TOPライフスタイルヘルスケア・ダイエット小谷祐樹とICU『娘が母を殺すには?』と『ダウンタイム』18:57 10月6日 67再生 問題を報告する 再生する シェアする 読書の秋にオススメの一冊として、最近読んですごく良かった『娘が母を殺すには?』をご紹介します。実はNetflixドラマ『ダウンタイム』をこの本に沿って解釈するととても面白いんです。AI目次『娘が母を殺す庭』が問う母娘の呪縛歴史とフィクションが語る女性像の変遷Netflix「ダウンタイム」にみる母娘関係三者三様の娘たちと母への向き合い方ドラマと書籍から紐解く現代の母性AI文字起こし(β版) # 娘が母を殺すには?の紹介 こんにちは、児谷幸です。 今日は久しぶりに本のお話をちょっとしてみようと思いますね、というのも Voicyのテーマがたまたまその 読書の悪鬼に読みたい一冊みたいなテーマがあったんですね 最近読んだ本で特に自分の中で良かったなぁと思う一冊をご紹介しようと思います。 それが三宅嘉穂さんがお書きになった 娘が母を殺す庭という本ですね 三宅嘉穂さんは このVoicyでも何度かご紹介したことあるかもしれません。 例えば、働くとなぜ本が読めなくなるのかとか 面白い話のコツみたいな、 ちょっとタイトル正確には忘れちゃいましたが、というのもあるし 直近だとやっぱり夫婦在社会とかですね あとは推したちとどう生きるか そういう本もすごく僕は好きな本でした 実はこの夫婦在社会っていう最近出た本の ある種の先行文献になるような 一冊がこの娘が母を殺す庭っていう本だというふうに思っています かなり過激なタイトルがついているわけですけれども もちろん物理的に殺害するという意味ではないですね この母というか女性の親子関係においてやはりその娘っていうものが いつも母のある種の呪縛に囚われている 母の規範、母の規律をいつまでも内側に抱えながら そこからなかなか逃亡できない、離脱できない、解放されない そういうことを書いた本なんですね このテーマというのがだんだん時代を経るごとに 描かれ方が変わってくる どうやってそこから抜け出すかっていうのが変わってくる その最も端的な例として一つ挙げられていたのが もう5年前ぐらいになるんでしょうか 滋賀県で娘さんがお母さんを実際に殺害したという事件があったと思います その方は医学部ですね 医学部受験をずっと母から要求されていた設定されていたゴールとして だけれど医学部の試験に何度も何度もしてしまって 最終的には看護の学部に入って その後もなかなかお母さんの要求に応えることができなくて その先に殺害してしまったと ただその後に確かX 当時はツイッターと呼んでいた時代かもしれませんが ようやくこれで怪物をようやくやっつけたぞ これでゆっくりテレビが見れるという もう完全に破綻してますよね 状況として つまり実の親を殺害しておきながら これで自分はようやくフリーな時間を得たぞと これがある種の本 娘が母を殺すにはお書きになった 一つのきっかけになったような著作だったという それがその事件がドキュメンタリーというか ノンフィクションの作になっているんですけれど それも一つのきっかけになったということをお書きになっていました この本は僕はすごく 自分はやっぱり男だし しかも一人っ子なんですよね なので母娘関係というのは あまり直接見ることがないわけですね ようやく見るのが 例えば結婚した妻と母 義母ですね 僕にとってはの関係性 ある種の対照的に見えてしまうのが うちの妻 母と母間の関係というのは やはり規範の押し付けというのが 非常に少ないなということを思うんです つまり二人は何だったらも 親友みたいな感じなんですね 非常にフラット 対等な関係性がある 聞いている文によると そういう親子関係を形成している 母娘関係というのも いらっしゃるんじゃないかなと思います 一緒にショッピング行ったりとかですね だけれども 一方で三宅さんがお書きになる世界観というのは 非常に母娘の結びつきというか 明らかに上下関係になっていると つまり 父息子がすごく強い 上下関係になっているのに対して 母娘というのは 逃れられない 水平の関係になっていると つまり 特にこの昭和期ですね 父親が外に出て仕事してお金を稼いでくる お母さんは家にいて料理を作ったり いわゆる家事全般と子育てを一手に担うと その関係性から その後 娘が例えば育っていくとなったとしても 常にその横関係のまま 上下関係から離脱しないわけですよね 常に横関係のままいる そして後には例えば 母が娘の子育てに次は口を出していく 母が弱ってくれば その母の介護を当然のように娘が担う そうやっていつまでたっても 抜けられない関係性になる 男はもう育ってしまえば 自分の世帯を持ったり 自分で新たな家族を作っていく 娘も同じように家族を作っているはずなんだけれど そこには常に母の規範というのがあって そこからなかなか抜け出せないという娘のがある そういう本だったんですね これが自分にとってはすごく新しかったし かつこれは三宅さんのいつも書き方として 非常に歴史的な流れを組んでいくんですね 戦前戦後ぐらいから現代に至るまでの 