TOPハウツー・学習テクノロジーソフトウェアテストTACTさんサブチャンネル五百三十円の余白06:33 9月12日 2再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次領収書に残る530円の余白顧問が探す、かつての自分の出番若手の問い、新人研修のあり方失敗談から生まれる新たな関係世代を超えた共創の未来へAI文字起こし(β版) # 五百三十円の余白 530円の余白 領収書の隅に530円のたて貝が残ります。 頼られたい顧問が若手の問いに言葉を失います。 午後の締め切りまでに二人は誰の名前を書き込むのでしょうか。 領収書の隅に小さく530円。送料は1530円。 僕が若手の胃の上に渡したのは1000円だった。 僕は高瀬、63歳。週に一度会社へ通う顧問だ。 月曜の机にはこの領収書。 棚には金曜に並べた空の紙皿が残っていた。 昔は人の予定を決める側だった。 今は自分の出番を探している。 お菓子っても指示でも渡せるものがあればこの席に座っていていい気がした。 若手に振る舞うシュークリームを雨で買いに行けなかった。 せめて役に立ちたいと荷物の集荷を引き受けた。 古い電話番号が使えず案内された番号も書き間違えた。 昔の後払いの契約ももうなかった。 それでも僕は1000円を井上に渡して先に帰った。 足りない分を彼が払ったと知ったのはその夜だ。 530円ありがとう足りなかったね。 出社した井上に高価を返し僕は言い足した。 前は会社の登録で遅れたからさ。 そうだったんですね。 井上は新人研修の提案書を広げた。 提出は午後。 年位講師は一人で僕の名が入っている。 別払いの講師料は来月の課金に書き込んであった。 研修目標は経験者の指示に従って業務を完了すること。 その下に鉛筆の疑問符があった。 1000円で待つように言われました。でもその通りだと遅れませんでした。 うん、送ってくれて助かった。 今度は昔の話を足さなかった。 井上が作った発想の演習を僕が受けてみた。 まずいつもの会社に電話を。 井上は答えず今わからないことと書いた紙を置いた。 電話番号、料金、支払い方法、 書くうちに箱の大きさも見ていないと気づいた。 最後に受付の控えと縦解禁の扱いを確かめた。 僕の講義資料は47枚。 井上の紙は3枚だった。 これ、僕の講義の後に入れようか? はい、進め方を書きます。 うまい解決だと思った。僕の名前も講師料もそのままで済む。 僕が教えられるように彼は4枚目を書き始めた。 金曜、箱を持って待っていた手だった。 待って? 手帳には若手の評価が並んでいた。 説明が長い判断を確認したがる。 ページを変え僕は3行書いた。 古い契約が続いていると思った。 料金を確かめなかった。 足りないお金を渡し先に帰った。 これ教材に使っていい? 高瀬さんの失敗だってわかりますよ。 僕は名前を書き添えた。 研修井上くんがやらない? 最後の確認がまだ不安です。 二人で試すと、わからないままお互いに丸をつけてしまった。 井上が問い方を直し、控えを見せ合う形でもう一度試した。 引き受けてもらえる? はい、僕がやります。 画面の僕の名前が青く反転した。 消したら次にここへ来る理由までなくなる気がした。 井上は急がず、自分の3枚を揃えていた。 11時55分、僕はメイン講師と講師料の支払先を変え、署名した事例も添えた。 金額を一度見てから送信した。 午後、戦法が変更を了解した。 僕は家計の予定収入2000円を引いた。 代わりの数字はどこにもなかった。 棚の紙皿を片付けていると井上がお茶に誘ってくれた。 顧問で来られる日に練習を見てもらえますか? 受講者の手が止まるところを。 僕は予定を確かめずうなずいた。 井上が入れたお茶の横に領収書のコピーがある。 次は別の荷物にします。いくらになると思います? さあ、わからないな。 僕はスマートフォンを二人の真ん中へ置いた。 役に立ちたいと願いながら。 もっと見る #仕事の人間ドラマ #ほろ苦いコメディー ソフトウェアテストTACTさんサブチャンネルソフトウェアテストTACT06:331.五百三十円の余白コメント感想・質問・応援メッセージを書こう