TOPライフスタイルヘルスケア・ダイエット小谷祐樹とICUイタリアの教授は、なぜ医学生にNEJMの論文を任せたのか?10:00 1月17日 53再生 問題を報告する 再生する シェアする イタリア留学中、NEJM論文の中心的な作業を担っていたのは、実は「医学生」でした。なぜ教授がその大役を彼に任せたのかを、お話します。もっと読むAI目次日本人と海外のメンタリティの違いNEJM論文を医学生に託した驚き論文を任せる教授の真意とは?「肩書で制限しない」信頼の哲学成果を最大化する「信じて任せる」AI文字起こし(β版) # チャプター 1 こんにちは、集中治療院の児谷幸です。 今日はリスナーの方から届いたご質問に答えていこうと思います。 松下さんですね。先日はありがとうございました。 トークの感想をお伝えできればと思い、フォームで失礼します。 今回、ごめんなさい、今日のメールの話とても面白かったです。 私自身、普段書く文章が非常に本人的だなと自覚がありましたので、今日のポイントを今後実践してみたいです。 あれですかね、外国の方とコミュニケーションをとるときのメールのコツみたいなやつですかね。 メールの話からはそれますが、日本人と海外の方のメンタリティの違いや、それが研究医療に及ぼす影響についての話を聞いてみたいです。 ありがとうございましたということです。 ありがとうございます。 というわけでですね、せっかくなので、前回外国の方とメールのやり取りをスムーズにやるコツみたいなお話をしたのも、 僕がイタリアに2年間留学してたっていう経験の中で得た知見というかコツ、テクニックみたいなのだったんですね。 今回も日本人と外国人というところの、特にこのメンタリティの違いとそれが仕事に与える影響みたいなお話で、 お題をいただいてますので、せっかくなので留学中の実体験に基づくようなお話をしようと思います。 で、そのレスというのがここのタイトルにも載せている通りなんですけれど、僕が行っていた施設ですね、 イタリアにある大学だったんですけど、 そこからニューイングランドジャーナルメディスン、臨床で一番いい雑誌と言って過言ではないと思うんですが、 そのニューイングランドジャーナルメディスンに、その施設がやった研究が掲載されたんですね。 2年前、2024年のことです。 実はですね、この論文を書くにあたって中心的な役割を担っていたのは、なんと医学生なんですね。 そこって麻酔集中症講座100人ぐらいの医者がいるんですよ。 そのたくさんいる医者を飛び越えて、この医学生に役割を与えたと。 データ整理もあるし、論文を実際に書いていくというステップもあるし、図とか表もいっぱい作らないといけません。 そういう論文を仕上げていく過程のまさに中心、ど真ん中の仕事を医学生が担っていたんですね。 当然、そのプロジェクト全体を統括していたのも、そしてその医学生にその充積を担わせたのも教授ですね。 ランドニー教授だったんです。 僕はそれを目の当たりにした時にものすごく驚きました。 当時思ったのは、自分にはできないなってことですね。 自分がその教授の立場で、このRCTは本当に素晴らしい、いい研究だってなった時に、 医学生に、まだ論文だって1本あったかどうかだと思うんですね。 その医学生に、そんな大切な何年もかけてようやく仕上げた研究の論文を任せる。 頭にすら思い浮かばない選択肢だったと思うんですね。 もしそれが本来的にはニューイングランドに載るような論文だったと思った時ですね。 それがもし載らなかったら、その選択を食いてしまうんじゃないか。 そしてその医学生その人にも、メンタル的にも結構な傷を与えるんじゃないか、みたいにちょっと思うわけです。 ただですね、その経験というか、それをある種そばで見ていて、 かつ自分も帰国してから少しずつ後輩が増えたりしていく中でですね、 やっぱりそのとっても驚いて自分では考えられないと思っていた、その選択人選がちょっとずつわかるようになってきたなって思うんです。 当然その任された医学生が優秀だったのはもちろん間違いないです。 ただ、そうやって周りの人たちのことをどういう目で見るかとか、どういう前提を置いて研究チームを作っていくかっていうその視点の違い、 当時の僕と今の僕、当時の僕と教授の視点の違いだなって思いました。 一つその教授の姿勢として非常に強く感じたのはですね、信じて任せるってことなんですよ。 この信じて任せるっていうのは、裏返すと肩書とか学年とかで制限しないってことなんですね。 何かそういうある種わかりやすい指標というか、線引きをしたくなりますよね。まさに医学生って呼ぶこともそうだと思うんです。 それでここにまだ至ってない。なのであなたはこういう仕事しかできません。 この仕事には触れてはいけません。 というんじゃなくて、 もっとその人、 自身、個人を見るってことだと思うんです。 信じて任せるっていう姿勢を、 指導的な立場の人がまず先に取る。 すると、 それに応えようって思う姿勢とか態度の人はやっぱり頑張ります。 その頑張る姿勢、その中で実際に出てくるものが、 当然経験値が少なかったら未熟なものが出てきます。 でもそれに対してその任された側からのアウトプットに、 またこちらもリアクションしていく。 その往復をやっていく。でも基本的な姿勢として指導する側が、 信じてるよ、任せてるよっていう 気持ちをきちんと持っているっていうのが結構大事だと思います。 そうしてやり取りをしていると、 どこかで、 これは僕自身も経験してよくわかったんですけど、どこかで こちら側、その信じて任せる側と任される側がいた時に、 任せる側の想像を超えるようなアウトプットが返ってくることがあるんですね。 それがやっぱりものすごい嬉しいです。 ものすごい嬉しくて、 その嬉しいっていう気持ちをまた大切なのは伝えるってことだと思うんです。 そうするとやっぱり報われるじゃないですか。 自分もそうやって表現してもらって嬉しかったし、 実際自分は今度誰かに任せる立場になった時に、 任された人からの良いアウトプットはものすごい嬉しい。 なのでその嬉しいという気持ちを改めて伝えて、 そうするとまた任された側も喜んでっていう良い循環に入っていきますよね。 今回ご質問が日本と海外のメンタリティの違いみたいな話で、 今海外の、僕はイタリアの教授の例を出していますけど、 別に日本が劣ってるとか悪いとかいうわけじゃありません。 一方で日本の失敗するリスクとか安全性みたいなところを結構意識しすぎると、 リスクが正直ゼロになることはないけれど、 できるだけ減るまで準備しないといけないっていうようなことがやっぱり気分的には強いと思うんですよ。 どちらかというとイタリアで感じたのは、一旦まず信じて任せる。 その上でどうリアクションが来るか一緒によくしていこうってことだと思うんですね。 こういうこの姿勢とかメンタリティ、態度の違いっていうのは、どっちがいいとかじゃなく、ただ僕は 任されてできないなりにやっていく。実際それで良い成果につながった例も見た。 自分が今度任せる立場になったときに良いレスポンス、良いアウトプットをしてくれている例をたくさん経験しています。 なのでどちらかというと、自分はまずやってみよう。 まず信じて任せるっていう姿勢を指導者側が取るっていうことを大事にしたいなと思っています。 というわけで今回は、信じて任せるということの大事さをお話ししました。 もっと見る #研究 #教授 #論文 #医学生 #ICU #集中治療 小谷祐樹とICUプレミアム放送配信中!10:001.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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