#142 江戸の盆踊りは、日常を切り裂き、野性のエネルギーを爆発させた庶民のたくましい美学
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火曜日は、「彫らない2人の墨(スミ)に置けないミュージアム!海外でも大人気の刺青の絵柄になってる浮世絵を取り上げます。単にアートとして興味がある人も、いつか自分の生き様を『自分だけの絵』として刻んでみたい人も、どちらも楽しめる、最高にいかした墨に置けない一枚をここから提案します。
今朝は、歌川広重の作とされる団扇絵『古代踊尽し 盆のおどり』。
そこに描かれているのは、頭にスイカや蕎麦のせいろを載せ、奇抜な仮装で踊り狂う江戸庶民の姿です。
現在私たちが目にする健全な地域の行事とは異なり、当時の盆踊りは徹夜の爆音と熱狂が渦巻く、まさに「野外レイヴ」そのものでした。
日没から明け方まで太鼓や鉦を打ち鳴らしてトランス状態に没入する人々は、手ぬぐいや編み笠で顔を隠すことで完全な匿名性を獲得。
日頃の厳しい身分制度や性道徳から開放され、一夜限りの無礼講として男女の出会いや交わりが公然と容認される異空間を立ち上げました。
さらに男装・女装から奇装異服まで乱れ飛ぶこの集団狂乱は、一転して幕府を脅かす暴動のエネルギーを秘めた危険なアートでもあったのです。
近代化を目指す明治政府の弾圧によって一度は絶滅した、江戸の夜を焦がす熱狂的な仮装イベント。日常を切り裂き、野性のエネルギーを爆発させた庶民のたくましい美学が、あふれんばかりのユーモアとともに一枚の画の中に脈打っています。
今朝は、歌川広重の作とされる団扇絵『古代踊尽し 盆のおどり』。
そこに描かれているのは、頭にスイカや蕎麦のせいろを載せ、奇抜な仮装で踊り狂う江戸庶民の姿です。
現在私たちが目にする健全な地域の行事とは異なり、当時の盆踊りは徹夜の爆音と熱狂が渦巻く、まさに「野外レイヴ」そのものでした。
日没から明け方まで太鼓や鉦を打ち鳴らしてトランス状態に没入する人々は、手ぬぐいや編み笠で顔を隠すことで完全な匿名性を獲得。
日頃の厳しい身分制度や性道徳から開放され、一夜限りの無礼講として男女の出会いや交わりが公然と容認される異空間を立ち上げました。
さらに男装・女装から奇装異服まで乱れ飛ぶこの集団狂乱は、一転して幕府を脅かす暴動のエネルギーを秘めた危険なアートでもあったのです。
近代化を目指す明治政府の弾圧によって一度は絶滅した、江戸の夜を焦がす熱狂的な仮装イベント。日常を切り裂き、野性のエネルギーを爆発させた庶民のたくましい美学が、あふれんばかりのユーモアとともに一枚の画の中に脈打っています。
トラノマキアート
日常に紛れ込むアート@マー坊ター坊
- 12:341.
盆踊りは、江戸の夜を焦がす熱狂的な仮装イベントだった!
コメント

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