TOPトーク専門家毎朝の思考終戦記念日を前に、あらためて戦争について考える07:26 2022年8月10日 6,106再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次「戦争は人間的な営み」:その本質「悪い奴」が戦争を起こすのか無謀な選択の裏にあった論理とは悲劇の経験だけでは防げない戦争変化する世界で平和を守る方法AI文字起こし(β版) # 終戦記念日を前に、あらためて戦争について考える おはようございます。さわきとしなおです。 8月に入って、暑い日が続いて 現場記念日が広島、そして長崎とやってきて そして8月15日がまた来るわけです。 終戦記念日ですよね。 しばらく前に読んだ本で 戦争は人間的な営みである。戦争文化志論という。 戦争についてもう一度考えてみましょう。それはすごく面白くて 戦争がなぜ起きるのか。 日本の戦後平和を考えるときに、それはヒトラーがいたからだ あるいは東條秀樹がいたからだみたいな 積極的に戦争を起こそうとする悪い奴がいるから戦争が起きるんだ というふうに思っている人が多いんだけど もちろん中にはそういう戦争もあります。 ヒトラーが戦争を起こしたのは間違いないわけだよね。 別にソ連と戦う必要はあの時点ではなかったはずなのに 戦争を広げていったのはヒトラーの思惑だったわけでしょ。 今のロシアウクライナ戦争だってそうですよね。 別にウクライナは責められる理由は何もないんだけど プーチンが戦争を引き起こしたというのもこれも間違いない。 でもその本に書いてあったのは一方で多くの戦争では 今戦争という手段を取ることが自分たちには必然であり やむを得ないことだと考えているケースが多い。 いつの時代の政治指導者も兵士も国民も この戦争だけはこれまでのものとは違うのだ 仕方がないのだと感じる傾向が強い。 後から振り返ればそんなことはないだろうというふうに思っても 当時の人はそう思ってたということです。 アジア大平洋戦争は日本は何で戦争を起こしたのか アメリカとか相手に絶対勝てないのは分かっているのに そんなのは後から考えれば分かることじゃない、子供でも ってみんな思うんだけどやっぱり当時 ABCD法輪文とかで経済封鎖されて いわゆる今でいう経済制裁ですよね。 でも石油もやってこない物資も来ないと このまま自利品になるだけであると だったら一縷の望みをかけて戦うしかない。 なんとかドイツがソ連を破ってくれれば あるいはイギリスを破ってくれればなんとかなるんじゃないか みたいな非常に少ない確率に賭けてしまったってことなんですよね。 だから今思うと日本の戦争は非常に無謀だったんだけど 一方で当時の人たちはもうこれが仕方ないやるしかないっていうね なんかそういうふうに考えていたんだってね。 そういう何で戦争を起こしたのかってことを ちゃんと考えるっていうのはすごく大事。 実際、歴史学の学問の世界では 加藤陽子さんのそれでも日本人は戦争を選んだとか なんで日本はあの当時戦争を始めちゃったのかってことについて 改めて詳細な分析をしていろんなことを考えている本がたくさん出てる。 だから我々はもっとそういうのを学ぶべきなんだよね。 でも未だにメディア報道とかSNSの投稿とかを見ていると 悪い奴がいるから戦争を起こすんだみたいなね。 なんかそういうふうに思っている人が多い。 そこには本当の学びはないんじゃないかなと思うんですよ。 それはまさに今、8月15日前後になると 新聞でもテレビでも平和報道と言われる 年に一度の戦争を振り返る記事とか番組とかを作るんだけど なんかやっぱり未だに語り継ぐ戦争ってやってて 沖縄で特攻隊に乗った人の話だったりとか 東京大空襲で家を焼かれた人の話だったりとか あるいは南方の戦線でウェジになりそうになった元兵士とか そういう人たちの話を聞いている。 それはもちろん大事なんだけど そういうマクロではないミクロの視点での戦争の話だけだと やっぱり見えてこないものがあると思うんですよ。 あの戦争は酷かった。あんな戦争を二度と起こしてはならない。 というのはもちろん大前提でそうなんだけど でもそれだけ言っているだけじゃやっぱり戦争が起きちゃう。 それこそ日本の戦後社会が戦争をやらないと決意したのは それは自分たちが侵略されないんじゃなくて 自分たちがもう侵略しないってことを決意した反戦兵はだったわけなんですよね。 それがまさにこの21世紀になって 気がついたら周りは中国、ロシア、北朝鮮って核兵器を持っている わりに強権国家ばかりで いつ自分たちが攻められるかわからないっていう 侵略しない国になろうじゃなくて侵略される可能性があるっていう風に 立場が180度逆転してしまった。 そこでどうやって反戦兵は守るのかというと あの戦争は大変だった。もう二度と悲劇を繰り返してはならない と言っているだけではやっぱり もう済まなくなっていると思うんですよね。 そこでだからもっと現実的にどうやって平和を守るのか考えましょうって言っても そういうことを言うから戦争が起きるんだっていう風に 考えること議論すること自体を否定してしまっては 何も先に進まないんじゃないかなと。 だんだん時代は変わっていき社会情勢、世界情勢の変化によって人々の世論が変化していくので やがてこの21世紀の情勢は当たり前と思う人たち 前の世紀の常識がだんだん薄れていくってことが起きてくれば 社会の理念そのものも変わっていくのかもしれない。 今はその過渡期なのかなという感じがします。 ただ過渡期で徐々にしか変わっていかないんだけど 一方で国際情勢って結構劇的に変化してきてしまうので そこが追いつくのかどうかっていうところもちょっと心配だったりするんだけど でもそこであまりに過激に動かそうとすると それでまた別のネガティブな副作用が起きたりする。 こうやって情勢に対応すること、そして文化とか世論が変わっていくことは なかなかうまくスムーズに行こうすることはないんだろうなというふうには思います。 ただみんなで改めて、日本は戦争をなぜやってしまったのか どうしたらこれから戦争を止めることができるのかということは ステレオタープにならずにこれからもずっと議論していくことが大事なんじゃないかなと思います。 それにしても暑いよね。ではまた明日。 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚07:261.終戦記念日を前に、あらためて戦争について考えるコメント感想・質問・応援メッセージを書こう rie2022年8月10日以前、失敗の本質を読みましたら、前職の会社組織そのものでした。何も変わっていない様な気がしてしまいます。返信 ターボー2022年8月10日おはようございます。全くそう思います。混沌な世の中、何事も前に進めるには鳥の目が必要ですよね。3返信
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全くそう思います。混沌な世の中、何事も前に進めるには鳥の目が必要ですよね。