TOPトーク専門家毎朝の思考「監視資本主義」は貧富の差をなくすメリットを持つ07:04 2022年1月2日 5,164再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次監視資本主義が変える社会の姿無料化サービスと貧富の差の関連性自動車の端末化で「所有」は不要か高級品から「端末」へ ブランドの終焉新しい社会で「価値」は何になる?AI文字起こし(β版) # チャプター 1 おはようございます。佐々木としなわです。 新年2日目のVoicy。 監視資本主義って本が出て、いわゆるGAFAって言われるような GoogleとかAmazonとかFacebookとかね、 ビッグテックって言われる巨大ネット企業が我々を監視していると。 監視して、例えば過去の購買履歴だったりとか、 メールの中身だったりとか、 TwitterとかFacebookに投稿した投稿の内容とかね、 そういうものをすべてビッグデータにして、 そのデータを例えばマーケティングとか広告に利用する。 それで儲けていると。 つまりパーソナルな我々の個人データそのものが 富の源泉になっていてですね、 そういう資本主義が生まれてきているよね、 っていう本が結構話題になった。 この監視から逃れなきゃいけないと、 ビッグテックに我々のデータを自由に気ままに奪い取られて、 それによって我々が広告とかを受け取ると、 自分たちの購買意欲そのものもコントロールされるようになっているのはおかしいじゃないか、 っていう理論というか論理でその本が書かれているんですよ。 確かにそこで我々の自由が奪われていて、 監視されているんだと、コントロールされているんだというのは確かにそうなんだけど、 でも一方でこれってサービスが無料化していくイメージってあると思うんですよね。 だってFacebookって無料で使われているのはなぜかというと、 Facebookが我々のデータを広告データとして一種販売してですね、 それで広告会社やクライアントがお金を払っているからだということですよね。 じゃあ有料化すればいいのか。 広告モデルをやめるのであったらじゃあFacebookは次々千円にしましょうと。 千円にした後に使えなくなってくる、 要するにお金をかけなきゃいけなくなってくるって問題があるわけで、 そうすると貧しい人はFacebookを使えないって問題が起きてきますよね。 これはどうなのかなと思うんですよ。 ある意味監視資本主義によって様々なサービスが無料化している。 この無料化していること自体が貧富の差をなくした方向に行くんじゃないか。 例えば車だって今はタクシーにしろバスにしろ電車にしろ全部有料ですけど、 例えばあれをプラットフォーム化して自動運転、 ドライバーの人件費がなくなればもっと安いコストで車を動かせるようになる。 そうなってくると無人の自動運転車が走り回ってお客さんを乗せて降ろすという行為から 様々な情報を集めることができるわけですよね。 例えばどこからどこに行く人が多かったのかとか、 あるいは車内でCM流したりとか、 あるいは動画コンテンツ流したりとかするとどういうものを見ている人が多いかとかね。 あるいは交通情報、様々なデータも取ってこれると。 そういうデータを外販して販売して儲けることができたら ひょっとしたら将来のタクシーは無料になるかもしれない。 そうするとお金のない人でも今まで歩いてテクテクと何キロも歩いて 勤務先まで行かなきゃいけなかったその人たちがタクシーに乗って生きるようになるって すごい貧乏の差が縮めますよね。 そういうことも考えた方がいいんじゃないかなと思うんですよ。 物が端末化していくと物の価値を下げるということが起きるんじゃないか。 自動車が端末になっていくと 車の私有、自分で個人で買うということは意味なくなってくる。 どこでも車を呼べるんだったら、別にわざわざ自分で所有する必要はないよね。 しかも個人の、人間のドライバーが運転する車が自動運転の群れの中に混ざって走っていると 逆に危険だから、すべて車は公共交通にした方がいいって話になるかもしれない。 そしたら車を持つという富の象徴みたいなのはなくなってきますよね。 あの人マサラッティに乗っててすごいとか、ブガッティに乗っててすごいとか そういう価値がそのものは消滅していく。 アップルウォッチもそうですよね。今すごい普及している。 もちろんアップルウォッチは無料じゃなくて5万とか結構そういう値段するんだけど でも一方で、この端末でいいじゃんとこれを持ってれば 自分の身体のデータをクラウドに送信してくれて それで自分の健康を維持管理してくれるという良さがあるから 例えば富裕層もアップルウォッチするようになる。 今まで彼らは100万とか200万とかすごい高級腕時計をしていたんだけど その人たちが5万円のアップルウォッチに変えた瞬間に ある意味そこで貧富の差が縮小するというのは起きるわけですよね。 普通の人とお金持ちと手に装着している、腕に装着している時計が同じものになっていく。 だからある意味そのものが端末化してこういう監視資本主義に飲み込まれていくということは ブランド価値とかがどんどんなくなっていく。 ブランド消費とか記号消費がこれによって完全に終わるんじゃないのか。 2010年代になってからSNSが普及してみんな自己評価をSNSにするようになったので ファッションの意味が薄れた。 SNSはファッションを殺すという有名な言葉がありますけど そういうことが起きてきた。 だからそれと同じようにものが端末化していけば SNSどころかあらゆるテクノロジー、IT化されたものが ファッションとかブランドとかそういうものを殺していくんじゃないか ということが僕は起きるんじゃないかなと思うんですよ。 そうなった時に何が価値に変わってなっていくのか。 もはや物を持つことでは僕は無くなるんじゃないのかなと。 車もファッションもどうでもよくなって。 住まいは高級なところはいいかもしれないけど でもそれだって移動が自由になってきたら 都心のターマンの上の方に住むよりも 田舎の山梨の八ヶ岳山陸とかの小さな家の方が居心地いいことだって起きるわけでしょ。 移動するのが大変じゃなければ別にまさは都心に住む人が無くなると。 そこでもやっぱり価値のあるものっていう意味での家が フラット化していくってことが起きるんじゃないのかなと思うんですよね。 その先に何が価値を生み出すのか。 何が我々を評価する基準になっていくのか。 ってことはもうちょっと考えないといけないかなと思ってます。 これ最近僕はすごい興味のあるテーマなんですよね。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:041.チャプター 1コメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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