TOPトーク専門家毎朝の思考 奥秩父・富士見平小屋奇譚08:17 2022年8月23日 5,744再生 問題を報告する 再生する シェアする AI目次奥秩父・富士見平小屋 冬の怪体験天窓に現れた顔と深夜の謎の足音数年後、小屋で起きた殺人事件の真相未解決事件と語り手の体験の不気味な符合賑わう小屋に残る凍える過去の記憶AI文字起こし(β版) # 奥秩父・富士見平小屋奇譚 おはようございます。佐々木敏夫です。 お盆も明けて8月もあと残り少しになってきて 夏休みもだんだん終わりに近づいてきてますけど 相変わらず暑いですよね。 夏って言うと、最近そうでもないのかな。 昔よくみんな階段とか 稲川隼士さんという言葉が 稲川隼士さんの名前が夏の記号になりました みたいな話がこの前あったけれど このボイシーでもたまには趣を変えて 昔経験したささやかな階段でも話をしてみようかなと。 奥地地部に金普山というとても素晴らしい山があって 遠くからでも頂上に五条岩というちょっと尖った石の大きな塔があって それがどこからでも見えるんですね。甲府盆地とかからでも。 とても綺麗な山。 その側には水垣山という岩だらけのかっこいい山があって その2つはよくセットで登られている。 ちょうど登山基地になっているのが藤見平小屋という これは今すごい人気の山小屋でテントも張れるんですけれど クラフトビルとかは結構出してたりとか 建物も綺麗だし人気の小屋なんですよね。 ここは僕は昔最初に登って藤見平小屋に行ったのは1980年代の初めぐらいで もうすごい昔の話ですけど 40年ぐらい前なのかな。 大学生になったばっかりの頃で あの時は確か男3人女3人で6人ぐらいで登ったんですよ。 しかも季節は冬だった。1月か2月ぐらいですね。 妊婦さんは雪山ってほどではないんだけど そこすごく雪があるのでピッケルとアイゼンをつけて登るんですけれど 冬山なので山小屋も閉まっていて ただ当時の藤見平小屋は避難小屋になっていて つまり冬の間は小屋の管理人さんはいないんだけど 開放されていて誰でも泊まれると。 僕らはテントを担いで行ったんだけど 小屋が開いてたのにこれはいいよって言うので小屋に泊まったんですね。 入るとドマになっていてテーブルがいくつか並んでいて 奥の方が小文字型のドマになって そこにシュラフ、寝袋を敷いて寝るっていう感じ。 ちょうどその時、男さんには山小屋の入り口側に背中を向けて座っていて 夜多分6時ぐらいかな。もう真っ暗だったと思うんだけど 女性さんには扉の方を向いて座っていた。 扉はもちろん閉まっていたんだけど上の方に天窓がいくつかあったんですね。 男の方からは背中だから見えない。 女性さんには天窓が見える。 そういう位置で食事をしていたら その場でカレーか何かを作って食べていただけなんですけど 突然女性さんにすごい息を呑むような声をしたんですよ。 え、何?って聞いたら、今上の天窓から顔が見えた。 どんな顔?なんか目がギョロッとしてた。 え?人がいるの?でも天窓はずいぶん上の方だよ。 一応ちょっと不安だから外を見にかかって行って 山小屋のドアを開けてみんなで外へ出てみた。 女性たちは怖がって出てこなかったですけどね。 そしたら真っ暗だし誰も泊まってない。テントも張ってない。一人一人いない。 ただそこには冬の山の暗闇が広がっているだけだったんだよね。 何にもないんじゃないか。 木の枝が揺れたりとかしたのが見間違えたんじゃないの? みたいなことを話しながら一旦その場を収まって 夜8時ぐらいになったので、じゃあまあ寝ますか。 明日の朝早いしねって言うんで みんなはこの地形の板沼のところでシュラフに潜って眠ったんですよ。 僕は全然そういう怪奇物とかオカルトとか鈍感なので全く気づかなかったんだけど 朝起きたらまたみんながソワソワしている。今度は男までソワソワしている。 何があったの?何かあったの?