女性の社会進出 典型的には社会進出であったり 女性の婚期がだんだん 仕事と結婚 家庭というもののバランスの変化を 捉えていく中で やはり必ず娘が どう社会と関わるかが変わってくるので 母娘関係も変わってくる そしてこれがなんと小説 漫画 映画 ドラマ そういったものに反映されてるんだということで ある種のフィクションですね フィクションなんだけれど 現代の世相を捉えたもので どういうふうに表現されているかが 書かれているという一冊だったんですね 僕にとってはこれはすごく面白いなと思います 一つは時代感というものを フィクションが表現しているというのは なるほどなって思いました 言われてみたらそれはそうですよね 例えば男側で言っても 男性の看護師を描くようなドラマが出てきたりとかですね 例えばどうしても救急とかそういう部分が 非常にドラマ化されやすい 未だにそうだと思いますけれど 一時はやはり衆参規のものが扱われたり PI衆が出てきたりですね 最近では総合診療とか精神科のドラマ 漫画小説も出てきてますよね そういったものに光が当たるというものは 確かにそうだなと思っていて 時代の変化を非常に敏感に感じ取った それは脚本家であり小説家であり プロデューサーであり監督である そういう人たちが今の世相の中で ある種目立っている人ない種は逆に 困っている人たちを描き出している そこから逆にこれは機能的ですかね 機能的にそういった一本一本のフィクション作品から 機能的にその時代の世相を読み解いていくという アプローチが非常に斬新だし 特に女性の親子関係というものが 自分にはなかなかわからないものとしては面白かったし 逆に女性からすると分かる分かるな 自分が経験しているある種の辛さとか苦しさみたいなものが そこに表現されているかもしれないし 親世代の方としても 自分と娘の関係性というものに当てはめて なりたくないなとか こういうふうにしたらいいのかなみたいな もしかしたらヒントが得られるかもしれない一冊かなというふうに思っています チャプター1は本そのもののお話をしたんですが チャプター2は最近僕が見たNetflixのドラマの ダウンタイムと少し絡めてお話しようと思いますが たくさんネタバレしますので ここから先はちょっと注意してお聞きになってください # ダウンタイムを解釈してみる チャプター1の最初でもお伝えしましたけど、 チャプター2はこの娘が母を殺すにはと Netflixのドラマのダウンタイムですね。ダウンタイムと少し絡めてお話ししますが、 ここから先はダウンタイムのネタバレを少しというかたくさん含んじゃうので、 ちょっと気をつけてお聞きになっていただきたいんですね。 というかまだの方はそれを見てからお聞きいただきたいです。 ダウンタイムはですね、美容整形のお話ですね。 もともとは救急の外科系の医師として働いていた人が、ちょっといろんな戦いがあって、美容医療の世界で働くようになると。 そこの中ですね、第4話、前8話なんですけど、 第4話で出てくるのが娘たちっていうタイトルだったんですね。 これは何かというと、子供、お子さんのYouTuberが美容整形を受けるぞというお話、エピソードだったんですね。 そのお子さんのインフルエンサーというのは、結構一時おもちゃ紹介ですごくヒットしたんだけれど、今12歳ぐらいかな。 なので、おもちゃ紹介ばっかりやってるわけにもいかず、料理系のチャンネル、実水チャンネルに切り替えたんだけれど、なかなかうまくいっていない。 お父さんはもともとテレビ局で勤めていた、そういう方なんだけれども、テレビ局辞めて、500万人のチャンネル登録者数が一時期いたので、辞めたんだけど、ちょっと今落ちぶれていて、 ターマンに住んでるんだけど、なかなか苦しいぞという状況ですね。 この4話の娘たちっていうのは実は3人の娘が出てきます。 1人は主人公ですね。これは松岡真由さんが演じる主人公。 そして2人目が中梨彩さんが演じる遠山凛というキャラですね。 松岡さんは文っていう役なんですけど、文、凛、そして萌え野っていうのがこの子供のインフルエンサーですね。 この3人の娘たちが、僕はちょうどこの本を読んだばっかり、娘が母を殺すには読んだばっかりだったので、この3人の母との関係性がそれぞれ違うなというのをすごく思いました。 文は非常に自立心が高い主人公ですね。お母さんはスナックの経営者なんです。 お父さんは誰かわからないんですね、文は。 お母さんと一緒に暮らしていて、お母さんは再婚してるんですけれど、なかなかスナックがうまくいっていない。 だけれど文はやっぱり自分なりの生き方というのをすごく持っている。 お母さんとすごく対立するんですね。あらゆることで喧嘩する。 だけれど少なくとも自分の意見を言える。つまりお母さんの規範の中では生きていないわけですよね。 自分の非常に独立的な気持ちを持っている。ある種、これは三宅さんの本の表現でいうと、娘が母を殺している状況、つまり規範から離脱している状況だと思うんですね。 二人目は凛ですね。これは美容整形のクリニックを父から引き継いだ人なんですね。 彼女はですね、実はこれお母さんどういう状況なんだよくわからないんですね。 