすることが、
他者に対する行動様式、働きかけ方を条理の実践、実現という方向性に変容させ、
贈与の連鎖の正負を逆転させるきっかけになるのではないかと思いました。
「レッテル貼ってしまう」の部分は考えさせられました。
自分は具体化しやすく、他人は抽象化して捉えてしまうのは、人間は物事を都合よく捉えてしまう習性があるからだと思います。
それゆえ、レッテルが生まれ、一度貼られたレッテルを覆すことは難しくなります。
「具体⇄抽象」の一つ軸だけではなく、「主観⇄客観」の2軸目を入れることで、自分が今どの状態で物事を捉えているのか、意識できるようになると思いました。