TOPトーク専門家毎朝の思考「ビジネス書」と「文化教養」の境界が揺らいできてると思う07:04 2022年7月23日 6,286再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「ビジネス書」と「人文書」の曖昧な境界線Web3やメタバースが変える未来の社会とはメタバースと自動運転に共通する「関係」の進化自己表現の場としての「ビジネス」の台頭「ビジネス書」の定義が大きく変わりゆく背景AI文字起こし(β版) # 「ビジネス書」と「文化教養」の境界が揺らいできてると思う おはようございます。さだきとしなおです。 今度、門川から新しい本を出すんです。 多分先日編集者と打ち合わせして 観光時期10月か11月ぐらいかなという感じなんですよね。 その時、編集者の人とやり取りしてて、ちょっと気づいたことがあって さだきさん、この本はどう打ち出しますか? ビジネス書ですか?それとも人文書ですか? みたいなことを言われて ビジネス書か人文書? って聞き返すと、だからビジネス書として売るのか ビジネスパーソンに受ける本として売るのか それとも文化論とかそういう感じの本として売るのかと。 具体的にはその本はメタバースとかウェブ3の話とかを書いているので 例えばメタバース文化論みたいなタイトルにするのか それともメタバースのビジネスについて書くのか どっちなんでしょう?って言われて そう言われてもねって感じだったんですよね。 ビジネス書の定義ってそもそも何なのかって聞き返したら 編集者氏もそう言われると定義ってよくわからないですよね っていう返事だったんだけれど 明日の何かわからないけど 営業に役に立つかって言われると別に役に立たない トイレ掃除しろとか靴磨けとか何も書いてないので いわゆる自己啓発本とかではない ビジネス書の定義って一体何なのか ビジネス書って今はめちゃくちゃ幅広いですよね 昨日話した小説の市場がすごい小さくなっている 漫画は爆発的に増えているんだけど 一方でビジネス書っていうジャンルの本は 割に回復してきてるんですね 市場はだんだん大きくなってきてる 昔はビジネス書ってサラリーマンが出世のために読む本とか そういうイメージだったんですがそんなのじゃなくなっているよね 大型書いた今度出る本というのは web3とかメタワースとかいろいろ言われてるんだけど それって一体何を変えようとしているのか テクノロジーによってそれは何が変わるのか 我々の社会のね その先にどういう新しいテクノロジーの方向性が出てくるのかってことを書いてる 具体的には今はメタワースって別人格だとかいう話が出てるんだけど でもネットが出てきた頃も別人格、ネット人格みたいな話だったけど そんな風にはあんなのがなくて 結局リアルの人間関係にかなり影響されてくるじゃないですか リアルとネットが近づいてきてるっていうね メタワースも多分同じようにそうなると じゃあメタワースが何を変えるかというと 僕は自動運転と同じ枠組みで考えていて 参加することのハードル、関係することのハードルが一時的に下がるんじゃないかと つまり遠隔にいる人、田舎にいる人でもメタワースとか自動運転を使えば 都市にいる人と同じように人々と関係することができるようになる。 web3に関しても結局あれって別に NFTとかでお金儲けみたいなやたらと儲ける話ばかりになっちゃってるんだけど そうじゃなくて本当は プラットフォームとか人間がそれぞれ相互に関係する 新しい仕組みを作ろうとしてるんじゃないかっていう ちょっとややこしい話なんで 今このボイッシーだけで喋るのは無理なんですけど それもやっぱり関係の話だよね。 だからメタワースのweb3を合わせて関係することについてのテクノロジーみたいなのが これから出てくるんじゃないかっていう ある種の未来予測的な内容を書いてるんですよね。 だから未来予測本ってことなんだけど それビジネス書なのかって言われると別に 明日この株を買えとか、このビジネスになるとかそういうことは書いてない。 でもビジネスパーソンであってもこれからテクノロジーがどう変わっていくのか どういう可能性があるかということを知りたい人はたくさんいると思うので そういう人にとっては僕は結構刺さると思うし 面白く読んでくれるんじゃないかなというふうには期待してるんですよね。 そういう意味ではビジネス書なのではないかと思う。 そもそも考えるとビジネスってものがまるで無機的だね。 人間の心とか情念とかそういう豊かな文化や教養とは関係ない 何か機械的で人工的なものってイメージが未だにふっとあるんだけど でももはやビジネスってもの自体が我々の社会や文化と一体化してるって感じはする。 単なる金儲けということだけではなくて。 それこそワークライフバランスじゃなくて 僕はワークライフインテグレーションだというふうに最近主張していて 働くってことと人生というのは融合していくことだ。 働くことこそが自分の自己知的にならなきゃダメだってことを考えれば ビジネスもイコールだよね。 しばらく前にこのボイシーで話したけれど 昔は例えば若者が自己表現したいというと音楽とかアートとか そっちに行ったんだけど最近の若者で自己表現したい人っていうのは もちろん音楽をやる人もいるんだけど一方で起業するっていうね この社会をハックして新しい価値を与えたいみたいな そういう方向にいく人はすごく増えている。 だから企業家が創業メンバーと集まって撮る写真は まるでバンドのジャケット写真みたいだという話を紹介したと思うんですけれど ああいうことだと思うんだよね。 だからビジネスと社会がすごく一体化して 文化、ビジネス、社会 それが一つの融合されたものになってきてるんじゃないかな。 それをどの面から見るかによって文化にも見えるし 社会論にも見えるし、テクノロジーにも見えるし 時にビジネスにも見えるんじゃないかなというね。 テクノロジーそのものがもう社会の中心というか社会の土台になってきてますからね。 そう考えるとビジネス書っていう枠組み自体が ものすごく僕は広がっている感じがするし ビジネス書って言葉じゃなくてももはやいいんじゃないかという感じさえ思ったりしてます。 じゃあお前は一体何の本を書いてるんだって言われると 小説ではありません。 随筆エッセイでもありません。昨日話したけどね。 じゃあビジネス書なのか。ビジネス書の一種ですよね。 人文書なのか。人文書の要素もあるかもしれない。 なんだかわからないけど 本ではあります。 それぐらいしか説明しようがないかなとつくづく思います。 ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:041.「ビジネス書」と「文化教養」の境界が揺らいできてると思うコメント感想・質問・応援メッセージを書こう
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