お父さんも出てくるんですよ。お父さんも出てくるんですが、お父さんと一緒にいる女性は実は母ではなさそうだと。 お母さんがちょっとどうなっているかよくわからない状況なんですね。 つまり凛の中には今現在お母さん像というのは非常に薄いんですね。 どちらかというと凛はそのお父さんとの家族質が描かれるんです。 つまり凛の中でのお母さん像ってどうなっているかよくわからない。 これが非常に対照的ですよね。 文はお母さんも今生きているし、お母さんと全然違う生き方をしている。お母さんからどうやら言われても全部突っ跳ねる。 そんな像。凛はお母さん像がない。 欠如していてお父さんとの対立ばかり描かれる。 さあ萌野ちゃんはこれはお母さんが亡くなっているんですよね。 なので、実際的には不在なんですね。 でもすごく精神的にはまだお母さんへの憧れを持っている。 どうしてかというとこれは美容医療の現場に行った時に、実際にクリニック受診した時にどういう顔になりたいですかって最後言うんですけれど、 それは実はお母さんみたいな顔になりたい。 お母さんの写真を出す。 それから受診の最中に、しきりにお母さんの写真を見ている。 つまり、彼女はお父さんの前では非常に良いユーチューバーであろうと、お父さんがプロデューサーなんですけど、お父さんの要望にできるだけ応えようとしている。 だけれど本当はそのお父さんの前では本音を出せていない。 お母さんの写真を見ながら泣いたりする。 彼女が本当の本音を出せるのは唯一はおばさんが来た時なんです。 おばさんというのはおそらくお母さんのお姉さんだと思うんですが、おばさんがたまたま1回家に遊びに来る。 お父さんはおばさんとそんなに仲良くないのか、ピッと打ち合わせとかやって抜けて行っちゃう。 じゃあおばさんと萌野ちゃん2人でご飯を食べるシーンがあります。 その中でおばさんは実は美容整形を今度やるという動画を見てびっくりして、 もうこのお父さんに預けたくないと、自分で引き取るうちの子にならないかという提案をするんですね。 そこで実は萌野ちゃんは初めて自分の意思をはっきり表明することができる。 お父さんを侮辱されてつらいというのもある一方で、 お母さんというポジションにおばちゃんがなろうとしているのに僕は抵抗だと思ったんですね。 一緒に食事しているんですね。伊勢丹原で買ったお惣菜を2人で食べてるんですけど、 それもエビチリに投げつけちゃうわけですよ。おばちゃんの顔に。 12歳の子が50歳くらいのおばちゃんに物を投げるなんてありえないですよね。普通であれば。 そこででも初めてお父さんからいろんなプレッシャーを感じる。いろんなリクエストが来る。それに対して本当に美容医療を受けたいのかどうかという葛藤もある。 でもその葛藤を表現せずにニコニコしちゃう。 だけれどうんやるよってニコニコしちゃう。でも本当はうちらに抱えているものを お母さんになり変わろうとしたおばちゃんに対してだけ発露できる。この3人の娘のあり方。この3人の娘、母関係のあり方っていうのが、僕はこの三宅さんの本を読んでいて、確かにその母の批判、母への抵抗と一方で母への憧れ、愛情みたいなものが入り混じった3人の 3つの母娘関係っていうものを感じたなということで、今回これもあってね、自分はネットフリックスのダウンタイムすごく面白く8話見たので、それもあって今回この三宅家穂さんの本っていうものを紹介してみました。 自分はこうやって何かの本を読んで、その書かれていた内容をドラマに当てはめてみたいに見たのが初めてだったものですから、ぜひお読みになってなくてかつドラマもご覧になっていない方がいらっしゃれば、セットでお読みになりながらご覧になると非常に面白いんじゃないかなと思いますし、 いろいろ僕はダウンタイム見終わった後ですね、Xとかノートの記事とかですね、ダウンタイムっていって検索したんですけど、あんまり自分が見た範囲のですね、この本と絡めて述べているものがなかったので、もしセットでご覧お読みになってですね、どういうふうに解釈されたかみたいなところを共有いただけたらまた面白いかななんていうふうに思っています。 というわけで、今回すごく久しぶりですね、本のご紹介をしてみました。今後も、もしかしたらですね、読んだ本気になってくださっている方もいらっしゃるかもしれないので、定期的とは言えず、不定期にはなりますけれど、本のご紹介もしたいと思いますので、していこうと思います。 そうですね、皆さんが最近お読みになって、この本よかったよみたいな、それこそ秋の読書にこの一冊って思われるものをお聞かせいただけたら嬉しいなというふうに思っています。 今日もここまでお聞きいただいてどうもありがとうございました。それではまた。 もっと見る #ネットフリックス #ダウンタイム #読書の秋に選ぶ一冊 #娘が母を殺すには 小谷祐樹とICUプレミアム放送配信中!10:001.娘が母を殺すには?の紹介08:572.ダウンタイムを解釈してみるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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