TOPビジネス経営・マネジメントナカハラジオ:中原淳の「ひとづくり・組織づくり研究所」変わりゆく家族のかたち:ファミリー・オブ・マン写真展に行ってみた!09:17 8月13日 429再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「ファミリー・オブ・マン」写真展70年ぶりの復刻世界が共感する家族の共通体験とは昭和の家族像「サザエさん」が描く今歴史が明かす「家族」概念の変遷多様なジェンダーが拓く家族の未来像AI文字起こし(β版) # 変わりゆく家族のかたち:ファミリー・オブ・マン写真展に行ってみた! 中原次雄。中原隼の人作り組織作り研究所、パーソナリティの立教大学教授、中原隼です。 人作り組織作りの研究者である中原隼のポッドキャストになります。 このポッドキャスト、2つの種類のコンテンツがあります。 いわば昔ながらのテープレコーダーでいえばA面B面。 A面では真面目な話ですね。B面はアカデミック要素はなし。 日常のエピソード、趣味の美術館巡りなどなどをお話しいたします。 今日は完全B面ですね。変わりゆく家族の形、ファミリーオブマン写真展に行ってみたというやつですね。 現在ですね、日本橋高島屋ですね。高島屋でファミリーオブマンという写真展をやっています。 これですね、1950年代に企画された最も有名な写真展の一つで、 当時はですね、世界中でいろんな国で開催されて900万人の来場者、900万ですからね。 来場者を集めたというふうに言われています。 日本でもですね、当時は100万人くらい来たというふうに言われていたのでね、 すごい写真展だったと思うんですよね。 今回はですね、かなり規模は縮小してますけれども、その写真展の70年ぶりの復刻ということになります。 国が帰ってきたということだよね。 どういう写真かと申しますと、国とか民族とか言語とか、いろいろ地域によって違いはあるけれども、 写真で描いているのは家族なんですね。ファミリーですね。 だからファミリーオブマンですよね。 有名な写真家、ロバートキャパとかってご存知ですかね。 あとユージン・スミス、ミナマタ病のやつ撮った人ですよね。 ロバートキャパはあれですね、ディーレイの写真撮った人ですね。 著名な写真家の作品もあります。もちろんそうじゃないものもございますけれども、 共通して描いているのはファミリーです。 最初ね、写真展はですね、人類が生まれるというとこから始まるんですけれども、 人類が生まれますと、パートナーですね、大人になってパートナーに出会っていく。 そしてやがて子供が生まれる。この辺りまではみんな共通しているよねと。 いろんな地域とか国とか文化とかそういうものは違うけれども共通しているねと。 子供たちの様子が印象的なんですよね。 やっぱり母親に寄り添っているところの子供というのは、 地域とか文化を超えて同じような感じもいたしますし、 成長していく様子も地面飛び跳ねちゃったり叫んだり笑ったり泣いたり笑ったりですね、 そういう成長していく様子も非常に似ている。 似ているけれども非常にそれぞれの文化ごとにダイナミックですよね。 人の人生を最初に描いているんですけれども、しかし人の命に永遠はないわけです。 人が老いてやがて死んでいくというプロセスも描かれていて、 愛する者との別れを悲しんで家族は途方に暮れる、そういう家族の悲しみも描いています。 人の一生を冒頭を描いていきながら、家族って何?みたいなことを問うているところなんでしょうか。 もちろんですね、家族はどの地域にも変わらないっていうところあるんですけれども、 違いもあるなぁみたいなところはすごく思いますね。 実は家族ってですね、今日の話題なんですけれども、 家族は文化によって、時代によってどんどん変わってきているものなんですよね。 例えばこれ分かりやすい話で言えばですね、昭和の時代ですね、 サザエさんを思い出してください。 ナミヘイ船ですよね。娘サザエに無子養子のマスオ、その子タラ、タラちゃんね。 あとカツオ、ワカメじゃないですか。これが一緒に暮らしてましたよね。 で、この間ちょっと衝撃だったのが、ナミヘイの年齢設定なんですよね。 ナミヘイの年齢って何歳かご存知ですか。 ナミヘイはあの物語の中で55歳定年の1年前って設定なんですよね。 私今年51なんで、あと3年だと思ったらね。 ていうか、ナミヘイに自分が近いと思うとゾッとしましたけどね。 おいおいおい、ちょっと話が逸れましたが、 要はですね、このサザエさんみたいな家族って今相当稀だと思うんですよね。 こんなにたくさんまずですね、3人も子供いないし、同居なんてなかなかしてるところもいないのかなと思うんですね。 