TOPトーク専門家毎朝の思考いちばん優秀な若者は、いまどこに行っているのか07:33 2021年11月21日 7,525再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次過去のエリートが選んだ道都会を去り地方へ向かう若者IT業界が抱える「閉塞感」地方に生まれた「権力の空白」日本の未来を拓く地方の可能性AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木敏直です。 その時代その時代の人気の職業とか業種ってありますよね。就職するときとかね。 僕は1980年代の後半、ちょうど昭和が終わる年に就職したんです。 大学中退というか助成期で学力不満の新聞社も売り込んだんですけど あの頃僕の同級生たちの優秀な成績の人たちはどこ行ってたかというと 銀行ですよね。今でいうメガバンク、当時は都市銀行、都銀と言われてましたけど そして総合商社、あと電気エレクトロニクス。 総合商社は今もすごい人気高いけど 銀行と電気エレクトロニクスはその後大変な目にあったりして まさか当時あの業種に就職した成績優秀な連中は こんなことになると思ってなかっただろうなと 元気でやってればいいんですけど。 新聞記者を辞めてフリーになって こういう本を書くようになってから結構若い人たちと交流するようになるですね。 いろんな若い優秀な人たちの仕事とか見てきた。 2000年代一番どこが人気があったかというと 外資系都市銀行だと思います。 ゴルドマンサックスとかリーマンブラザーズとか。 でもご存知のように2008年のリーマンショックで 結構あの業界がボカーンと吹き飛んでですね 一気に人気がなくなっちゃった。 2010年代前半ぐらいだと多分人気あったのは 一つは外資系IT。 GoogleとかAmazonとかAppleとかFacebookとかいわゆるガーファーですよね。 そして総合商社。総合商社強いですよね。 最近この2010年代後半ぐらいになってからですね すごい目立つなというこの5、6年感じるのは とびきり優秀な若者が東京とか都会の仕事を辞めて NPOとか社会企業をして地方に行くというケースが多いなと思うんですよ。 コロナになってからこの1年半どうだったかというのは 僕自身もウォッチできてないんでよくわからないんですけど 少なくとも2015、16年ぐらいからの基調としては そういうのがあるかなと思うんです。 ここ最近だとコロナになってから 地方でも軽井沢とか東濃という長野県の東の方 あの辺があたると人気がある。 聞いてみるとなるほどと思ったんだけど 一つは軽井沢町に風越学園という楽天の創業者の人が設立した 幼稚園と小町一環の学校。これが数年前にでき あと柵の南側に柵保町という八ヶ岳の山陸の町があって そこにも大日向小学校というすごい人気のある小学校ができて ここに子どもを通わせるために 30代後半前後ですかね 子どものいる人たちの世代は結構引っ越してきてるなと そういう優秀な連中がこの東濃地区でまた新しくNPOをやったり 会社を作ったりしてるっていうのは結構見聞きします。 今それだけ課題が多くて地方は面白いってことなんでしょう。 2000年頃からずっとITとかウェブの業界見てきてるんだけど ウェブの業界も浮き沈みはあるんだけど 前ほど僕はすごい夢があるって時代じゃなくなったと思うんですよ。 それこそ90年代末に堀江さん、堀江貴文さんとか サイバーエースの藤田進さんとか出てきた頃は 宇宙一の会社を作るとかね 1兆円企業を作るとかってすごい気を吐いていて 野望を抱いてたんだけど 今やっぱりね、GAFA アメリカの大手ネット企業 GAFAって日本語ですけどね 向こうではビッグテックって言いますが そのビッグテックの力が強すぎて もはやIT分野でプラットフォームを取れないんじゃないかと いう感じの閉塞感ってのはやっぱり ここ5、6年すごくあるかなと思うんですよね。 逆に言うと地方ってそういうものがない。 昔はね、地方って利権とかいっぱいあったりとかして 力を持ってる権力者とかいて強かったんです。 農協だったりとか郵便局長会だったりとか 商店街新国名とかね ちょっと小表のおっさんたちがいて 睨みを聞かせてて 若者が来てなんかやろうとしても なんだお前らみたいな感じでね 抑えつけられたりしたんだけど この世代もね 一つはね年齢が上になって退場してきてるってのはありますかね 昭和一桁世代が結構中心だったと思うんですよね 段階世代、その下の段階世代は結構都会に出て行った人が多かったんだけど 昭和一桁は結構地元に残る人が多かった でも昭和一桁って昭和10年生まれが1935年生まれだから もう86とか87ですよそろそろ 社会から退場してきてる 同時に2000年代になってねグローバリゼーションで 例えば地方の工場がなくなったりとかね 商店街がさぶれちゃったりとか 農業も人口がすごい減って 戦争が終わった頃は農業人口確か3000万人くらいだね 今200万人切ってますから だからかつての農協とかね商店街とか そういうとこも全然強い圧力団体じゃなくなってきてる なので権力の空白みたいなのが地方にあり だからこそ東京から若者が行ってもね いろいろ活躍の余地があるっていう状況にはなってきてると思うんですよ 前にねある街でシャッター街だった商店街が ある時期から急にね新しくカフェとかゲストハウスとかね いろんなお店ができるようになってきて それまでずっとさぶれてたらなんでこの時期に急にと思って そういう街おこし街づくりの活動している友人に聞いてみたら いやそれはね簡単なんですよと 世代交代してるんです つまり家主だったのがその割に年上の世代だったんだけど みんなこう施設入ったりとか亡くなっちゃったりとかで 世代交代して孫とかにこうね継承したりする そうするとみんなね何とかしなきゃって 借りた貸したりとかね土地を建物誰かに使ってもらったりとかして どんどん変わっていくと 実はねこういうこの世代交代と新しい優秀の赤者が東京から来てる 大阪から来てるところに実は地方の今すごい可能性があるんだよなと思うんですよ 地方がブルーオーシャンになってきてていろいろことができる これはねだから今まかれた種ってのは5年後10年後にきっと花開きますよ 多分ここから日本のこの地方のこういうところからですね 日本のイノベーションって次の世代のが生まれてくるんじゃないかなと思います だからね皆さんこれから地方行きましょう また明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:331.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう Kazuma Kajita2021年11月21日興味深い回でした。パラダイムシフトはやはり世代交代の要素が大きいのかなと感じますが、地方に出なかった昭和一桁世代の退場と共に若い世代が地方に蒔き始めた種が今後開花していけば、それこそ大きな転換になるのではと思います。返信
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パラダイムシフトはやはり世代交代の要素が大きいのかなと感じますが、地方に出なかった昭和一桁世代の退場と共に若い世代が地方に蒔き始めた種が今後開花していけば、それこそ大きな転換になるのではと思います。