TOPトーク専門家毎朝の思考勝手に動物を「代弁」してしまう人たちがいる06:49 2022年6月11日 5,899再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次動物の「尊厳」を巡る議論の最前線進化する動物園: 行動展示と保護犬の幸せは人間が決めるものなのか?動物への「勝手な代弁」に潜む危険人間社会にも通じる「代弁」の問題AI文字起こし(β版) # 勝手に動物を「代弁」してしまう人たちがいる おはようございます。さだきとしなおです。 先日アベンマプライムで議論になったんだけど 札幌が動物園の条例を作る 動物の福祉という観点からですね。 動物には尊厳があるので 例えば直接動物に触れられるみたいなのをあまり全面に出しちゃいけないとか あと動物に服着せたりとか 人間にもしたような擬人化するようなことをさせちゃいけない みたいなことが盛り込まれてるんですよね。 動物園のあり方は今後考えなきゃいけないよという話で それこそ単なる見せ物としてスタートした部分もあると思うんだけど 今は絶滅危惧種の保護とか繁殖だったりとかね。 あるいはさらに北海道の朝日川にある朝日山動物園みたいに 行動展示といって 単に動物の姿を見せるだけじゃなくて 動物が生きている環境そのものを見せるみたいなね。 だから下手すとその動物は見えないかもしれないんだけど そうやって生きているのがわかるよねっていうやり方だったりとか あと僕は以前佐渡島に山登りしに行ったことがあって あそこはトキの保護センターがあるじゃないですか。 中国から送られたトキとかを育てたりしてるんだけど そこに行くと、なるべくトキが生きているような自然環境をちゃんと作っていて 人間の側は野鳥の森とかにあるような 箱の中からトキをこっそり覗き見るみたいなね。 そういうような観察のスタイルとかになっていて どっちかというと動物園のように檻の中の動物を見るんじゃなくて 人間の方が檻の中からトキのいるところを見るみたいなね。 そういう仕立てになったりとか、だんだん変わってきてるんだろうなって思います。 この動物を擬人化するというと、服着せるみたいな話がすぐ出てくるんだけど 僕はもう一個の擬人化って結構問題だなと前々から思ってて うちはずっと犬を飼っていて、もう亡くなっちゃったんだけど ケアンテリアっていうイギリス生まれの種類の犬を飼ってたことがあるんです。 イクラちゃんって名前だったんですけど ケアンテリアって元々はイギリスの北の方の寒い島々で 石垣とかにネズミがいると、ネズミがいろんな穀物とか食べちゃうので そのケアンテリアに退治させていたと。 ケアンテリアは石垣の穴とかに潜り込んでゴサゴサと ネズミを取るのが得意だったというのを聞いたんですよ。 ブリーダーさんからね。そういう犬なんだと。 だからケアンテリアは小さい狭いところがとても好きなのよって そのブリーダーさんに言われて、うーんと思った。 でも確かに飼い始めてみるとそうなんですよね。 最初の頃は出かけるときも家の中に普通にノホーズにさせたんだけど それが逆に落ち着かないみたいな。 家中誰もいないところを走り回って 大丈夫かこんなに広くてみたいな。 セルフ警備員みたいな感じになって。 逆にそれは良くないんじゃないかってことになって バリケンって小さなケージみたいなのがあるじゃないですか。 犬が一匹入るとそれでちょうど収まるみたいなね。 それを用意してその中に出かける時に入れてあげるようにしたら もうそこでちんまるとじーっとうずくまって 満足そうにしてるかなっていうね。 特に嫌そうな感じではなかったですね。憐れたりもせずね。 多分狭いところが好きなんですよね。ケアンテリアってね。 でも出かけた時に例えば今日ワンちゃんどうしたのって言われて いやうちで留守番してますと。 どういう風に留守番してるのかって聞かれて バリケンの中に閉じ込めてるんですって言ったら 結構人によってはワンちゃん可哀想とか言う人がいる。 要するに広いところでのびのびするのが気持ちいいんだと。 狭いところに押し込むところなんてなんて可哀想。 人間だったらそうかもしれないですけどね。 犬と人間は感覚が違うよねっていう。 