#861 還暦 誕生日ホテルリステル猪苗代 医療:関節リウマチの「合併症」について
08:37
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今週は、先週に引き続いて獨協医科大学 リウマチ膠原病内科の有馬雅史先生にお話を伺いました。先週は「関節リウマチをどうやって見つけるのか」という診断のお話でしたが、今週はそこから一歩進んで、「合併症」についてです。
■「関節だけの病気」というのは、実は誤解
まず最初に、私自身がいちばん印象に残ったのがここでした。関節リウマチというと、どうしても指や手首が痛くなる病気、というイメージがありますよね。私もそう思っていました。でも有馬先生によると、リウマチは根本的には「全身に炎症を起こす病気」なのだそうです。症状が関節に強く出るので関節の病気に見えるけれど、炎症そのものは体じゅうで起きている。だから関節以外の臓器にも、いろいろな影響が出ることがあると言われています。
■ 気をつけたいのは「肺」
なかでも注意したいのが肺の病気、特に「間質性肺炎」です。肺が炎症を起こして硬くなってしまう病気なのだそうです。初期のサインとして挙げられていたのが、乾いた咳と息切れ。これが続くときは注意が必要で、進んでしまうと呼吸が苦しくなって重症化する恐れもあると言われています。乾いた咳って、風邪のあとや季節の変わり目にもよくあることなので、つい見過ごしてしまいそうですよね。「そういえば最近、咳が長いな」と思ったら、一度相談してみる。それくらいの意識で良いのかなと思いました。
■ 心臓・脳の血管にも関係している
これも意外でした。体の中の炎症が長引くと、血管の内側が傷ついて、そこにコレステロールが溜まりやすくなるのだそうです。その結果、動脈硬化が進みやすくなって、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がると言われています。関節の痛みと心筋梗塞。一見まったく別のことのように思えるのに、「炎症」という一本の線でつながっているんですね。このお話を聞いて、体って本当に全部つながっているんだなと、あらためて感じました。
■ 貧血、骨粗鬆症、そして感染症
そのほかにも、貧血や骨粗鬆症、感染症なども起こりやすくなるそうです。これは病気そのものの影響に加えて、治療に使うお薬の副作用が関係していることもある、というお話でした。リウマチの治療では免疫の働きを抑えるお薬を使うことが多いので、肺炎や帯状疱疹といった感染症にかかりやすくなる面があります。だからこそ、予防としてワクチン接種がとても大切になってくるのだそうです。
■ 「チーム」で診てもらうということ
最後に有馬先生が強調されていたのが、連携の大切さでした。リウマチは全身の病気なので、主治医であるリウマチの専門医だけでなく、必要に応じて呼吸器や循環器など、ほかの分野の専門医とも協力しながら治療していくことが大事だと。そして、定期的に検査を受けること。合併症は早く見つけられれば、重症化を防ぐことができると言われています。【音源:該当回を通しで使用/頭出し・尺は要確認】
■「関節だけの病気」というのは、実は誤解
まず最初に、私自身がいちばん印象に残ったのがここでした。関節リウマチというと、どうしても指や手首が痛くなる病気、というイメージがありますよね。私もそう思っていました。でも有馬先生によると、リウマチは根本的には「全身に炎症を起こす病気」なのだそうです。症状が関節に強く出るので関節の病気に見えるけれど、炎症そのものは体じゅうで起きている。だから関節以外の臓器にも、いろいろな影響が出ることがあると言われています。
■ 気をつけたいのは「肺」
なかでも注意したいのが肺の病気、特に「間質性肺炎」です。肺が炎症を起こして硬くなってしまう病気なのだそうです。初期のサインとして挙げられていたのが、乾いた咳と息切れ。これが続くときは注意が必要で、進んでしまうと呼吸が苦しくなって重症化する恐れもあると言われています。乾いた咳って、風邪のあとや季節の変わり目にもよくあることなので、つい見過ごしてしまいそうですよね。「そういえば最近、咳が長いな」と思ったら、一度相談してみる。それくらいの意識で良いのかなと思いました。
■ 心臓・脳の血管にも関係している
これも意外でした。体の中の炎症が長引くと、血管の内側が傷ついて、そこにコレステロールが溜まりやすくなるのだそうです。その結果、動脈硬化が進みやすくなって、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がると言われています。関節の痛みと心筋梗塞。一見まったく別のことのように思えるのに、「炎症」という一本の線でつながっているんですね。このお話を聞いて、体って本当に全部つながっているんだなと、あらためて感じました。
■ 貧血、骨粗鬆症、そして感染症
そのほかにも、貧血や骨粗鬆症、感染症なども起こりやすくなるそうです。これは病気そのものの影響に加えて、治療に使うお薬の副作用が関係していることもある、というお話でした。リウマチの治療では免疫の働きを抑えるお薬を使うことが多いので、肺炎や帯状疱疹といった感染症にかかりやすくなる面があります。だからこそ、予防としてワクチン接種がとても大切になってくるのだそうです。
■ 「チーム」で診てもらうということ
最後に有馬先生が強調されていたのが、連携の大切さでした。リウマチは全身の病気なので、主治医であるリウマチの専門医だけでなく、必要に応じて呼吸器や循環器など、ほかの分野の専門医とも協力しながら治療していくことが大事だと。そして、定期的に検査を受けること。合併症は早く見つけられれば、重症化を防ぐことができると言われています。【音源:該当回を通しで使用/頭出し・尺は要確認】
アナウンサーかしまだちほのコミュラジオ(医療/旅/ビジネス)
アナウンサー鹿島田千帆/ Kashimada Chiho
- 04:041.
チャプター1
- 02:572.
チャプター2
- 01:383.
チャプター3
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