って聞いたら 昨日寝ている時にこの地形の板沼のところに誰か歩いて入ってきた。 何かそういう感じの音がした。 怖いからみんな目をつぶって寝ていたって言うんですよね。 僕は全く気づかなくて、何だろうそれ。でも人はいなかったじゃん。 という話をして、それはその時にそれで終わったんですよね。 一体何だったんだろうね、あの時は。 ところがその翌年か翌々年かな、この不死身であらわれて大変な事件が起きる。 女性の会社員の登山者が遺体で見つかるんですね。 よく見たら遭難したんじゃなくて殺されていた。 殺してたのがその不死身大和屋の夏の管理人さんだったんですね。 その人は捕まって、当然殺人罪で起訴されて 確か懲役十何年の実刑判決を受けて という事件だったんだけど それは僕らが不死身大和屋に行った後の話なんだけど 実はその不死身大和屋はもっと前、70年代の終わりぐらいかな 女性が二人ぐらいに行方不明になっているんですよね。 しかも一人は不乱死体で見つかっている。 噂でしかないし根拠もないし起訴はされてないんだけど その小野番の人が、その女性二人を殺したんじゃないか というのは結構当時言われていた。 警察もそういう見方をしていたみたいなんだけど 結局証拠がないので、それでは立憲しなかったという事なんですね。 という事は我々が不死身大和屋に泊まったあの時って もう女性二人は殺されていて しかも一人の遺体は確か見つかっていなかったから あの近所で埋まったままだったのか。 しかもあの時、冬だから管理人いなかったけど 夏とか秋とかその直前まで来てたのは あの殺人事件を起こした管理人だったのか という事に気づいてね 一緒に行ったメンバーの間で え?という言葉にならないゼックみたいな感じだったんですよね。 幽霊だったのか、それともあの小野番の人が様子見に来てたのか 何だかわかんないんだけど なんとなく不気味な思いをしながら その不死身大和屋の話をなんとなくみんな心に秘めてたんだよね。 でもあれから何十年も経って不死身大和屋はすっかり綺麗になって 賑わう人気の小屋になり みんながクラフトビールを飲んでたりするんだけど 何年かに一度ぐらい金布とか水がけの堀に行って あの小屋の横を通りがかるたびに なんとなく当時を思い出してひんやりした気持ちになります。 というわけで今日は冬の話だけど夏っぽい怪談でした。 ではまた明日 もっと見る毎朝の思考佐々木俊尚08:171. 奥秩父・富士見平小屋奇譚コメント感想・質問・応援メッセージを書こう グミ2022年11月8日佐々木さんのような方が、この様な体験談をさらりとお話下さった事を、大変有り難く感じました。voicyでは話題にならないテーマだと気づきました。私は、ユウタイリダツの経験まであります😱でも、同じ体験をした人に、実際に今まで会った事はなく(そんな話、しない?)あの体験は一体何だったんだろう🤔と今だに思います。日常の事はことごとく忘れるのに、あの時の仔細は10年経っても忘れません。返信 ながなり2022年9月14日え!恐w返信 木村 渚2022年8月23日おはようございます。毎日聞いています!!まさかの怪談で、朝から背筋が寒くなりました…また今日のような変わり種(?)のお話も楽しみにしています!2返信 俊尚 佐々木2022年8月23日ありがとうございます。1
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voicyでは話題にならないテーマだと気づきました。私は、ユウタイリダツの経験まであります😱でも、同じ体験をした人に、実際に今まで会った事はなく(そんな話、しない?)あの体験は一体何だったんだろう🤔と今だに思います。日常の事はことごとく忘れるのに、あの時の仔細は10年経っても忘れません。
まさかの怪談で、朝から背筋が寒くなりました…
また今日のような変わり種(?)のお話も楽しみにしています!