前に目黒に住んでた頃、目黒って結構犬好きな人が多い高級住宅街なので 結構ペットホテルとかを従事していて 一時使っていたペットホテルなんて 普通の値段だとバリケンに入れられて 朝と夕方のご飯の時だけ出されて 散歩も連れて行ってくれるっていうやり方なんだけど 高級オプションもあって 4畳半ぐらいの部屋に犬一匹が独占できるみたいなね。 ホテルのスイートルームですかみたいな感じなんだけど でもそれもね、そんな4畳半のところに一人犬入れられて 本当にその犬は幸せなんだろうかって 犬によって広さを嬉しい犬もいるのかもしれないんだけど 人間の勝手な思い込みで 犬かわいそうとか、犬はこっちの方が幸せだっていうのも やっぱりある種、擬人化の位置形態であんまり良くないんじゃないかなと思うんですよね。 どうしても我々は自分の感覚でしか物を考えられない。 だから犬を勝手に代弁して 本当は自分がそう思っているのに 犬は自分の気持ちと同じであるだろうって思ってしまう人っていうのは やっぱり世の中に結構多いんだよね。 これってある意味ね マイノリティとか人間同士の弱者とかの問題にも通じるところがあるなぁっていう 勝手に自分の思い込みでこの人はかわいそうに違いないって言ってしまうのと 勝手な自分の思い込みでワンちゃんかわいそうと思ってしまうのはやっぱり共通している。 だから人のことを代弁する時、あるいは動物のことを代弁する時には くれぐれもそれは勝手な代弁になってないかを気をつけましょうというお話でした。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚06:491.勝手に動物を「代弁」してしまう人たちがいるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
AI時代に「知」と「知識」を分けて考える 8分・一昨日・ 4,517再生AI目次AIが与える「わかった気」の落とし穴情報としての「知識」価値低下の時代「知識」と異なる「知」が指すもの身体感覚に響く「腹落ち」の正体AI時代に磨くべき人間の「知」の形
2026年の今は1870年代と似ている 10分・10月22日・ 5,731再生AI目次AI時代を読み解く歴史の因19世紀末、驚異の発明集中期近代生活を形作った大変革AIは「馬の代わり」なのかこれから20年で世界はどう変わる?
急登もぬかるみも登山はすべてが快感 8分・10月21日・ 4,571再生AI目次登山道の「想定外」がもたらす試練滑る岩や泥道での転倒と苦労困難を「楽しみ」に変える心境の極意安全登山に不可欠な体力とスキルの追求逆境を笑い飛ばすマゾヒスティックな愉しみ
浜松のホルモン店・岩田屋さんを応援したい 9分・10月20日・ 4,943再生AI目次岩田屋の当て逃げ、店主が取った異例の行動とはSNSで容易に逆転する被害者と加害者熱海の無人駅で起きた世論の反転劇加害者は本当に悪なのか?見落とされがちな真実岩田屋が示す「救い」の社会を築くヒント
リニアとノンリニアを結ぶ触媒としての手書きメモ 7分・10月19日・ 5,280再生AI目次線形でバラバラな情報の課題とは?iPad手書きメモが導く思考の触媒富山茂彦が提唱「触媒としての私」曖昧な思考を立体化するメモの力3Dの「山」のように知識を結ぶ思考
人間への信頼とAIへの信頼の違いについて 9分・10月18日・ 6,029再生AI目次AI進化が問い直す人間の「努力」の価値AIが超えた分野で光る「人間」の物語なぜAIではなく人間の文章が心に響くのか「機械の信頼」と「人の信頼」根本的な違いAI時代に書き手が「人生」を綴る意味とは
図書館に人生を助けられた少年期の話 9分・10月17日・ 5,749再生AI目次少年期の苦境、唯一の逃げ場父に禁じられた読書と秘密『赤毛のアン』に見た希望とは書籍は唯一の親友、心の友AIと書籍、心の拠り所の変遷
農水大臣辞任と美人投票の共通点 9分・10月16日・ 6,325再生AI目次柳野農水大臣辞任 発言の真意は?昭和の利益誘導政治と現代の変容政治家の「力」と美人投票の共通点株式市場と新聞に潜む「幻想の力」美人投票が示す「時代の残滓」と未来