特に都市ではそんな傾向があるんじゃないでしょうか。 こんなように家族の形っていうのは、時代時代によって結構変わってきてるっていうのもそうですし、 もちろんこの写真展で描かれてるように同じところもあるんだけれども、結構違うってところなんですよね。 歴史の縮尺なんてのを結構広げてみるとですね、なかなか面白いこともありますよ。 例えばフィリップ・アリエスっていう人、歴史学者ですかね、いますけどね。 フィリップ・アリエス、子供の誕生っていう本を書いた人なんですけれども、 この人なんかは何を明らかにしたかというと、子供の誕生ですから、子供が誕生したんですよね。 近代になって誕生したってことですよ。 どういうことかと申しますと、昔、親が2人いて、それぞれの子供を産みますね。 産みますけれども、この子供っていうのは、親によって保護されたり養育されたり、かわいがれたりするもの、 そういうふうなものというよりはですね、そういうものじゃなかったって言ってるんですよ。 だから子供時代というのはあんま存在してなかった。 むしろ、その家族に子供は囲われるのではなくですね、 共同体というのは地域が子供に情報を注ぐっていう形なんですよね。 だから子供時代なんてものは昔存在していなくて、子供っていうのは近代によって作られたっていうふうに考えられるんだと思うんです。 これは歴史学ですけどね。 文化人類学で言うと、家族っていうのは決してですね、 血縁とか婚姻とかを基礎にしたような各家族みたいなもんっていうふうには捉えないっていうのが多分通説だと思いますね。 むしろ家族っていうのは、時代とか社会によってですね、 多様に形を変えるような文化的で社会的な構築物、作られたものっていうふうに考えられるのかなと思うんですね。 実際、本当に社会って多様なんですよね。 大体にして、家族は夫婦で作られるっていうふうに考えられる人もいるかもしれないけど、 インドとかではですね、確かインドだと思いますけれども、 生生活がない、そもそも存在しない家族っていうのもあり得るわけですよ。 そういう全部眺めてみると、家族の姿みたいなものは一様に決まるわけではないということなんですよね。 この写真展の中では、そこまで詳しくはやってないんだけれども、 70年代と企画された当時と家族の様子が違っているところもあるみたいなところが描かれていて、 後半になってくると、男性を愛する男性とか女性を愛する女性みたいな、 ジェンダー関係、多様なジェンダー関係も描かれています。 性の在り方っていうのは、今男女って言ったけれども、決して2値、2つの値では測れないんですね。 実際はグラデーションはしているんだと思うんです。 そうすれば、家族の在り方だってめっちゃめっちゃ多様になるのかなっていうふうに思うんですね。 そんなような家族の多様性と、しかしながらそこに通定するようなものを描いているのかなっていうふうに思いました。 それは何なんだろう、ちょっと言葉にうまく言えないんだけれども、 多分それは人間であるからこその共通の部分で、誰かが誰かを慈しむ気持ちってことなのかなっていうふうに思いました。 まあ、月並みな言葉で言えば人間愛なんでしょうけどね。 こんなものが描かれているように感じました。 コピーがあってですね、みんな違っているけど同じっていうふうなコピーが描かれてたんですよね。 みんな違っているけど同じ。みんな違っているんだけれども、どこか共通したものがあるねってことだと思うんです。 日本橋高島屋でファミリーオブマン写真展やってます。 あんまり開催時期が長くないので、もしお盆に行ってみたいなみたいな方がいらっしゃったらぜひ行ってみてください。 ちなみに8月15日テレビ東京、ギの巨人たちで午後10時からでも紹介されるみたいです。 というわけで今日は本当にB面のお話でした。 何かご質問リクエストがあればコメントを書いてください。 フォローどうぞよろしくお願いいたします。 Xなどで感想を要請いただくときには、シャープ中原ジオでお願いします。 じゃあ今日のオンエアはここまで。 皆さん、学びに満ちた一日をお過ごしください。 そして人生は続く。中原ジオでした。 もっと見るナカハラジオ:中原淳の「ひとづくり・組織づくり研究所」プレミアム放送配信中!09:171.変わりゆく家族のかたち:ファミリー・オブ・マン写真展に行ってみた!コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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