TOPトーク専門家毎朝の思考「他人を見た目で評価できない」時代にはあなたの評価眼が試される08:05 2022年4月18日 6,456再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次服装がアイデンティティだった昭和見た目では判断不能な現代社会パワーカップルが見た目で誤解GUとしまむらが変える外見試される個人の評価眼とはAI文字起こし(β版) # 「他人を見た目で評価できない」時代にはあなたの評価眼が試される おはようございます。佐々木としなおです。 すんごい昔なんだけど、学生時代に おもちゃ会社の倉庫でアルバイトしたことがあるんですね。 短い期間だったんだけど、1980年代ぐらいのことです。 倉庫の仕事なんで結構服が汚れるし 制服みたいなのが支給されてそれを着てやってたんだけど その中にアルバイトじゃない社員の人がいるじゃないですか。 その社員の人が昼間働いている時は工場の制服を着てるんだけど ロッカールームで着替えているのを見ると 通勤はスーツ着てネクタイ締めてるんですよ。 思わず当時学生だったんだけど なんでわざわざスーツ着るんですか。 どうせ制服に会社で着替えるのにって聞いたら その人はあれに無然とした感じで 何言ってんだ、佐々木君。それは僕が社員だからだよ。 ちょっと怒ったように言った。 そういうものなのかと。 だからスーツを着てネクタイを締めるっていうのが 正社員である証みたいなね。 そういうことだったんですよね。 単なる工場の工員じゃないぞみたいな そこにある種のプライドとか誇りみたいなのがあったと思うんです。 その時代、昭和の頃ですけど 着ているものでその人の貴族を示すというのはあったのかなと思うんです。 スーツ着ている人は社員 制服というか工員みたいな服を着ている人は工場の工員 女子社員はスモーグみたいな紺色の制服を着せられている。 あるいは学生服を着ていると学生。 僕は大学に入ってから、さすがに大学生は学生服を着てなかったんだけど もうちょっと前になると1960年代50年代ぐらいだと 大学生は学生服を着てましたよね。 だから服装がその人を規定していて 自分たち生きている人間の側もそれに合わせて自分というものを作り上げていた。 人からこう見られる。 自分がどう見られているかというのは 自分の服装でわかるという時代だったと思うんですよね。 でも今の時代は逆に 自分というものを何で貴族を表現するのか というのはもはや見た目では全くわからなくなってますよね。 ウェブの業界とかのスタートアップとかに知り合いが多いんだけど パッと見、単なる髭の汚らしいお兄ちゃんみたいなのが 意外に高収入で能力の高い人が多かったりして もう見た目では全然わからない。 友人に、これも少し前の話なんですけど 大手新聞社の女性記者と、あと大手広告代理店ですね。 名前は2社卓一しかないけど電博に勤めている人です。 その夫の夫婦がいて、いわゆるパワーカップルですよね。 2人で年収合わせて多分3000万円とかぐらいあるんじゃないかと思うんだけどね。 でも夫の方がクリエイティブ局なんで 割によれよれの汚い服を着ているわけですよ。例によってね。 その夫婦には子供がいて、保育園とかに連れて行くわけですよね、交代でね。 新聞記者の妻と、大手広告代理店の夫が。 見た目が特に夫の方が汚いもんだから 周囲のお母さんたちから、何あの人昼間からあんな汚い格好で全然勤めてないんじゃないの。 ひもかなんかなのかしらみたいな感じで評判が悪かったらしいんですよね。 なんかちょっと遠巻きにされて敬遠されていたらしい。 ところがある時何かのきっかけで その夫婦が実は新聞社と広告代理店というパワーアップカップルだというふうに判明した瞬間 急にそのお母さんたちの態度ががらりと変わって 何々新聞なんですって、電泊なんですって みんながチェオフェするようになったという。 当の本人たちは何だか見た目で判断するなよとかって ちょっと無然としてましたけど 見た目じゃわからないよね。 田舎とか行くと最近あれですよ。 もはや無印とかは全然汚い。 無印って都会にしかないですよね。お店としては。 ユニクロもやっぱり結構高いって印象になってきて 確かに昔と比べるとユニクロは高級とまで言わないけど 割に高めの服になってきている。 だからみんな何を着ているかというとGUとかしまむらなんですよ。 一般的にはね。 さらにあと古着っていっても東京にあるような いわゆるビンテージのかっこいい古着じゃなくて いわゆるリサイクル古着みたいなやつ。 老若男のみんなしまむらを着ているので 後姿だけ歩いているのを見ていると年齢がもはやわからない。 小学生が歩いているのかなと思って よく見るとおばあちゃんだったりとか普通にあったりするんです。 そうなると着ている服がその人を説明するというのは全くなくなってきている。 昔はお年寄りというと何かよくわからない 茶色系のペースリー柄みたいな服を着ているイメージがあったじゃないですか。 今はそんなに着ていないですよね。 年配の人だって東京でもそうだけど いわゆるおじいさん服みたいなのは誰も着ていなくて ナイキとかアディダスのスポーツレアを着ていたりしますよね。 見た目でわからない時代。 これは僕はすごくいいと思うんですよね。 変にレッテルバリされないから。 でも一方でさっきの新聞社と電泊のパワーカップルの話でわかるように 人をどう判断するのか。 目の前に汚らしい人が出てきて こんにちはみたいなことを言ってきた時にその人をどう判断するのか。 逆にその人を他人を評価する目の自分の評価が 試される時代になってきているなと思うんです。 だって最近コロナで行ってないんだけど 都心のあちこちのスターバックスとかに行って スタバで盛り盛り原稿を書いて仕事をするってよくやってたんだけど ああいうところってよくマルチとかの勧誘とかやってるじゃないですか。 しゃべり方とか雰囲気ですぐわかるんですよね。 だいたい勧誘される方はイケてない感じの ちょっとダサい感じのお兄ちゃんで 勧誘しているマルチの人はだいたいスーツ やりすぎ感のあるウェイなスーツをバリッと着てたりする。 逆にスーツを着すぎると信用ならないという そういう感じが出てくるのが面白いなって。 だから着てるもので判断するんじゃなくて どうやって担任を評価するのか この人は信頼できる人かできない人なのか すごい人なのかすごくない人なのか すごくない人って言い方は良くないけれど どんな人なのかっていうのを判断するっていう目が求められているという意味で 結構逆に僕は今ので厳しい社会なんじゃないかなと思ったりしました。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:051.「他人を見た目で評価できない」時代にはあなたの評価眼が試されるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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