#864 「ハチ刺されによるアナフィラキシー①」について 獨協医科大学 埼玉医療センター 呼吸器・アレルギー内科 教授 平田 博国 先生/トークショー、クラス会、秋SUP
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■ 医療の話題:「ハチ刺されによるアナフィラキシー①」
ここからは医療の話題です。今日から4回にわたって、獨協医科大学 埼玉医療センター 呼吸器・アレルギー内科 教授の平田博国先生に伺った「ハチ刺されによるアナフィラキシー」のお話を、私からご紹介していきます。
実は私の友人も最近、スズメバチに刺されて、足がものすごく腫れたという話をしていたんです。ちょうど気になっていたテーマだったので、平田先生のお話には思わず身を乗り出してしまいました。
ハチ刺されで亡くなる方は、毎年20人前後
まず先生に伺って驚いたのが、その数です。アナフィラキシーを起こす原因には大きく3つあって、それが「ハチ毒」「薬」「食べ物」。アナフィラキシーで亡くなる方は、年間でおよそ60人から70人ほどいらっしゃるそうです。そのうち、ハチに刺されたことによるアナフィラキシーで亡くなる方が、毎年20人前後。結構な数ですよね。
そして先生がおっしゃるには、特に多いのが、屋外で活動することの多い60代から80代の男性。60代……と聞いて、ちょうどクラス会で再会したばかりの同級生の男子たちの顔が、次々に浮かんでしまいました。山歩きやアウトドアを楽しむ方が増えている今、ちょっと気になる数字です。
原因になるハチは3種類
刺されるとアナフィラキシーを起こす可能性があるハチは、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類だそうです。中でも、ニュースや新聞を見ると、スズメバチによって亡くなる方が多く、致死率が高い可能性があると考えられている、と先生は話していました。あの大きなスズメバチが近づいてきたら……と想像するだけで、体がすくんでしまいますよね。
刺されやすいのは「仕事中」
私が「なるほど」と思ったのが、お仕事との関係です。平田先生が以前、栃木県で診療されていたときのデータでは、ハチ刺されでアナフィラキシーを起こした患者さんの半数以上が、お仕事の作業中に刺されていたそうなんです。
多かったのは、林業、農業、電気工事業、造園業、建設業。そして栃木県ならではなのが、ゴルフ場の管理、養蜂業、そしてイチゴ農家さん。イチゴ農家さんは、ハウスの中で受粉のためにミツバチを使うので、刺されることが多いんだそうです。
ミツバチって、なんだかかわいらしくて、刺されてもたいしたことはなさそう……と思ってしまいがちですよね。でも、アナフィラキシーとしっかり関係があるということでした。
ピークは8月。でも冬も油断できない
では、ハチ刺されが多いのはいつなのか。先生によると、夏から秋にかけて、特に8月がピークだそうです。
ただし、それ以外の季節も油断はできません。冬を越す女王バチもいるので、冬場でも布団や洗濯物、軒下に置いた靴などに入り込んでいて、刺されることがあるんだそうです。長靴を履いたら中にハチがいた……なんて、考えるだけでも怖いですよね。洗濯物を取り込むときや、しばらく履いていなかった靴を履くときは、ちょっと確かめる習慣をつけたいなと思いました。
そしてミツバチの毒のアレルギーの方は、ほとんどがイチゴ農家さん。イチゴの収穫時期にあたる冬から春にかけて刺されやすいそうです。イチゴ王国・栃木に暮らす私たちとしては、ぜひ知っておきたいお話です。
先生のインタビューはこちら
https://www.berry.co.jp/podcast/sounds/doctor/d20260805.mp3
ここからは医療の話題です。今日から4回にわたって、獨協医科大学 埼玉医療センター 呼吸器・アレルギー内科 教授の平田博国先生に伺った「ハチ刺されによるアナフィラキシー」のお話を、私からご紹介していきます。
実は私の友人も最近、スズメバチに刺されて、足がものすごく腫れたという話をしていたんです。ちょうど気になっていたテーマだったので、平田先生のお話には思わず身を乗り出してしまいました。
ハチ刺されで亡くなる方は、毎年20人前後
まず先生に伺って驚いたのが、その数です。アナフィラキシーを起こす原因には大きく3つあって、それが「ハチ毒」「薬」「食べ物」。アナフィラキシーで亡くなる方は、年間でおよそ60人から70人ほどいらっしゃるそうです。そのうち、ハチに刺されたことによるアナフィラキシーで亡くなる方が、毎年20人前後。結構な数ですよね。
そして先生がおっしゃるには、特に多いのが、屋外で活動することの多い60代から80代の男性。60代……と聞いて、ちょうどクラス会で再会したばかりの同級生の男子たちの顔が、次々に浮かんでしまいました。山歩きやアウトドアを楽しむ方が増えている今、ちょっと気になる数字です。
原因になるハチは3種類
刺されるとアナフィラキシーを起こす可能性があるハチは、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類だそうです。中でも、ニュースや新聞を見ると、スズメバチによって亡くなる方が多く、致死率が高い可能性があると考えられている、と先生は話していました。あの大きなスズメバチが近づいてきたら……と想像するだけで、体がすくんでしまいますよね。
刺されやすいのは「仕事中」
私が「なるほど」と思ったのが、お仕事との関係です。平田先生が以前、栃木県で診療されていたときのデータでは、ハチ刺されでアナフィラキシーを起こした患者さんの半数以上が、お仕事の作業中に刺されていたそうなんです。
多かったのは、林業、農業、電気工事業、造園業、建設業。そして栃木県ならではなのが、ゴルフ場の管理、養蜂業、そしてイチゴ農家さん。イチゴ農家さんは、ハウスの中で受粉のためにミツバチを使うので、刺されることが多いんだそうです。
ミツバチって、なんだかかわいらしくて、刺されてもたいしたことはなさそう……と思ってしまいがちですよね。でも、アナフィラキシーとしっかり関係があるということでした。
ピークは8月。でも冬も油断できない
では、ハチ刺されが多いのはいつなのか。先生によると、夏から秋にかけて、特に8月がピークだそうです。
ただし、それ以外の季節も油断はできません。冬を越す女王バチもいるので、冬場でも布団や洗濯物、軒下に置いた靴などに入り込んでいて、刺されることがあるんだそうです。長靴を履いたら中にハチがいた……なんて、考えるだけでも怖いですよね。洗濯物を取り込むときや、しばらく履いていなかった靴を履くときは、ちょっと確かめる習慣をつけたいなと思いました。
そしてミツバチの毒のアレルギーの方は、ほとんどがイチゴ農家さん。イチゴの収穫時期にあたる冬から春にかけて刺されやすいそうです。イチゴ王国・栃木に暮らす私たちとしては、ぜひ知っておきたいお話です。
先生のインタビューはこちら
https://www.berry.co.jp/podcast/sounds/doctor/d20260805.mp3
アナウンサーかしまだちほのコミュラジオ(医療/旅/ビジネス)
アナウンサー鹿島田千帆/ Kashimada Chiho
- 05:071.
チャプター1
- 04:402.
チャプター2
- 01:333.
チャプター3
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