TOPトーク専門家毎朝の思考「本当にそれは自明なのか」とつねに疑おう08:00 2021年11月3日 5,110再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「自明」という言葉の誤解と真実医療逼迫の原因に潜む自明の罠電子書籍が「出版を滅ぼす」は自明か電子書籍市場の成長が示すもの21世紀に問われる「自明」の疑義AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木としなおです。 先日、ノートの記事で、ツイッターでも紹介したんだけど 数学における自明の意味っていうね、すごくいいと言われました。 自明って何なのかってことについて書いている。 URLをこのチャプターのところに貼ってあるので、興味ある人は読んでほしいんですけれど 数学では自明というのは 照明が頭の中で一瞬で書けることを意味している。 いかにも正しそうだから厳密な照明をしなくていいという意味ではありませんと書かれているんですね。 自明って言葉はオノズから明らかと言いますけれども 詳しく説明したりするまでの明らかなことを一般的に使っている。 これ数学に限らずなんだけど、いろんな社会問題とか政治経済の問題でも いかにも正しそうだからこれは正しいんだって思い込んでいる。 自分では自明だと思っちゃっているものってすごく多いんじゃないかなと思うんです。 これね、いろんな議論していてもいつも思うんですよね。 アベマプライムっていうアベマTVの番組に毎週出てるんですけど ちょっと前に、ある仲良くしている出演者の人から 佐々木さん本当に意地悪だよねって冗談まずに言われたことがあって なんで意地悪なのって言ったら、司会者に厳しいじゃないですか。 司会者平石さんって豊田さんのアナウンサーで 別に僕は平石さんをいじめてるつもりは全くないんだけど 要するに元々のテーマがちゃんと設定されている特集とか議事とかでね なのにそのテーマをね、話をしようとしたら そのテーマを佐々木はひっくり返す。 本当にそのテーマは議事ですから逃がすっていう話なんですよね。 家の向かい側が建物を取り壊しているので ちょっと窓を閉めました。うるさかったです。 いやでもそのテーマが本当に正しいかどうかって 元々の議論からね、やっぱり僕は始めなきゃいけないかと思うんですよ。 例えばね、アベマプライムでしばらく間に合ったのだったら コロナで医療が逼迫してますと。 それは医師会という既得権益が嫌がっているからじゃないかと。 そのためにはどうしたら行政処分とか法律とかで医師会を動かせるのか。 法律はどこまで有効なのか。 っていうテーマで議論を始めようとしたので いやいやちょっと待ってください平井さん。 そもそも医師会が既得権益で立ち塞がっているのが 医療逼迫の原因なんですかと。 そこをまず問わなきゃいけないんじゃないの。 なんで医療逼迫が起きているのかってこと。 っていう話をしたわけですよ。 もちろん医師会の力もあるのかもしれないんだけど それ以上にそもそも日常的なさまざまな医療活動 コロナ以外も行っているのが医療機関病院とかクリニックなわけで それをいきなりまず動かすのがそもそも無理なんじゃないかって話とかね。 あとそもそも経営にすごく困難な状況があるんじゃないかとか いろんな要因があるはずで そこいきなり医師会の既得権益っていう風に それを自明のものとしてしまうと なんか議論の根幹がきちんとしてないんじゃないのっていう風に思ったんですよ。 こういうことがすごく実は多くて 例えばちょっと古い話だけど電子書籍が出てきた頃 電子書籍の衝撃っていうベストセラーになった本なんですけど 書いて2010年かな。もう10年以上前ですよね。 結構出版業界の人から袋叩きにあって 佐々木は何言ってんの。電子書籍が出版を救うなんてありえないだろう。 あんな歴史書で本を読む奴は全然ダメだ。出版というかを壊すんだ。 みたいなことを皆さん言うわけですよ。 要するに電子書籍が出てきたら出版が滅びるということを 自明として語っている人がすごく多かったんですね。 僕はそれが自明って本当にそれでいいのかと思って 当時いっぱい書きまくったんですけど電子書籍に関しての原稿を その中で一つしてきたのは じゃあ本当に歴史的に見てもそういう新しい媒体が出てきた時に 社会は悪くなるのか、地位は滅びるのかということは証明されているのか。 例えば15世紀にグーテンベールが印刷をヨーロッパで発明しました。 それまでの写本は一冊一冊修道院で書き写していた分厚い本から ペラペラの紙の本に移行したわけですよ。 その時もこんなペラペラですぐ燃えるし濡れたらダメになる紙の本なんて ダメだって言っている人はヨーロッパにいっぱいいたんですね。 こんなことで印刷じゃなくてその写本の文化滅びると 本がなくなるみたいなことを言ってた。 でも実際にどうだったかというと 印刷が発明されて安価にしかも大量に本が流通するようになった結果 宗教改革が起きる。 キリスト教、カトリックのところにプロテスタンスが生まれてくる。 それはなぜかというと今までは神父様しか読めなかったブラッツリック ヨーヒシの写本の聖書が一般信徒にも読めるようになった。 しかもそれをルターとかドイツ語とかフランス語みたいな いわゆるラテン語ではない民族語で翻訳して それを普通の人が読める本にして聖書をいっぱい刷った。 だからみんな教会を経由しなくても神の声を聞こえるようになった ということが宗教改革の一つの要因になったわけです。 それ以外にもルネッサンスだったりとか あるいは法治国家、法律をきちんと基にして政治を行う国家ができてきたのとか やっぱり全部印刷のおかげなわけですよ。 だから地が多くなるということは決して地をダメにすることはないんだ ということを歴史を遡っている。 そうするといかにして電子組織がダメだと あんなものは地を滅びさせる出版をダメにするというのが 全く地名ではない。 きちんと検証しないといけない前提なんだということがわかるわけですよね。 それが証拠にあれから10年たって今電子組織どうなっているかというと あらゆる本が電子組織で読めるようになってきて 特に漫画なんて電子組織巨大な市場になってますから 結果的には出版業界も電子組織で救われていることって結構あるわけで 全然地名じゃなかったよね。 っていう話なんです。 何でもかんでもそれを地名にして議論を吹っかけるというのは良くないです。 それこそ政治でいうと、例えば第二次安倍政権をすごい反対する人が多かった。 でも人と会うといきなり前提抜きで いや佐々木さん本当に安倍はダメだねみたいなことを言う人がいっぱいいたんだけど その安倍がダメを前提にして政治を語っちゃうと いやそもそも待ってください その安倍政権がダメかどうかっていう前提条件がある議論しなきゃダメでしょうって思うんだけど そういうこと言っても始まらないんであまり返事しないでほっときましたけど そういうケースが非常に多い だから皆さんまず自分が考えている前提が本当にそれが地名なのかどうか そこから疑わなきゃいけないんじゃないか 20世紀終わってもう21世紀に入って20年以上ですよ 古い時代の神話とかいっぱい終わりつつある だから前提条件そのものが変わってきてるってことを もう我々はきちんと考えなきゃいけない そういう時代に入ってきてるんだからまず地名かどうかを疑いましょう これが物を考える議論する上で非常に重要なことなんじゃないかなという風に思います ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:001.チャプター 1https://note.com/taketo1024/n/n32238ea13a41コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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